つくし【土=筆/筆=頭=菜】
読み方:つくし
早春に出るスギナの胞子茎。筆状で淡褐色、節に「はかま」とよぶ葉がつく。頂部から胞子を出すと枯れる。食用。筆頭菜(ひっとうさい)。つくづくし。つくしんぼ。《季 春》「古草にうす日たゆたふ—かな/竜之介」
つくし【筑紫】
土筆
筆頭菜
ツクシ
土筆
筆頭菜
スギナ トクサ科
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芽 | 葉 |
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DATA |
春を告げる植物として取り上げられるツクシは、スギナの胞子茎である。ツクシが枯れる頃スギナが芽を出し、30cmから40cmほどに伸びる。 |
ツクシ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 00:51 UTC 版)
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ツクシ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 03:14 UTC 版)
春に、地下茎からツクシという胞子茎(または胞子穂、胞子体)を出し、胞子を放出する。薄茶色の円柱形で中空、「袴(はかま/ハカマ)」と呼ばれる茶色で輪状の葉の変形物が鞘状になって、茎を取り巻いている。頂には六角形の胞子が密生する茎の部分を覆っている皮のことで、ツクシの場合は土中から生えるときに穂先などを保護する役割を持っており、成長後も残っている。ツクシの丈は10 - 15センチメートル (cm) 程度である。 ツクシの成長後に、それとは全く外見の異なる栄養茎を伸ばす。栄養茎は茎と葉からなり、光合成を行う。鮮やかな緑色で丈は10 - 40 cm程度。主軸の節ごとに関節のある緑色の棒状の葉を輪生させる。上の節ほどその葉が短いのが、全体を見るとスギ(杉)の樹形に似て見える。 ツクシの穂は、やがて緑色を帯びたほこりの様な胞子を排出すると枯れてしまう。顕微鏡下で見ると、胞子は球形で、2本の紐(4本に見えるが実際は2本)が1カ所から四方に伸びている。これを弾糸という。この弾糸は湿ると胞子に巻き付き、乾燥すると伸びる。この動きによって胞子の散布に預かる。顕微鏡下で観察しながら、そっと息を吹きかけると、瞬時にその形が変化するのをみることが出来る。 また「ツクシ」は、俳句において春の季語である。 胞子を散布する直前の状態 胞子を散布した後のツクシと、地面から次々と出てくる様子。 胞子茎と栄養茎のつながり 胞子形成部の外観(拡大) 胞子形成部断面 乾燥状態の胞子 加湿状態の胞子
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