しんかん 【神官】
神官(しんかん)
神官
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/29 01:43 UTC 版)
神官(しんかん)とは、国家の官吏として、何らかの神に仕える、または神を祀る施設に奉職する者のことである。2020年(令和2年)現在、日本には神官は存在しない。
概要
日本の神道に関しては、古文献に神職(神社の祭祀や事務に従事する者)を指す語として用いられる例が散見され、2023年(令和5年)現在も日常語では神職の通称として用いられている。明治時代初期に神祇官が再興された際、全ての神職が官吏(神職 = 神官)になったが、制度上の問題から伊勢神宮・官国幣社の神職に限定され、1894年(明治27年)以降は伊勢神宮の神職のみが官職としての神官とされた。太平洋戦争(大東亜戦争)敗戦の後、GHQによって出された神道指令によって、制度上の神官は廃止された。
海外
古代エジプト、古代ギリシア、古代ローマなどで神殿に奉職していた者(主として男性)のことも神官と呼ばれる。その対象は世界的に幅広い。
フィクションにおける神官
ファンタジー漫画やアニメ、ゲームなどにおける「神官」は、作中の架空の宗教における聖職者という意味合いで用いられることが多い。
関連項目
神官(プリースト)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/14 04:10 UTC 版)
「ファイアーエムブレム 暁の女神」の記事における「神官(プリースト)」の解説
杖を用いて味方を癒す聖職者。攻撃を仕掛けることはできないが、杖で反撃する。魔法防御が高い。
※この「神官(プリースト)」の解説は、「ファイアーエムブレム 暁の女神」の解説の一部です。
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「神官」の例文・使い方・用例・文例
- 古代の神官文字のスクリプトの簡易化された草書体形式
- バッコス神の神官あるいは信者
- 祭事の前に神官が家にこもって,行動を慎み心身を清めること
- 祭事の前に神官が家にこもって,行動を慎み心身を清める際の服
- 御師という,祈祷を専門とする神官
- 律令制で,神祇官に属して祭祀に奉仕した神官という役割
- 神社の最高の地位の神官
- 神事において,神官が参篭する殿舎
- 祭時に神官が持つ採り物という道具
- 神官
- 刀禰という,神官としての職務
- 刀禰という,神官である人
- 内人という,伊勢神宮の神官
- 神官という職務の人
- 斎館という,神官がこもる建物
- 斎殿という,神官がこもる建物
- 祭事をつかさどる神官
- この神社の神官によると,3月10日の朝,4時15分ごろに警備員がドンドンという音を聞いた。
神官と同じ種類の言葉
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