短縮版とは? わかりやすく解説

短縮版

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 09:35 UTC 版)

七人の侍」の記事における「短縮版」の解説

本作海外輸出用に、黒澤自身が160分に再編集した「短縮版」が作られヴェネツィア国際映画祭でもこの版が出品された。1954年9月12日日本でも短縮版が公開され1955年1967年再公開したときもやはり短縮版で上映された。アメリカドイツでは短縮版をさらにカットしたものが上映された。西村雄一郎によると、フランスでは配給会社勝手にカットした100分版が上映されたこともあったという。 短縮版には、カットされたシーンに関する説明字幕はなく、菊千代スポットが当たるように編集されている。また、当時東宝新設備であるテープレコーダー活用し音楽若干早回しや、カット辻褄を合わせるためオリジナルキャストによる数箇所セリフ新規アフレコが行われている。早坂新規録音同時期に録音されながら全長版で未使用になっていた可能性もある)音楽オリジナル版にはない箇所多数使用されている。新録曲サントラCDにも収録されていないが、エンドタイトルのファンファーレ曲のみBlu-ray Discメニュー画面聴くことが出来る。現在はドイツリリースされているDVDPAL版)のみで編集した160分版を見ることが出来るが、音声ドイツ語吹替現地オリジナルBGMなど、原型留めてはいない。日本語トラック編集され映像元にオリジナル版シンクロさせただけのものであり、新録音声を聴くことはできない

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短縮版(2003年3月まで)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 09:51 UTC 版)

情報ライブ EZ!TV」の記事における「短縮版(2003年3月まで)」の解説

22:30 - 23:5080分) 『すぽると!』を短縮コメンテーター谷沢出演せず。 月曜日未明 0:00 - 0:4545分日曜日深夜F1レースやK-1(格闘技)の中継のため月曜0時開始となった場合、『EZ!TV』としては実質放送休止となり、『FNNニュース』(前半15分)と『すぽると!』(後半30分)のみ単独番組扱い放送された。後者は、佐野谷沢のみで月 - 土曜の『すぽると!』のスタジオから放送したテレビ番組表上はこの場合であってもEZ!TV』とクレジットされていたが、『FNNニュース』はタイトル差し替えなしで放送していた局があった。

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短縮版

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 03:14 UTC 版)

怪獣大戦争」の記事における「短縮版」の解説

1971年には『怪獣大戦争 キングギドラ対ゴジラ』と改題され、春の東宝チャンピオンまつりリバイバル上映された。上映時間74分。観客動員数135万人冒頭の「196X年……」というテロップ代わりに197X年、……」で始まるナレーション追加されているほか、暴動シーンにもナレーション追加されている。 劇場公開当時フィルムには「明神湖」「ヶ沢」のテロップ焼き込まれていたが再編集時にオリジナルネガが失われ全長版でも視聴不能となり、一時字幕存在自体都市伝説化していた。しかし、2014年には日本映画専門チャンネルの「総力特集ゴジラ」で、「明神湖」「ヶ沢」のテロップ現存プリントから復元したものが放送された。一部のスピードポスターでは『ゴジラ・キングギドラ・ラドン 怪獣大戦争』と表記されている。後年には2014年発売されBD特典映像として収録され2018年1月23日発売された『ゴジラ映画DVDマガジン』でDVD化された。

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短縮版

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 07:45 UTC 版)

血煙高田の馬場」の記事における「短縮版」の解説

1952年昭和27年)、51分の短縮版『決闘高田の馬場』として再公開されたときには映画倫理規程管理委員会(旧映倫1949年発足)による審査が行なわれており、映倫番号は「S-185」(「S」は再公開を示す)であった当時日活は、戦前所有していた撮影所1942年昭和17年)の戦時統合以降すべて大映のものとなっており、営業部門(配給興行)のみで調布日活撮影所はまだ開業しておらず、同年新作製作・公開することができなかった。 1985年昭和60年5月31日 - 同年6月9日第1回東京国際映画祭協賛イベントとして開催され第8回ぴあフィルムフェスティバル行なわれた「マキノ雅裕レトロスペクティブ」で、51分尺の戦後短縮版が上映されている。2008年平成20年8月27日 - 同年9月6日、イタリア・ヴェネツィアで開催され第65回ヴェネツィア国際映画祭コンペティションイヴェント部門イタリア語: Evento Fuori Concorso )で、 CHIKEMURI TAKADANOBABA (『血煙高田の馬場』)の題で同様の版が上映された。2011年平成23年11月20日 - 同年同月27日第34回ナント三大陸映画祭での日活特集では、Duel à Takanobaba (『決闘高田の馬場』)の題で同様の版が上映された。 2012年平成24年11月現在、東京国立近代美術館フィルムセンターは、44分尺の16mmフィルムによる上映プリント2種50分尺の35mmフィルムによる上映プリント1種20分尺の35mmフィルムによる音声トラックのないプリント1種所蔵している。通常、同センター上映使用するプリントは、50分尺(51分尺)ものであり、『血煙高田の馬場ではなく、『決闘高田の馬場』のカットタイトルが冒頭入っている戦後短縮版である。ビデオグラムについては、1983年昭和58年)および1995年平成7年)にVHSセルビデオ発売されたのみであり、DVDあるいはBlu-ray Discでの発売行なわれていない

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短縮版

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/19 15:16 UTC 版)

姿三四郎 (1943年の映画)」の記事における「短縮版」の解説

本作公開当時全長97分の作品として公開された。しかし、公開翌年1944年3月再上映した際に、関係者知らないところで一部カットされ79分に短縮された。さらに戦後GHQ検閲で「民主主義反す映画」として上映禁止となった1952年3月上映禁止解除され再公開されたが、戦後の混乱などで短縮部分ネガフィルム散逸したため、79分の短縮版のまま公開され冒頭お詫び字幕付けられた。このカットされ部分には、檜垣源之助にまつわるシーンや、三四郎が師の特訓を受けるシーンなどが含まれそのほかにシーンセリフ脱落箇所がある。 1990年代ロシアゴスフィルムフォンドロシア語版)に、カットされ部分一部を含む45分フィルム保管されていたことが分かった。これは満州映画協会保存していたフィルムを、ソ連軍満州侵攻した時に持ち帰ったものだとされている。2000年にゴスフィルム所蔵45分版が里帰りし、翌年東京国立近代美術館フィルムセンター上映された。カット部分12分を追加した全長91分の最長版は、2002年発売DVD収録された。

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短縮版

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 15:46 UTC 版)

貧乏花見」の記事における「短縮版」の解説

じっくり演じると30近くもかかる長編なので、普通の寄席では前半部で切る場合が多い。 長屋連中が、食事をする件 「ほたら、卵焼きいただきま」 「おい。おい。卵焼きやから音立てたらあかんで」 「ええっ!けどこれコウコ沢庵)やで。コウコボリボリいうて音立て食えんがな」 「何言うてんねん。音立てんと口ン中ロレロレして飲みまんかい」 「えらいこっちゃで。これ…おいっ!く、苦し!!」 「あいつ、コウコ詰めよったで、飲ませた!!おいっ!大丈夫か!」 「…ああ苦し。おい。みんな気イつけや。卵焼き食うの命がけやで」 「ンな、アホなこと言いないな」 ここで、「おなじみの『貧乏花見半ばでございますと言って終わる。話の筋ではこのあと二人喧嘩のふりをして酒と馳走奪いに行く件となる。 また、これ以外にも無理矢理楽しそうドンチャン騒ぎをしていたため、大衆からも注目され始め、それを観た大家さんが「ここに集めた酒・肴はみんな贋物だが、私たち取り囲むこの大衆紛れもない本物なんだぞ」と言った対し連中のうちの1人が「な~に、これもみんなサクラでございます」という地口落ちサゲパターンもある。

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