樹形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 16:35 UTC 版)
果樹を栽培する時の樹の形。主幹及び骨格枝の配置で樹形が決まる。 主幹形(しゅかんけい) 主幹が中央にまっすぐ伸びた樹形。幼木時に主幹形でも、樹齢が進むにつれ、変則主幹形に移行する。ハウスミカンなどの超密植栽培時に用いられる。 変則主幹形(へんそくしゅかんけい) 主幹を2~3mで切り、主枝を3~4本配置する樹形。カキやクリ 開心自然形(かいしんしぜんけい) 主幹を60cm程度設け、主枝を立て気味に3~4本設置する樹形。カンキツやウメ 開心形(かいしんけい) 盃状形(はいじょうけい)とも呼ぶ。主枝を開帳させ3~4本設置する樹形 たな仕立て 棚を使用して、枝を棚に誘引する。ブドウ・キウイフルーツ・ナシで用いられる。
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「樹形」の例文・使い方・用例・文例
- 観賞用に栽培される魅力的な樹形と部分的にしだれた枝を持つ小型のイチイ
- インド産インドソケイで、直立する性質と円錐形の樹形を持つ
- 主としてオーストラリア産のオレアリア属の魅力的な樹形を持つ各種の低木の総称で、美しく時に芳香のある常緑の葉と、豊富に咲く白や紫あるいは青の舌状花を持つヒナギク形の花を目的に栽培される
- 系統発生の関係を説明するのに使う樹形図
- 文学作品の原稿の送信の改造を示す樹形図
- 樹形が円錐形をした木
- 樹形図という,数学的な図形
- 手を加えて樹形を整えること
- 風衝木という,一定方向の強風のため,特殊な樹形を示すようになった木
- 剪定せずに,のびのびと育て自然樹形に近づけた街路樹
樹形と同じ種類の言葉
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