東郷青児とは? わかりやすく解説

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とうごう‐せいじ〔トウガウ‐〕【東郷青児】

読み方:とうごうせいじ

18971978洋画家鹿児島生まれ本名春。未来派風の「パラソルさせる女」を第3回二科展初出品し、二科賞を受賞。のち、二科会中心的存在となり、会長務める。甘美な色調装飾性をもつ女性像多く描いた


東郷青児

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/12 05:12 UTC 版)

東郷 青児(とうごう せいじ、1897年明治30年)4月28日 - 1978年昭和53年)4月25日)は、日本の洋画家。本名は東郷 鉄春。夢見るような甘い女性像が人気を博し、本や雑誌、包装紙などに多数使われ、昭和の美人画家として戦後一世を風靡した。派手なパフォーマンスで二科展の宣伝に尽力し、「二科会のドン」と呼ばれた[1]


  1. ^ テレビ東京「美の巨人たち」2004年4月10日放送
  2. ^ 鹿児島市(1970) p.1067
  3. ^ 野崎泉編『東郷青児 蒼の詩 永遠の乙女たち』p42、また、「喙(くちばし)が青い」という意味も込められているという
  4. ^ a b c d e f g h i 野崎泉編 『東郷青児 蒼の詩 永遠の乙女たち』 年譜
  5. ^ 『薩摩問わず語り』下巻、五代夏夫、葦書房、 1986年、p20-21
  6. ^ 東郷青児と広告デザイン展損保ジャパン東郷青児美術館、2005
  7. ^ 三宅正太郎『パリ留学時代―美術家の青春遍歴』(雪華社 1966年)p58
  8. ^ 澤地久枝『完本 昭和史のおんな』文藝春秋
  9. ^ a b 坂崎重盛. “東郷青児 パステルカラーの女人像を描いた極彩色の人生”. 芸術新聞. 2021年1月2日閲覧。
  10. ^ 荒井 真理亜, 「宇野千代「色ざんげ」論 : 語りスタイルの意味」『國文學』 92巻 2008年 p.235-249, 関西大学国文学会, hdl:10112/1201
  11. ^ 東郷青児、福田蘭童らも留置『東京朝日新聞』昭和9年3月17日(『昭和ニュース事典第4巻 昭和8年-昭和9年』本編p614-615 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
  12. ^ 「東郷たまみ略歴」ギャラリー夏目
  13. ^ どんちょう飾る裸婦『朝日新聞』昭和26年7月12日3面
  14. ^ 「父・東郷青児の性愛日記を公開(手記=東郷たまみ)」PENTHOUSE 1983.12号
  15. ^ a b c 東郷青児Art Wiki
  16. ^ a b 『薩摩問わず語り』下巻、五代夏夫、葦書房、 1986年、p17
  17. ^ a b 『新・人国記』第6巻、朝日新聞社, 1964、p117-118
  18. ^ a b 『薩摩問わず語り』下巻、五代夏夫、 1986年、p25-26
  19. ^ 『完本・昭和史のおんな』澤地久枝、文藝春秋, 2003年、p14
  20. ^ a b c d e 『完本・昭和史のおんな』p34-37
  21. ^ 中村幹治『人事興信録』第8版 [昭和3(1928)年7月]
  22. ^ a b c 『薩摩問わず語り』下巻、p35-37
  23. ^ 西崎勝之『人事興信録』第8版 [昭和3(1928)年7月]
  24. ^ a b c 『薩摩問わず語り』p28


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