辟支仏とは?

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辟支仏

読み方:ビャクシブツ(byakushibutsu)

菩薩の下、声聞の上地位修行者


縁覚

(辟支仏 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/21 08:20 UTC 版)

縁覚(えんがく、サンスクリットप्रत्येक बुद्ध pratyeka-buddha[1]パーリ語:पच्चेकबुद्ध paccekabuddha[2])とは、修行者の性質や修行の階位を示す仏教用語で、性質としてはの教えによらずに独力で十二因縁を悟り、それを他人に説かない聖者(無師独悟[3])を指す[1][4]。階位としては菩薩の下、声聞とされる[1][5]。縁覚は寂静な孤独を好むために、説法教化をしないとされる[6]辟支仏(びゃくしぶつ)や鉢剌医迦仏陀と音写し、師なくしてひとりで悟るので独覚(どっかく)ともいう[4][6][5]。この名称の使用例はジャイナ教にもある[7]後述)。




注釈

  1. ^ 三乗は仏の説いた方便であって実は一仏乗しかない、というのは法華経の所説である[13]
  2. ^ いくつかある十地説のひとつ。大品般若経の所説で、大・小乗を包括する「共十地」であり[15]、天台宗では「通教の十地」という[16]水野 2006 によると以下の通り[17]。1. 乾慧地、2. 種性地(性地)、3. 八人地、4. 見地、5. 薄地、6. 離欲地、7. 已弁地(已作地)、8. 辟支仏地、9. 菩薩地、10. 仏地。
  3. ^ 智顗説『妙法蓮華経文句』巻四

出典

  1. ^ a b c 縁覚 - 学研全訳古語辞典 (weblio古語辞典)。
  2. ^ a b 中村元 『広説仏教語大辞典』 東京書籍、2001年6月、136-137頁。
  3. ^ a b 小川 1990, p. 732.
  4. ^ a b c d e 縁覚(えんがく)とは - コトバンク”. 朝日新聞社. 2017年5月24日閲覧。
  5. ^ a b 辟支仏とは - 難読語辞典 Weblio辞書”. Weblio. 2017年5月24日閲覧。
  6. ^ a b c d e f g h i j 総合仏教大辞典編集委員会(編) 『総合仏教大辞典』 法蔵館、1988年1月、第一版、124頁。
  7. ^ 岩波 仏教辞典 2002, 「縁覚」.
  8. ^ 梶山 2002, p. 147.
  9. ^ 平岡 2015, pp. 127-128.
  10. ^ 山崎守一 『沙門ブッダの成立 原始仏教とジャイナ教の間』 大蔵出版、2010年、40頁。
  11. ^ a b c d e 藤田 1957.
  12. ^ a b 中村 1984, pp. 253-254.
  13. ^ 岩波 仏教辞典 2002, 「三乗」「方便」.
  14. ^ 岩波 仏教辞典 2002, 「十界」.
  15. ^ 岩波 仏教辞典 2002, 「十地」.
  16. ^ 仏教学辞典 1995, 「十地」.
  17. ^ 水野 2006, pp. 237-240.


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