紺綬褒章とは? わかりやすく解説

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紺綬褒章


こんじゅ‐ほうしょう〔‐ホウシヤウ〕【紺×綬褒章】

読み方:こんじゅほうしょう

公益のために私財寄付した者に授与される褒章。綬(リボン)は紺色大正7年(1918)制定


褒章

我が国の褒章の種類


褒章(Medals of Honour

 明治14年に紅綬、緑綬、綬の各褒章が制定され大正7年に紺綬、昭和30年に黄綬、紫綬の各褒章が制定されました。褒章のデザインは、「褒章」の二字桜の花飾った円形メダルで、綬の色(紅、緑、黄、紫、、紺)により区分されます。

紅綬褒章
Medal with Red Ribbon
紅綬褒章

※ 左は略綬

緑綬褒章
Medal with Green Ribbon
緑綬褒章

※ 左は略綬

黄綬褒章
Medal with Yellow Ribbon
黄綬褒章

※ 左は略綬

紫綬褒章
Medal with Purple Ribbon
紫綬褒章

※ 左は略綬

藍綬褒章
Medal with Blue Ribbon
藍綬褒章

※ 左は略綬

紺綬褒章
Medal with Dark Blue Ribbon
紺綬褒章

※ 左は略綬

飾版(銀)
Silver Bar
飾版(銀)

飾版(金)
Gold Bar
飾版(金)


紺綬褒章

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 01:21 UTC 版)

褒章」の記事における「紺綬褒章」の解説

紺綬褒章(こんじゅほうしょう)は「公益ノ為私財寄附功績顕著ナル者」に授与される1918年大正7年)に創設された(大正7年勅令349号)。 1919年大正8年9月7日恩賜財団済生会5万円(平成27年現在の価値1億5千万円相当)を寄付した功により賜与された小野光景受章第1号である。 紺綬褒章は他の褒章のように受章機会春秋のみに限られず、事由発生合わせて毎月末にまとめられ閣議決定され発令される寄付続ければ同一人物多数受章することも可能であり、叙勲褒章などの受章回数ギネス記録認定され古賀常次郎は、紺綬褒章を98回(金色飾版16個)受章している。なお、章の裏面は他の褒章異なり、「賜」の字や受章者氏名刻まれない。 1980年昭和55年)の授与基準では、国や地方公共団体公益団体などへの500万円上の寄付をした個人1000万円以上の寄付をした団体主な対象となる(受けた団体から所管官庁宛て上申―「この方褒章を受けるに相応しい事を私共にして下さったので授与し頂きたい」という申し出がされる)。 ただし、返礼品の類を受け取った場合対象とならない寄付額が1500万円以上など多額上る場合には、併せて賞杯桐紋付き木盃)が授与される。なお、1947年昭和22年)から1964年昭和39年)は10万円、1964年昭和39年)から1980年昭和55年)は100万円が授与基準であった寄付額の改定に際しては、数年間は中間の額を設定するなど、移行暫定期間が設けられることもある。 2021年には浜崎あゆみ国立国際医療研究センターに1千万円を、また西島隆弘事業資金義援金ではない)として日本赤十字社にやはり1千万円を、中居正広香取慎吾日本財団共同立ち上げたLOVE POCKET FUND基金に、YOSHIKI自身運営する基金YOSHIKI FOUNDATION AMERICA」を通じて各所多額寄付をして、それぞれ授与されている(中居は紺綬褒章と共に賞杯受けた)。

※この「紺綬褒章」の解説は、「褒章」の解説の一部です。
「紺綬褒章」を含む「褒章」の記事については、「褒章」の概要を参照ください。

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