短縮版
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本作は海外輸出用に、黒澤自身が160分に再編集した「短縮版」が作られ、ヴェネツィア国際映画祭でもこの版が出品された。1954年9月12日に日本でも短縮版が公開され、1955年と1967年に再公開したときもやはり短縮版で上映された。アメリカやドイツでは短縮版をさらにカットしたものが上映された。西村雄一郎によると、フランスでは配給会社が勝手にカットした100分版が上映されたこともあったという。 短縮版には、カットされたシーンに関する説明字幕はなく、菊千代にスポットが当たるように編集されている。また、当時の東宝の新設備であるテープレコーダーを活用し、音楽の若干の早回しや、カットの辻褄を合わせるためオリジナルキャストによる数箇所のセリフの新規アフレコが行われている。早坂の新規録音(同時期に録音されながら全長版で未使用になっていた可能性もある)音楽はオリジナル版にはない箇所に多数使用されている。新録曲はサントラCDにも収録されていないが、エンドタイトルのファンファーレ曲のみBlu-ray Discのメニュー画面で聴くことが出来る。現在はドイツでリリースされているDVD(PAL版)のみで編集した160分版を見ることが出来るが、音声はドイツ語吹替、現地オリジナルのBGMなど、原型を留めてはいない。日本語トラックも編集された映像を元にオリジナル版をシンクロさせただけのものであり、新録音声を聴くことはできない。
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短縮版(2003年3月まで)
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「情報ライブ EZ!TV」の記事における「短縮版(2003年3月まで)」の解説
22:30 - 23:50(80分) 『すぽると!』を短縮、コメンテーターの谷沢は出演せず。 月曜日未明 0:00 - 0:45(45分、日曜日深夜) F1レースやK-1(格闘技)の中継のため月曜0時開始となった場合、『EZ!TV』としては実質放送休止となり、『FNNニュース』(前半15分)と『すぽると!』(後半30分)のみ単独番組扱いで放送された。後者は、佐野と谷沢のみで月 - 土曜の『すぽると!』のスタジオから放送した。テレビ番組表上はこの場合であっても『EZ!TV』とクレジットされていたが、『FNNニュース』はタイトル差し替えなしで放送していた局があった。
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短縮版
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1971年には『怪獣大戦争 キングギドラ対ゴジラ』と改題され、春の東宝チャンピオンまつりでリバイバル上映された。上映時間は74分。観客動員数は135万人。冒頭の「196X年……」というテロップの代わりに「197X年、……」で始まるナレーションが追加されているほか、暴動シーンにもナレーションが追加されている。 劇場公開当時のフィルムには「明神湖」「鷲ヶ沢」のテロップが焼き込まれていたが再編集時にオリジナルネガが失われ、全長版でも視聴不能となり、一時は字幕の存在自体が都市伝説化していた。しかし、2014年には日本映画専門チャンネルの「総力特集ゴジラ」で、「明神湖」「鷲ヶ沢」のテロップを現存プリントから復元したものが放送された。一部のスピードポスターでは『ゴジラ・キングギドラ・ラドン 怪獣大戦争』と表記されている。後年には2014年に発売されたBDの特典映像として収録され、2018年1月23日に発売された『ゴジラ全映画DVDマガジン』でDVD化された。
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短縮版
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1952年(昭和27年)、51分の短縮版『決闘高田の馬場』として再公開されたときには、映画倫理規程管理委員会(旧映倫、1949年発足)による審査が行なわれており、映倫番号は「S-185」(「S」は再公開を示す)であった。当時の日活は、戦前所有していた撮影所が1942年(昭和17年)の戦時統合以降すべて大映のものとなっており、営業部門(配給・興行)のみで調布の日活撮影所はまだ開業しておらず、同年は新作を製作・公開することができなかった。 1985年(昭和60年)5月31日 - 同年6月9日、第1回東京国際映画祭協賛イベントとして開催された第8回ぴあフィルムフェスティバルで行なわれた「マキノ雅裕レトロスペクティブ」で、51分尺の戦後短縮版が上映されている。2008年(平成20年)8月27日 - 同年9月6日、イタリア・ヴェネツィアで開催された第65回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション外イヴェント部門( イタリア語: Evento Fuori Concorso )で、 CHIKEMURI TAKADANOBABA (『血煙高田の馬場』)の題で同様の版が上映された。2011年(平成23年)11月20日 - 同年同月27日、第34回ナント三大陸映画祭での日活特集では、Duel à Takanobaba (『決闘高田の馬場』)の題で同様の版が上映された。 2012年(平成24年)11月現在、東京国立近代美術館フィルムセンターは、44分尺の16mmフィルムによる上映用プリントを2種、50分尺の35mmフィルムによる上映用プリントを1種、20分尺の35mmフィルムによる音声トラックのないプリントを1種所蔵している。通常、同センターが上映に使用するプリントは、50分尺(51分尺)ものであり、『血煙高田の馬場』ではなく、『決闘高田の馬場』のカットタイトルが冒頭に入っている戦後短縮版である。ビデオグラムについては、1983年(昭和58年)および1995年(平成7年)にVHSセルビデオが発売されたのみであり、DVDあるいはBlu-ray Discでの発売は行なわれていない。
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短縮版
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「姿三四郎 (1943年の映画)」の記事における「短縮版」の解説
本作は公開当時、全長97分の作品として公開された。しかし、公開翌年の1944年3月に再上映した際に、関係者の知らないところで一部がカットされ、79分に短縮された。さらに戦後のGHQの検閲で「民主主義に反する映画」として上映禁止となった。1952年3月に上映禁止を解除されて再公開されたが、戦後の混乱などで短縮部分のネガフィルムが散逸したため、79分の短縮版のまま公開され、冒頭にお詫びの字幕が付けられた。このカットされた部分には、檜垣源之助にまつわるシーンや、三四郎が師の特訓を受けるシーンなどが含まれ、そのほかにもシーンやセリフの脱落箇所がある。 1990年代にロシアのゴスフィルムフォンド(ロシア語版)に、カットされた部分の一部を含む45分のフィルムが保管されていたことが分かった。これは満州映画協会に保存していたフィルムを、ソ連軍が満州に侵攻した時に持ち帰ったものだとされている。2000年にゴスフィルム所蔵の45分版が里帰りし、翌年に東京国立近代美術館フィルムセンターで上映された。カット部分の12分を追加した全長91分の最長版は、2002年発売のDVDに収録された。
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短縮版
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じっくり演じると30分近くもかかる長編なので、普通の寄席では前半部で切る場合が多い。 長屋連中が、食事をする件 「ほたら、卵焼きをいただきま」 「おい。おい。卵焼きやから音立てたらあかんで」 「ええっ!けどこれコウコ(沢庵)やで。コウコ、ボリボリいうて音立てな食えんがな」 「何言うてんねん。音立てんと口ン中ロレロレして飲み込まんかい」 「えらいこっちゃで。これ…おいっ!く、苦しい!!」 「あいつ、コウコ喉詰めよったで、茶ア飲ませたれ!!おいっ!大丈夫か!」 「…ああ苦し。おい。みんな気イつけや。卵焼き食うの命がけやで」 「ンな、アホなこと言いないな」 ここで、「おなじみの『貧乏花見』半ばでございます」と言って終わる。話の筋ではこのあと、二人が喧嘩のふりをして酒と馳走を奪いに行く件となる。 また、これ以外にも無理矢理楽しそうにドンチャン騒ぎをしていたため、大衆からも注目され始め、それを観た大家さんが「ここに集めた酒・肴はみんな贋物だが、私たちを取り囲むこの大衆は紛れもない本物なんだぞ」と言ったの対し、連中のうちの1人が「な~に、これもみんなサクラでございます」という地口落ちでサゲるパターンもある。
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