心底

デジタル大辞泉

しん‐そこ【心底／真底】

読み方：しんそこ

［名］

１ 心の奥底。心根(こころね)。しんてい。「—から感服する」

２ （真底）物事のいちばんの奥底。いちばん深いところ。

「その道で苦労して来た人のように—まで解る筈はない」〈里見弴・多情仏心〉

［副］心から。本当に。「—ほれる」「—あきれる」

しん‐てい【心底】

読み方：しんてい

１ 心の底。心の奥で思っていること。しんそこ。「—を見抜く」「—から憎む」

２ 心臓の上部で、大血管が出入りする部分。主に左心房と右心房の一部からなる。→心尖(しんせん)

[補説] 2で、心臓は底面が上を向いた逆円錐(えんすい)状をしているため、上方にあっても心底と呼ばれる。→子宮底［補説］

ウィキペディア

心底

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/11/03 14:31 UTC 版)

心底
ラテン語	basis cordis
英語	base of heart
器官	循環器
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心底（しんてい、base of heart）とは心臓の円錐部の底面。脊椎動物の心臓の外形は倒立円錐形であり、その円錐の底面を心底、尖端を心尖と呼ぶ。心底は第一肋骨中央を通る水平面に位置する。

参考文献

• 加藤嘉太郎、山内昭二 『新編家畜比較解剖図説（下）』 養賢堂、2003年 ISBN 4842503416
• 獣医学大辞典編集委員会編 『明解獣医学辞典』 チクサン出版、1991年 ISBN 4885006104

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表 話 編 歴 心臓の解剖
全体	表面 心底 心尖 溝 (解剖学)（英語版） 冠状溝（英語版） 心房間溝（英語版） 前室間溝（英語版） 後室間溝（英語版） 境界 右縁（英語版） 左縁（英語版） 内部 心房（英語版） 心房中隔（英語版） 櫛状筋（英語版） 分界溝（英語版） 心室（英語版） 心室中隔 肉柱 腱索（英語版） 乳頭筋 弁（英語版） 弁尖 房室中隔（英語版） 心臓骨格（英語版） 静脈間隆起（英語版）
心腔	右心 (大静脈、冠状静脈洞（英語版）) → 右心房 (右心耳（英語版）、卵円窩（英語版）、分界稜（英語版）、下大静脈弁（英語版）、冠状静脈洞弁（英語版）) → 三尖弁 → 右心室 (漏斗部（英語版）、中隔縁柱（英語版）、室上稜（英語版）) → 肺動脈弁 → (肺動脈および肺循環) 左心 (肺静脈) → 左心房 (左心耳（英語版）) → 僧帽弁 → 左心室 → 大動脈弁 (大動脈洞（英語版）) → (大動脈および体循環)
層	心内膜 心臓弁（英語版） 心筋 刺激伝導系 自然のペースメーカー（英語版） 洞房結節 バッハマン束 結節間路 房室結節 ヒス束 脚枝（英語版） プルキンエ繊維 心膜腔 心膜洞（英語版） 心膜 線維性心膜 胸骨心膜靭帯（英語版） 漿膜性心膜 臓側板 左大静脈ヒダ（英語版）
血液供給	循環器系 冠循環（英語版） 冠動脈

Weblio日本語例文用例辞書

「心底」の例文・使い方・用例・文例

• 心底では
• ニーズは必ずなければならないもの。なければ死ぬ可能性がある。ウォンツは人が心底望むもの。ただしなくても死なない。
• 心底喜んでいます。
• 私はあいつの事が心底嫌いだ。
• 私たちはこの時を心底楽しもう。
• あなたは彼女を心底愛することはできないでしょう。
• その話を聞いて、心底驚きました。
• 彼は心底は善人だ。
• …を心底から嫌う.
• 心底から人を嫌う.
• 自分の心底を探る, 内省する.
• 我々はその大虐殺の現場を目撃して心底から嫌悪を感じた.
• 私は彼の心底を見抜いている.
• 彼は心底彼女に惚れていたからだろう.
• 西郷の心底見届けたり.
• 微衷を語る（心底を打明ける）
• 心底を打ち明ける
• お志はありがたいがお心底が恐ろしい
• 心底を明かす
• 心底までも腐っている