丹羽文雄とは?

にわ‐ふみお〔にはふみを〕【丹羽文雄】

[1904〜2005小説家三重生まれ。独特のリアリズムによる風俗小説また、生家寺院背景にした仏教小説発表文化勲章受章。作「(あゆ)」「厭がらせの年齢」「親鸞(しんらん)」など。


丹羽文雄

読み方にわ ふみお

小説家三重県生。早大国文科卒。昭和7年』が「文芸春秋」に載ったことから文学の道に進む。マダムものなどと呼ばれる風俗小説発表する一方、『親鸞』『蓮如』などの宗教テーマにした作品手掛けた。文芸誌文学者」を刊行し、後進育成にも力を入れた。日本文芸家協会会長平成17年2005)歿、101才。

丹羽文雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/14 20:23 UTC 版)

丹羽 文雄(にわ ふみお、1904年明治37年)11月22日 - 2005年平成17年)4月20日)は、日本の小説家三重県出身。複雑な生い立ちに立脚した私小説風作品や宗教的作品、マダム物をはじめとする風俗小説、戦争物などを独自のリアリズムで旺盛に執筆し、多数の読者と高い評価を得た。昭和を代表する作家の一人である。また、文壇の大御所的存在であり、各種文学賞の選考委員や、日本文芸家協会会長・理事長などを歴任したほか、「文学者」を主宰して後進の育成にも尽力した。中村光夫と風俗小説論争を展開したことでも知られる[1]日本芸術院会員。文化功労者文化勲章




  1. ^ 石本隆一他編『日本文芸鑑賞事典 近代名作1017選への招待』20巻561頁(ぎょうせい、1988)、小田切進=尾崎秀樹監修『ポケット日本名作事典〔新版ポケット〕』(平凡社、2000)、村松定孝「風俗小説論争」国文学解釈と鑑賞 35巻7号109頁以下(1970)、「昭和 20年代における中間小説―その文学的位置づけと変遷―」大阪市立大学大学院文学研究科紀要66号173頁以下(2015)、三重県立図書館「特別展『丹羽文雄追悼』」(2005年4月23日)2021年2月24日アクセス。
  2. ^ 転向の季節の新進作家 、丹羽文雄 尾西康充、Chronicle of Mie 3号、三重大学、2009,1
  3. ^ NHKラジオアーカイブ丹羽文雄インタビュー「自作朗読『顔』、文学と私」(1968年12月20日収録送)本人談
  4. ^ 『父・丹羽文雄介護の日々』中央公論社 1997年、中公文庫 1999年
  5. ^ 続編の介護記を「論座」に連載していた。2001年11月に、遺著として夫・本田隆男の協力により『娘から父・丹羽文雄へ贈る朗らか介護』が朝日新聞出版で出版された。
  6. ^ 最晩年に、孫の一人丹羽多聞アンドリウが「作家・丹羽文雄99歳の日常」を、『月刊文藝春秋』2003年12月号に寄稿している。没後にも、2008年2月号の同誌に、回顧談「丹羽文雄―死ぬのはむずかしい」を寄稿している。2009年3月には、四日市の『記念室』で「我が祖父を語る 素顔の丹羽文雄」を講演している。
  7. ^ 四日市市立博物館がリニューアル”. 博物月報 (2015年4月13日). 2016年4月13日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2016年4月13日閲覧。
  8. ^ 四日市市立博物館 丹羽文雄記念室”. 2010年5月6日閲覧。
  9. ^ 第14回NHK紅白歌合戦に審査員として出演した際、オープニングで「ゴルフのハンディが8というスポーツマン、作家の丹羽文雄さん」と紹介されている。
  10. ^ a b NHKアーカイブス、丹羽文雄インタビュー「文学生活半世紀」(1986年10月6日収録送)本人談
  11. ^ こんなところにチョサクケン?―事件に見る著作権法 国立国会図書館常設展示105回、平成11年11月24日~12月24日
  12. ^ 政教分離体制下における宗教弾圧 -立正佼成会の「読売事件」 森岡清美、成城大学日本常民文化専攻紀要7号、1981年3月
  13. ^ 蛇と鳩 Movie Walker
  14. ^ 武蔵野市名誉市民
  15. ^ 堕落僧の救済をめぐりて一グレアム ・ グリーンと丹羽文雄の場合 玉井久之、関西外国語大学 研究論集 第75号 (2002年8月)
  16. ^ 丹羽文雄「鮎」論〈生母もの〉の虚構性 田中励儀、同志社大学
  17. ^ 『ひと我を非情の作家と呼ぶ』丹羽文雄


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