Nマークとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Nマークの意味・解説 

Nマーク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/10 16:41 UTC 版)

Nマーク

Nマーク(エヌマーク)は、1959年から1987年頃まで松下電器(現在:パナソニック)や松下電工(後のパナソニック電工)のロゴタイプとして制定されていたマークである。現在もパナソニックの登録商標(第579879号ほか)である。

概要

1937年に制定された旧ナショナルマーク(登録商標第318460号ほか)を「N」の中に入れたものである。

ナショ文字と同じくカタログや商品の裏、CM看板などに刷り込まれていた。製品には「NATIONAL」または「National」ロゴとともに記されていた。使用終了後の1987年 - 1994年頃までは主にプラグに用いられた(パナソニックブランドの製品も一部含む)。かつて発売されていたハイライトなる名称の蛍光灯白熱電球にはNだけ外した表記もあった(結果的にNマーク制定以前の旧ナショナルマークと同様)。

なお、上記旧ナショナルマークに類似したマークは松下電器を源流とする三洋電機でも採用された。こちらはナショ文字と類似したフォントで「サンヨー」と書かれているが同一のフォントではない。

Nマークの種類

Nマークの種類は二つに分けられる。

  • ナショ文字で書かれた片仮名の「ナショナル」表記
  • 「ナショナル」表記部分が英語の「National」表記(1960年代後半 - 1970年代前半の対米輸出品には「Panasonic」の表記もあった。米国内企業が「National」を商標登録している為)

Nマークの歴史

テレビでの使用は、1950年代から1986年9月までである。

なお、ナショナル劇場(後のパナソニック ドラマシアター月曜ミステリーシアター)でのNマークは、バージョンに応じて大きさが変化している。

  • 1956年 - 1959年:Nマークが最初大きくなり、次に小さくなり、松下電噐の表示 色は白黒
  • 1960年 - 1968年:Nマークが大きくなっている。 これ以降、色は黄色で統一
  • 1969年 - 1979年:多少縦長になるもののNマークのロゴはほとんど変わらないが、光のアニメーションに一新された。
  • 1980年 - 1984年:前のバージョンに比べ小さくなった。
  • 1985年 - 1986年:このバージョンから映像の画質が上がり、Nマークも微妙ではあるがサイズが変わっている。
  • 1986年 - 1989年:タイトルバックは同じだが、Nマーク、ナショ文字は、(番組での使用は)廃止された。

ギャラリー

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Nマーク」の関連用語

Nマークのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Nマークのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのNマーク (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS