いちい〔いちひ〕
「いちいがし」に同じ。
いち‐い〔‐ヰ〕【一位】
読み方:いちい
イチイ科の常緑高木。深山に生え、樹皮は赤褐色で浅い裂け目がある。葉は針状で、ややねじれた羽状につく。雌雄異株。実は種子を肉質の仮種皮が覆い、秋に熟して、甘い。材は緻密で光沢があり、建築・家具・細工物に用いられる。笏(しゃく)の材料としたところから位階の一位にちなむ名。あららぎ。おんこ。すおうのき。《季 実=秋 花=春》「落人に愛されし峡(かい)—の実/不死男」
いち‐い〔‐ヰ〕【一位】
いち‐い【一意】
読み方:いちい
いち‐い〔‐ヰ〕【一×葦】
イチイ
サハリン、千島、北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国東北部、シベリア東部などに分布しており、温帯北部、亜寒帯に見られます。最近では非常に少なくなり、とくに大きいものを見る事は稀になりました。原木の市場に並べられているものをみても、丸太は凸凹で、細く、短いものがほとんどで、他の樹種に比較すると大変見劣がします。 ■木材 ■用途 |
一位
伊智比
伊智比
伊知比
櫟
櫟
石櫧
赤櫧
赤檮
赤檮
イチイ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/12 02:02 UTC 版)
イチイ(一位[7]、学名: Taxus cuspidata)は、イチイ科イチイ属の植物。またはイチイ属の植物の総称。常緑針葉樹。寒冷地や深山に生え、植栽にもされる。英語では Japanese Yew と呼ばれ、同属のヨーロッパイチイ T. baccataは単に Yew あるいは European Yew と呼ばれる。秋に実る赤い実(仮種皮)は、食用にできる。生長が遅く年輪が詰まった良材となり、弓の材としてもよく知られる。
- ^ a b Conifer Specialist Group 1998. Taxus cuspidata. In: IUCN 2010. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2010.4.
- ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Taxus cuspidata Siebold et Zucc. イチイ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年7月12日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Taxus biternata Spjut イチイ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年7月12日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Taxus caespitosa Nakai var. angustifolia Spjut イチイ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年7月12日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Taxus caespitosa Nakai var. latifolia (Pilg.) Spjut イチイ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年7月12日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Taxus cuspidata Siebold et Zucc. var. borealis Tatew. et Yoshimura イチイ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年7月12日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n 田中潔 2011, p. 53.
- ^ a b 辻井達一 1995, p. 6.
- ^ “イチイ”. www.hro.or.jp. 2021年11月6日閲覧。
- ^ “第39回(公社)日本口腔外科学会中部支部学術集会 オプショナルツアー 周辺情報”. 信州大学. 2020年9月2日閲覧。
- ^ a b c d e f “アイヌ語辞典 日本語名:イチイ(方言:オンコ) アイヌ語名:ラルマニ”. アイヌ民族文化財団. 2022年4月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月9日閲覧。
- ^ 斎藤 (1986), p. 47
- ^ a b 辻井達一 1995, p. 7.
- ^ a b 辻井達一 1995, p. 8.
- ^ a b c 辻井達一 1995, p. 9.
- ^ a b c d e f g 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文 2014, p. 243
- ^ 米倉浩司・梶田忠(2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)
- ^ 斎藤 (1986), p. 215
- ^ 斎藤 (1986), p. 94
- ^ 斎藤 (1986), pp. 96–100
- ^ 斎藤 (1986), pp. 101–103
- ^ 斎藤 (1986), p. 95
- ^ CITES species database
- ^ 瀧井康勝『366日誕生花の本』日本ヴォーグ社、1990年11月30日、270頁。
イチイ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/13 15:34 UTC 版)
上位種の一人。昔、ザクロとの戦いで彼のツノを切り落とした。能力は未知数だが、ザクロに気づかれずにツノを切り落とし、御形の攻撃を素手で受け止めていた。表向きは黄櫨(はぜ)という名の人間として、長い間自ら人間と直接関わりを持っていた(ザクロにはその存在すら知られていなかった)。傀牙と人間の勢力バランスを微調整させるため、傀牙の存在を知る人間を集めて蒐集者組織を結成し、自らリーダーとして仮面の最高幹部達を束ねている。また秘密組織の地下深くで、蒐集者達の集めてきた傀牙の種を栄養源とする謎の巨大樹を弟子に育てさせ、この樹を原料とし、自らの魂を少しずつ吹き込んで武具を開発している。流れの中で人間に自分達以上の可能性を感じ、ザクロのツノを切断した剣を萩に渡した。審判後、その剣が自分の残りの命を使って製作したことを話し、花の様に散る。
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イチイ(Yew)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 03:43 UTC 版)
「ハリー・ポッターシリーズの用語一覧」の記事における「イチイ(Yew)」の解説
イチイの杖は珍しい部類に入り、理想的な持ち主もまた、たぐいまれなる力を持つ者で、悪名高い人物の場合もある。たとえばヴォルデモート卿(トム・リドル)の杖もイチイである。芯材は不死鳥の尾羽根で、同じ個体の尾羽根がハリーの持つ杖に使われている。
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イチイ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/13 08:51 UTC 版)
「まもって!ロリポップ」の記事における「イチイ」の解説
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「イチイ」の例文・使い方・用例・文例
- ナツメグイチイ
- 1つの種:寄生虫のセイヨウイチイ
- 観賞用に栽培される魅力的な樹形と部分的にしだれた枝を持つ小型のイチイ
- イチイ:分類法によって綱(イチイ綱)とされたり、亜門(イチイ亜門)とされたりし、裸子植物門の5つの亜門の1つと扱う分類法もある
- 同一の広がりをもつイチイ科:イチイ
- イチイ目の1員として分類されることがある
- イチイ
- イチイ材
- ヨーロッパの支配的なイチイ
- フロリダ北部産の小型の灌木状イチイで、広がった枝と非常に細い葉を持つ
- 種がひとつしかない裸子植物の属:ニューカレドニアイチイ
- ニューカレドニア原産の大型のイチイ
- 白いベリーを持つのが旧世界イチイと異なっている中国南東部のイチイ
- イチイという植物
- イチイモドキという植物
- イチイのページへのリンク