N-メチルモルホリン N-オキシドとは? わかりやすく解説

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N‐メチルモルホリンN‐オキシド

分子式C5H11NO2
その他の名称4-Methylmorpholine 4-oxide、N-メチルモルホリンN-オキシド、N-Methylmorpholine N-oxide、4-Methylmorpholine-4-oxide、4-Methylmorpholine N-oxide、4-Oxylato-4-methylmorpholine-4-ium、4-メチルモルホリン=4-オキシド、4-Methyl-4-oxylatomorpholinium
体系名:4-メチルモルホリン4-オキシド、4-メチルモルホリン-4-オキシド、4-オキシラト-4-メチルモルホリン-4-イウム、4-メチル-4-オキシラトモルホリニウム


N-メチルモルホリン N-オキシド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/15 03:38 UTC 版)

N-メチルモルホリン N-オキシド
識別情報
CAS登録番号 7529-22-8 
PubChem 82029
ChemSpider 74032 
UNII ARC64PKJ0F 
ChEBI
特性
化学式 C5H11NO2
モル質量 117.15 g/mol
融点

180 ~ 184℃

特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

N-メチルモルホリン N-オキシド (N-methylmorpholine N-oxide) は、有機化合物の一種で、有機合成において酸化剤として用いられる試薬。もっぱらNMOの略称で呼ばれる無色の固体。モルホリンの窒素上にメチル基が置換したN-メチルモルホリン (NMM) のアミンオキシドにあたる。

四酸化オスミウムによる触媒的酸化反応、あるいはシャープレス酸化TPAP酸化などにおいて、犠牲試薬として用いられる。すなわち、基質を酸化させて活性が落ちた状態の触媒を再酸化して再び活性化させる、再酸化剤としての役割を担う。

NMO は通常、50%水溶液として市販されている。無水のものも入手可能であるが、水溶液を脱水・乾燥して用いることもある。

水溶液はセルロースを溶解するため、リヨセル製造のための溶媒として用いられる。

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