きかんしゃ やえもん
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『きかんしゃ やえもん』は、日本の絵本。作者は阿川弘之(文)と岡部冬彦(絵)。擬人化された古い蒸気機関車を主人公とする作品で、1959年に岩波書店より「岩波の子どもの本」シリーズの一作として刊行された。小学校の国語の教科書に掲載されたり、影絵劇化、アニメ映画化されるなど、広く知られたロングセラーであり、2007年9月までに累計122万冊が売れ[1]、刊行から60年以上を経た2021年現在でも新品で入手可能である。
- ^ トーハン『ミリオンぶっく』2008年度版。
- ^ a b c 中川あゆみ「きかんしゃやえもん」(大阪府立国際児童文学館ウェブサイト 「日本の子どもの本100選 1945年〜1978年」)[1]
- ^ のち交通博物館を経て現鉄道博物館
- ^ 竹迫祐子「絵本、むかしも、いまも… 第37回」『子どもの本だより』(徳間書店)2003年7-8月号[2]。厳密にこれに該当する機関車は存在しないが、400形の派生形の1つである870形(イギリスよりの輸入機)の1両が鹿島参宮鉄道で使用されたほか、同じく派生形の800形は参宮鉄道が汽車製造に発注して国内で製造されている。
- ^ 「劇団かかし座の歴史」 劇団かかし座
- ^ 「きかんしゃやえもん」 劇団かかし座
- ^ 製作は1970年代前半と思われるが、正確な時期は未確認。
- ^ 実際の東京駅には入線しない。
- 1 きかんしゃ やえもんとは
- 2 きかんしゃ やえもんの概要
- 3 刊行の経緯
- 4 アニメ版
- 5 関連項目
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