覚悟とは? わかりやすく解説

かく‐ご【覚悟】

読み方:かくご

[名](スル)

危険なこと、不利なこと、困難なことを予想して、それを受けとめる心構えをすること。「苦労は—のうえだ」「断られるのは—している」

仏語迷い脱し真理を悟ること。

きたるべきつらい事態避けられないものとして、あきらめること。観念すること。「もうこれまでだ、と—する」

覚えること。記憶すること。

時にあたりて本歌を—す」〈徒然二三八〉

知ること。存知

郎従小庭伺候の由、全く—仕らず」〈平家・一〉


覚悟

読み方:カクゴkakugo

悟ること、道理を知ること、用意決意諦めること。


覚悟

作者及川綾

収載図書夜桜
出版社
刊行年月1989.12


覚悟―香川善治郎

作者堂本昭彦

収載図書風のごとく発す明治撃剣
出版社徳間書店
刊行年月2000.3
シリーズ名徳間文庫


悟り

(覚悟 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/24 09:51 UTC 版)

悟り(さとり、: bodhi)は、迷いの世界を超え、真理を体得すること[1]覚悟証得証悟菩提などともいう[1][注釈 1]仏教において悟りは、涅槃解脱とも同義とされる[1]


注釈

  1. ^ 菩提は: bodhiの音写[1]
  2. ^ 「開悟」が仏教伝来以前から中国に存在していた漢語かどうかは不明。
  3. ^ 肉体的な執着から離れた境地となり、意識が調和されるにしたがって、水が水蒸気になって拡大してゆくように、もう一人の我というものが拡大していって宇宙と一如と感じられるようになってゆくことを悟りとする説もある。内的宇宙が拡大して外的宇宙と合一することが佛への転換点であるとされている。[15]
  4. ^ 釈迦が降魔成道を遂げて悟りを開いたとされる蝋月(12月)8日は、今日でも降魔成道会として、曹洞宗では最も重要な年中行事の一つとなっている[18]
  5. ^ 「淫行、盗み、殺人、姦淫、貪欲、悪意」までは、複数形で言われており、それらの具体的な行為が意味されている。「奸計、好色、よこしまな眼、瀆言、高慢、無分別」までは単数形。それらで表される心のあり方に主眼点があるとされている。[26]
  6. ^ 福音書において、「十字架」という語には、贖罪論的な意味はなく、自力的な人生の重荷や使命といった意味を持つ言葉としてしか使われていないとされている。[27]そうしたことから、福音書の中には、「自力救済的な教え」と、「他力救済的な教え」とが混在していると言える。そして、キリスト教が国家宗教としての位置を確立するころには、「他力救済的な教え」以外のものを異端として排斥するようになっていった。
  7. ^ 自分の霊的な本質を認識していることを指しているとされている[30]
  8. ^ マタイ5:48にも、同じような言葉が使われている。
  9. ^ 太陽を介し、そのよき従者である光を人間に送る神[32]
  10. ^ 内面的に純化されたイスラームは、「悟り」を求める修行者の意識と共通する部分があると言える。このように、内面的ともいえるイスラームの一宗派は、イスラーム自身の歴史的形態の否定スレスレのところまで来ているとされている。そのため、イスラーム教において彼らは、異端として弾圧されてきたとされている。[39]
  11. ^ 初期仏教の経典の中には、サーリプッタ解脱をしたときに、「内に専心して、外の諸行に向かうときに道が出起して、阿羅漢位に達した」と語ったとされる。他に、「内に専心して、内に向かうと道が出起」、「外に専心して外に向かうと道が出起」「外に専心して、内に向かうと道が出起」という四通りがあるとされる。(出典『原始仏典II 相応部経典第2巻』P596 第1篇注60 春秋社2012年 中村元監修 前田専學編集 浪花宣明訳)

出典

  1. ^ しかし、初期の啓示とされるものについても、ヒラー山にて下されたものはごくわずかであり、2年ほど通信は途絶えたとされている。その後は、当時の偶像崇拝のメッカであった神殿にて再開されたと言われている。当時の神殿は、人身御供も行われるほど、霊的に乱れた場所であり、その後の神の啓示の神聖さに大きな影響を与えたと考えられる。詳しくはナスフを参照のこと。
  2. ^ 老子が「道(タオ)」と呼んできたものは、人間がこれまで神とか仏とか宇宙意識とか呼んでいた、万生万物の根源としての「一なるもの」であるとする見解がある。(出典『人間の絆 嚮働編』祥伝社 1991年 P34 高橋佳子)
  3. ^ 欲望に動かされずに道徳の極致にいたるというのは、初期仏教における「諸仏の教え」に通ずるものであると見ることができる。
  4. ^ また、荘子において、「明」によって照らすとする思想の中には、是非の対立を超えた明らかな知恵を持つことであるとする場合がある。この場合の明知は、絶対的な智慧を指し、こては仏教でいう無分別智にあたるとされる(出典『老子・荘子』講談社学術文庫 1994年 P178 森三樹三郎
  5. ^ 宗教的な直感的認識として限定的に見た場合のグノーシスは、超感覚的な神との融合の体験を可能にする「神秘的直観」に関する知識を指しているとされる。神秘的直観は、霊知とも解釈される。
  6. ^ グノーシスという言葉は、宗教用語としては、広義に過ぎるため、一般的には西洋古代末期における宗教思想の一つに限定して用いられている。広義における「認識」や、「神の認識」は、宗教用語としても使われていない。神の認識の仕方としてのグノーシスは、グノーシス主義と同一の言葉として扱われることが多い。
  7. ^ ギリシアの古代の思想は、宗教と哲学とを分けて考えてはいなかった。また、古代ギリシャの宗教としてのオルペウス教は、神話を啓示の位置にもってきている。
  8. ^ バラモン教とは、バフラマーの教えという意味もあり、宇宙の真理を悟ることとバフラマーとは、関係があると考えられていた。
  9. ^ 原始仏典の古い詩句では、古来言い伝えられた七人の仙人という観念を受け、ブッダのことを第七の仙人としていた。(出典 原始仏典II 相応部第一巻P484第8篇注80 中村元ほか)
  10. ^ 初期の仏教においても、神の存在と、人間が肉体と霊体で構成されていること、などが言われている。そのため、人間の直感を用いて宇宙の神秘的な真理と倫理を体得するという点においては、不連続なつながりがあると言うことができる。
  11. ^ キリスト教グノーシス主義者によって編集されている同名の他の一冊を度外視して考えると、古典的な古代ギリシャ思想であると見ることができる。(出典『ナグ・ハマディ文書 III 説教・書簡』 岩波書店 1998年 解説エウグノストス P503 小林稔)
  12. ^ キリスト教的グノーシス主義とされるものは、自己の霊的な本質の認識と神についての認識に到達することを求める思想である。
  13. ^ 初期の仏教の経文なども、短い詩句などは、ブッダの直伝にまで至ることができるものが多い。
  14. ^ それとは異なり、「座して全存在を支配している人格神」というのは、旧約聖書のイザヤ書(14章)や、新約聖書の使徒行伝やヨハネによる黙示録に出てくる「神の座に座す唯一神」に該当するといえる。座して全存在を支配している人格神について、「唯一の神」の「唯」の字をわざわざ省くことによって、イエスはこれを否定している、と見ることができる。
  15. ^ しかしながら、一部の修道院や、一部の聖人とされる者や、一部の実践者などには、悟りに近いと思われる人がいると見ることができる。
  16. ^ 拝一神教は、特定の一神のみを崇拝するが、他の神々の存在そのものを否定せず、前提としている点で、絶対的一神教(唯一神教)とは異なっている。(出典岩波キリスト教辞典 岩波書店2002年P869 拝一神教の項目 山我哲雄)
  17. ^ どの部分に編集の手が加わっているかははっきりしないので、絶対的一神教を強調している部分は、啓示的ではない、と解釈することができる。
  1. ^ a b c d e 中村元ほか(編)『岩波仏教辞典』(第二版)岩波書店、2002年10月、370-371頁。 
  2. ^ 新村出(編)『広辞苑』(第三版)岩波書店、1986年10月、972頁。 
  3. ^ 『仏教漢梵大辞典』 平川彰編纂 (霊友会) 「悟」 483頁。
  4. ^ 『正覚』 大正新脩大蔵経テキストデータベース
  5. ^ a b 『仏教漢梵大辞典』 平川彰編纂 (霊友会) 「正覚」 687頁、ならびに『梵和大辞典』 (鈴木学術財団) を対照逐訳。
  6. ^ 『広説佛教語大辞典』 中村元著 (東京書籍) 上巻 「開悟」 180-181頁。
  7. ^ 『梵和大辞典』 (鈴木学術財団) prativibudda 840頁。
  8. ^ a b 『仏教漢梵大辞典』 平川彰編纂 (霊友会) 「悟」 483頁、ならびに『梵和大辞典』 (鈴木学術財団) を対照逐訳。
  9. ^ 『梵和大辞典』 (鈴木学術財団) bodhi 932頁。
  10. ^ 『仏教漢梵大辞典』 平川彰編纂 (霊友会) 「覺」 1062頁。
  11. ^ 阿耨多羅三藐三菩提 がは大正新脩大蔵経に1万3500余回出現するが、阿含部は45回に過ぎない。
  12. ^ 『梵和大辞典』 (鈴木学術財団) anuttarāṃ 58頁, samyak 1437頁, sambodhiṃ 1434頁。
  13. ^ 阿耨多羅三藐三菩提 (阿含部) - 大正新脩大蔵経テキストデータベース。
  14. ^ 『ブッダ入門』春秋社1991年 P7 中村元
  15. ^ 『心の原点』高橋信次  三宝出版 1973年 P26
  16. ^ 『四禅‐定』 (禅学大辞典)参照: 釈迦族の農耕祭のときに四禅定を得たとする。同辞典の旧版では農耕祭での相撲のときに四禅の相を現したとしている。
  17. ^ 大正新脩大蔵経テキストデータベース 『大日經疏演奧鈔(杲寶譯)』 (T2216_.59.0414a08: ~): 疏如佛初欲成道等者 按西域記 菩提樹垣正中金剛座。…(中略)… 若不以金剛爲座 則無地堪發金剛之定 今欲降魔成道 必居於此。
  18. ^ 清水寺成道会12/8 ※記述内容は各寺共通 - 京都・観光旅行。
  19. ^ 大正新脩大蔵経テキストデータベース 『釋迦譜』 (T2040_.50.0064a08: ~): 佛成道已 梵天勸請轉妙法輪 至波羅捺鹿野苑中爲拘隣五人轉四眞諦。
  20. ^ 藤本晃 (2015年11月). 悟りの四つのステージ. サンガ [要ページ番号]
  21. ^ 渡辺研二 2006.
  22. ^ 鈴木大拙全集第十巻[要追加記述]
  23. ^ 『人間の絆 響働編』高橋佳子 祥伝社 1991年 P55
  24. ^ マタイ福音書15:16
  25. ^ マルコ福音書7-21
  26. ^ 『新約聖書』新約聖書委員会岩波書店2004年、P31
  27. ^ 『新約聖書』新約聖書委員会岩波書店2004年、補注用語解説P21
  28. ^ 『ナグ・ハマディ文書 III 説教・書簡』 闘技者トマスの書 3 岩波書店、1998年、 荒井献大貫隆、小林稔、筒井賢治訳 
  29. ^ 岩波書店『ナグ・ハマディ文書 III 』 P380
  30. ^ 岩波書店『ナグ・ハマディ文書 III 』用語解説 P5
  31. ^ マリア福音書参照
  32. ^ 岩波書店『ナグ・ハマディ文書 III』P57
  33. ^ 『ナグ・ハマディ文書 III 説教・書簡』 闘技者トマスの書 岩波書店、1998年、 荒井献大貫隆、小林稔、筒井賢治訳 
  34. ^ 闘技者トマスの書参照
  35. ^ 岩波書店『ナグ・ハマディ文書 II 』トマス福音書1989年 荒井献ほか
  36. ^ トマス福音書参照
  37. ^ イスラム史におけるスーフィズムの意義について(Webpage archive、2012年8月5日) - http://www4.ocn.ne.jp/~kimuraso/ronbun3.html
  38. ^ 『イスラーム文化』井筒俊彦著 岩波書店 1991年P212
  39. ^ 『イスラーム文化』井筒俊彦著(岩波書店 1991年P218
  40. ^ 『コーラン 中』井筒俊彦岩波書店 1958年 P301 解説
  41. ^ 『マホメット』藤本勝次著 中央公論社 1971年 P15
  42. ^ 『真創世記黙示篇』 祥伝社 1978年 P54 高橋佳子
  43. ^ 『マホメットの生涯』ビルジル・ゲオルギウ著 中谷和夫訳 河出書房新社 2002年P22
  44. ^ 『マホメットの生涯』ビルジル・ゲオルギウ著 中谷和夫訳 河出書房新社 2002年
  45. ^ 『ムハンマド』国書刊行会 2016年 P45 カレン・アームストロング著 徳永理沙訳
  46. ^ 『心眼を開く』高橋信次著 三宝出版 1974年 P142
  47. ^ a b c 『老子・荘子』講談社学術文庫1994年P184森三樹三郎
  48. ^ 『老子・荘子』講談社学術文庫1994年P89森三樹三郎
  49. ^ 『中国古典文学大系4』平凡社1973年 P488解説 金谷治
  50. ^ a b 『中国古典文学大系4』平凡社1973年 P64 金谷治
  51. ^ 『老荘を読む』講談社 1987年 P114 蜂屋邦夫
  52. ^ 『世界の名著4 老子 荘子』中央公論社1978年P114 小川環樹
  53. ^ 『世界の名著4 老子 荘子』中央公論社 1978年 P40解説 小川環樹
  54. ^ 『世界の名著4 老子 荘子』中央公論社 1978年 P472 小川環樹
  55. ^ 『世界の名著4 老子 荘子』中央公論社 1978年 P256の注 小川環樹)
  56. ^ 『世界の名著4 老子 荘子』中央公論社 1978年 P51 小川環樹
  57. ^ a b 『ナグ・ハマディ文書 II 福音書』 岩波書店、1998年 序に変えてP12 荒井献ら
  58. ^ 『広辞苑』第4版
  59. ^ 『ナグ・ハマディ文書 III 説教・書簡』 岩波書店 1998年P322
  60. ^ 『バラモン経典 原始仏典』中央公論社 1979年P15 解説 長尾雅人 服部正明
  61. ^ 『原始仏典第4巻 中部経典 III』第100経 清らかな行いの体験ー サンガーラヴァ経 春秋社2005年 中村元監修 山口務訳
  62. ^ 岩波仏教辞典第二版P901
  63. ^ 『原始仏典第4巻 中部経典 I』第34経 小牧牛経 前書きP504 春秋社2004年 中村元監修 平木光二訳
  64. ^ 『ナグ・ハマディ文書 III 説教・書簡』 岩波書店 1998年 解説イエスの知恵 P388 小林
  65. ^ 『ナグ・ハマディ文書 II 福音書』 岩波書店 1998年 序に変えて。
  66. ^ 『ナグ・ハマディ文書 II 福音書』 岩波書店 1998年 P320 解説トマス福音書
  67. ^ 『ナグ・ハマディ文書 II 福音書』 岩波書店 1998年トマス福音書 P41注12 荒井
  68. ^ 『ナグ・ハマディ文書 II 福音書』 岩波書店 1998年 トマス福音書 P47注7 荒井
  69. ^ 『新約聖書』新約聖書委員会 2004年 岩波書店 P52 マルコ12章29の注11 佐藤研訳
  70. ^ 『仏弟子の告白 テーラガーター』岩波書店1982年 P252注303 中村元
  71. ^ 『ナグ・ハマディ文書 II 福音書』 岩波書店、1998年 序にかえてP8 荒井献、大貫隆、小林稔、筒井賢治訳
  72. ^ サムエル記上26:19、士師記11:24、出エジプト記20:2



覚悟(かくご)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/05 14:21 UTC 版)

覚悟のススメ」の記事における「覚悟(かくご)」の解説

血髑郎が生物兵器髑魔竜(どくまりゅう)」の力で瀕死の覚悟を改造した姿。髑魔竜吐き出す液が覚悟を包んで巨大な繭を形成し、やがて中から翼を持つ巨大な鬼のような姿で誕生した

※この「覚悟(かくご)」の解説は、「覚悟のススメ」の解説の一部です。
「覚悟(かくご)」を含む「覚悟のススメ」の記事については、「覚悟のススメ」の概要を参照ください。

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覚悟

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 10:14 UTC 版)

名詞

かくご

  1. 危険または不利結果予測し、心構えをすること。
    1. 制裁報復などを受けることについて、心の準備をすること。(間投詞的に、また命令形で)決闘仇討などで、相手斬りかかるときに発する言葉
  2. (仏教) 悟り開くこと。
  3. 諦めること。

発音(?)

か↘くご
か↗く↘ご

動詞

活用

サ行変格活用
覚悟-する

「覚悟」の例文・使い方・用例・文例

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