あららぎ

デジタル大辞泉

あららぎ【アララギ】

読み方：あららぎ

短歌雑誌。明治41年（1908）蕨真一郎(わらびしんいちろう)が「阿羅々木」として創刊。翌明治42年（1909）、「アララギ」と誌名を改め、伊藤左千夫を中心に編集、古泉千樫(こいずみちかし)・斎藤茂吉・島木赤彦・土屋文明らが参加。万葉調の写生を重んじる歌風で、近代短歌の発展に貢献した。平成9年（1997）廃刊。

あららぎ【^▽塔】

読み方：あららぎ

斎宮でいう、「仏塔」の忌み詞。

あららぎ【^×蘭】

読み方：あららぎ

１ イチイの別名。

２ ノビルの古名。

「一根(ひともと)の—を採りて」〈北野本允恭紀〉

隠語大辞典

あららぎ

1. 寺院の塔。往昔の神官の忌言葉。
2. 寺院の塔、昔神官の忌言葉。

分類 神官

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名字辞典

蘭

名字	読み方
蘭	あららぎ→らん
蘭	らん→あららぎ

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蘭

姓	読み方
蘭	あららぎ

檪

姓	読み方
檪	あららぎ

ウィキペディア

あららぎ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/01/15 08:08 UTC 版)

蘭

• 植物の名で、イチイの別称。
• 植物の名で、ノビル、ギョウジャニンニクなど野生のネギ属植物を指した古称。

『アララギ』

• 明治末期から昭和にかけて歌壇の主流にあった短歌雑誌のひとつ。初期には漢字で『阿羅々木』としていた。 →『アララギ』

その他

• 斎宮の忌み詞のひとつで、「塔」を言い換えて呼んだ言葉。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

あららぎ

出典:『Wiktionary』 (2021/08/17 13:17 UTC 版)

名詞

あららぎ【蘭】

1. 一位の別称。
2. のびるの旧称。

名詞

あららぎ【塔】

1. 斎宮において仏塔の忌み詞。