まつした‐こうのすけ〔‐カウのすけ〕【松下幸之助】
松下幸之助
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/12 09:51 UTC 版)
松下 幸之助(まつした こうのすけ、グレゴリオ歴1894年〈明治27年〉11月27日、ユリウス歴1894年11月15日 - 1989年〈平成元年〉4月27日)は、日本の実業家、発明家、著述家。
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注釈
- ^ 納入部品を検査不合格にしたところ、「しゃぁない、ほな、2割引でどうだす?」と持ちかけられる有様だった。
- ^ 1931年にはテイチクに出資しているが、RCAビクターへの強い憧憬があった。
- ^ 幸之助の死去後は(当時松下電器社長をしていた)中村邦夫が聖域なき構造改革「創生21計画」の一環として、(増収と不振とで売り上げの二極化が目立っていたナショナルショップの現状に鑑み)約2万店の系列店の中から「自主的に売り上げを増やし顧客へのサービス向上を図ろうと努力する店」を全国で最大約7千店に絞り(厳選し)、それら店舗のみを公平に販促支援する「スーパープロショップ」制度を開始(社名を現在の「パナソニック株式会社」へ変更した2008年10月1日より「スーパーパナソニックショップ」へ改称)。これに伴い系列店スタッフへの研修会は「プロショップ道場」として有料化された他、スーパーパナソニックショップ認定店のみで購入可能な「パナソニックの店取扱モデル」も2007年より販売開始されている。なお「SPS及びN&Eハウス」の称号は一度新規認定されれば永久に続くのではなく、(当該店所在地を管轄する)パナソニック コンシューマーマーケティング(PCMC)各支社営業スタッフが行う店舗監査において業績チェックが定期的に行われ、そちらで「売り上げ不振(業績がSPS認定基準を大きく下回る状態)が長期化し、これ以上種々の販促支援や助言をしても当該店は業績回復見込み無し」という判断が下されれば、当該店は当初のSPS認定を取り消されSPS検索画面より削除される(「SPS及びN&Eハウス新規認定」という格上げ通知は口頭でも行われるが、その逆となる「格下げ通知(SPS認定取り消し&SPS検索画面からの当該店削除)」は口頭では行われないので、スタッフは「うちの店がSPS検索画面から無くなった」のをHP上で見てSPS認定が取り消された旨を初めて知る形となる)。
- ^ 現在は商学院での後継者育成に加え、パーソル パナソニック HRパートナーズがパナソニックショップ各店の従業員を(パート・アルバイトを含め)外部から募集している(ただし外部から募集した従業員が就業可能なパナソニックショップは「スーパーパナソニックショップ(SPS)」認定店に限られており、SPS非認定店は身内=経営者の子息・兄妹以外の外部人材を雇えない)。
- ^ 同じものが2つ埋蔵されており、うち1個は2000年以降100年ごとに開封して内容の確認を行うことになっている。最初の開封年となった2000年に実際に発掘開封され、内容物は大阪市立博物館で展示された。
- ^ 米国の例を見ても、コンピュータの膨大な開発コストが、最終的に身売りの原因のひとつとなった無線機メーカーのコリンズなどがある。なお、1983年のMSXへの参入を「この時の撤退以来」とするのは、1973年に富士通と合弁で設立したパナファコムを無視するなどしており、正しくない。
出典
- ^ a b 吉田時雄『いまだからこそ、松下幸之助 信念の経営を追い続けた悠久の人』阪急コミュニケーションズ、1991年、232頁。ISBN 978-4484912059。
- ^ 松下幸之助『私の行き方 考え方』PHP研究所〈PHP文庫〉、30ページ
- ^ このまちアーカイブス 大阪府枚方 5:松下の移転と学校誘致 - 三井住友トラスト不動産、2020年8月11日閲覧。
- ^ だかその時、制限会社指定解除の際に松下幸之助の資産凍結が条件だったため、また財産を築き上げるまで、友人などに頼る生活を送らなければならなかった。 (パナソニックホームページから)
- ^ 「伊勢神宮崇敬会会長にパナ副会長・松下正幸さん 松下幸之助は第3代会長」伊勢志摩経済新聞2017年07月07日
- ^ 石田退三 松下幸之助が尊敬していた男
- ^ 『スバル360を創った男』( ISBN 4-87302-148-0 )p. 45
- ^ 『日本のコンピュータの歴史』(1985)p. 188
- ^ 『日本のコンピュータの歴史』p. 189
- ^ 『松下電器の果し状』( ISBN 4-334-01231-0 )
- ^ 坂村健『TRONからの発想』( ISBN 4-00-005731-6 )p. 132
- ^ [1].
- ^ Time:1962年2月23日
- ^ 未来を築く常温核融合 松下幸之助は日本の山の二割ぐらい壊し、75,000平方キロメートルを平らにして、そしてその岩を海にどっさり棄てて、200年かけて四国ほどの大きさの五番目の島を作るという狂気としか言いようのない企てを考えたこともある。 Kerr, A., Dogs and Demons: Tales from the Dark Side of Modern Japan. 2001: Hill and Wang、p. 234
- ^ 東洋経済オンライン 2015/06/18「松下幸之助は、「徳育の欠如」を憂えていた 「このままでは、獣の国になるな」 」
- ^ 『エピソードで読む松下幸之助』PHP新書
- ^ 『松下企業連邦の人材パワー』読売新聞社刊
- ^ 木野親之著『松下幸之助 叱られ問答』
- ^ http://sanyo.com/museum/jp/history/iue/iue_history.html
- ^ 『血族の王:松下幸之助とナショナルの世紀』 p. 358
- ^ パナソニック、海外初の「記念館」公開 中国・北京で日本経済新聞ニュースサイト(2018年5月30日)2018年6月5日閲覧。
- ^ 特集・創業者松下幸之助 今日は何の日?10月28日パナソニック・ホームページ(2018年6月5日閲覧)。
- ^ a b 「心得帖」シリーズ、松下幸之助.com、2011年4月。発行部数は2011年4月1日時点
- ^ a b c d 『永久保存版 松下幸之助の見方・考え方 ビジネスの王道はこうして歩め!』PHP研究所(編)、PHP研究所、2006年、94頁。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s 「松下幸之助本ランキング 2016年最新版」『週刊東洋経済』2016年9月3日号、58-59頁。発行部数は2016年8月時点
[続きの解説]
「松下幸之助」の続きの解説一覧
- 1 松下幸之助とは
- 2 松下幸之助の概要
- 3 栄典・栄誉
- 4 主著
- 5 評伝
松下幸之助と同じ種類の言葉
固有名詞の分類
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