私財とは? わかりやすく解説

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し‐ざい【私財】

読み方:しざい

個人所有する財産。「福祉活動に—を投じる


私財

読み方:シザイ(shizai)

家族成員個々のもつ財産。または、へそくり


財産

(私財 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/30 02:12 UTC 版)

財産(ざいさん 英:Property)は、個人団体に帰属する経済的価値があるものの総称で、有形・無形を問わず財産権の対象となるもの[1]。似た言葉に「資産」があるが、これは有形・無形の財産に関する会計上の概念(決算期末など一時点における財産評価額)である[2]


注釈

  1. ^ 特に日本では、このうち国が所有するものを国有財産、地方自治体が所有するものを公有財産と区別している(前者は国有財産法で、後者は地方自治法238条で規定されている)。
  2. ^ 組合制度による特殊な共有制度(合有と呼ばれる)で、日本では民法668条などで規定されている[3]
  3. ^ 他人の土地を一定の目的のために使用収益する権利で、民法上は地上権永小作権地役権入会権の4種が規定されている[8]
  4. ^ 海外で散見される偽ブランドのコピー商品や、著作権を無視した海賊版などが顕著な違法事案例。後者については、動画共有サイトへの違法アップロードも後を絶たない。
  5. ^ 日本国内でも、三菱地所プロパティマネジメントやプロパティエージェントなど不動産関連の企業名でしばしば使われている。
  6. ^ 具体的には、奴隷制徴兵制、成年以下の子どもの権利結婚中絶売春麻薬安楽死臓器提供に関連した諸問題がある。
  7. ^ ここでは土地と労働と資本を指す。詳細は生産要素を参照。
  8. ^ 破産手続きにおいて裁判所が保全管理命令を出した際に、裁判所から選任されて債務者の財産を管理する者。彼らは破産管財人と違い、当該財産を処分して債権者に弁済配当する権限を持たない[17]
  9. ^ 自分の身体が貴重であることは言うまでもない(義肢人工臓器などを除いて基本的に代えはない)。また、人体の機能を長年維持するには健康管理等の労力も必要となる。
  10. ^ ただしこの用語は、特定集団によって所有管理される組合財産、日本でいう入会(いりあい)を指すことも多い。
  11. ^ 711年の蓄銭叙位令で、一定量の銭を蓄えた者には位階が与えられる仕組みがあり、高位階を目的に蓄財する豪族がいた。
  12. ^ 寛永の大飢饉で困窮した農民が田畑を売って没落する事態が相次いだため、江戸幕府が1643年に田畑永代売買禁止令を打ち出して農民の土地を売買できないようにした。これは年貢から収入を得る大名や幕府の財政を安定させることに繋がったため[32]、江戸時代を通じて同政策が継続されていた。
  13. ^ 教父学理論の修正というアクィナスの文脈において、この共同体とはキリスト者共同体を指す。
  14. ^ 神が人間を創造して「これに海の魚と、空の鳥と、家畜と他のすべての獣と、地のすべての這うものを治めさせ」ることにしたという聖書内容から生じた、人間が自然の支配者という人間中心的な自然観[54]
  15. ^ ただし公的サービスを実施するのも行政府なので、国家と行政府を分けて論じることが妥当ではないという問題がある(端的に矛盾を突くなら、税金を実際に徴収することも行政府の仕事である)。ガランボスの理論は、あくまで19世紀の「西洋哲学的考察」から導かれた言説である。

出典

  1. ^ コトバンク「財産」日本大百科全書、デジタル大辞泉、百科事典マイペディアの解説より。
  2. ^ コトバンク「資産」百科事典マイペディア、株式公開用語辞典の解説より
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  4. ^ Gregory, Paul R.; Stuart, Robert C. (2003). Comparing Economic Systems in the Twenty-First Century. Boston: Houghton Mifflin. pp. 27. ISBN 0-618-26181-8. "There are three broad forms of property ownership-private, public, and collective (cooperative)." 
  5. ^ Graber, David (2002). Toward an Anthropological Theory of Value. New York: Palgrave. p. 9. ISBN 978-0-312-24044-8. "...one might argue that Property is a social relationship as well, reified in the same way: when one buys a car one is not purchasing the right to use it so much as the right to prevent others from using it-or, to be even more precise, one is purchasing their recognition that one has the right to do so. But since it is so diffuse, a social relation- a contract, in effect, between the owner and everyone else in the entire world is easy to think of it as a thing." 
  6. ^ Max Planck Institute for Social Anthropology, Property in Anthropology, Archived copy”. 2015年1月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年1月15日閲覧。
  7. ^ 民法条文解説.com「民法第86条第1項(不動産及び動産)
  8. ^ コトバンク「用益物権」日本大百科全書、百科事典マイペディア、精選版 日本国語大辞典の解説より。
  9. ^ 東建コーポレーション無形財産」『住まいの反対語・対称語集』2022年7月31日閲覧。
  10. ^ Anti-copyright advocates and other critics of intellectual Property dispute the concept of intellectual Property.[1].
  11. ^ コトバンク「私有財産制」日本大百科全書の解説より
  12. ^ コトバンク「財産」世界大百科事典 第2版の解説より
  13. ^ 大津法律事務所「第1 債権について」2022年7月31日閲覧。
  14. ^ コトバの意味辞典「「体が資本」とは?意味や使い方を例文も含めてご紹介」2021年01月29日
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  16. ^ 東建コーポレーション[2]」宅建用語集、2022年7月31日閲覧。
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  29. ^ a b NHK高校講座日本史第9回 第2章「院政と荘園」2022年7月31日閲覧。
  30. ^ 進研ゼミ中学講座「【中世(鎌倉時代-室町時代)】 封建制度のしくみ、御恩と奉公」2022年7月31日閲覧。
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  33. ^ 国税庁「地租改正」2022年7月31日閲覧。
  34. ^ 国土交通省明治期からの我が国における土地をめぐる状況の変化と土地政策の変遷」『明治150年』資料、2018年、第2章
  35. ^ コトバンク「民法」日本大百科全書の解説より
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  38. ^ 美人のマネ活「財閥解体はなぜ行われたのか?わかりやすく解説!楽天お金の総合案内サイト内、2022年4月22日
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  43. ^ This bears some similarities to the over-use argument of Garrett Hardin's "Tragedy of the Commons."
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  47. ^ Carlyle, A.J. (1913). Property: Its Duties and Rights. London: Macmillan. p. 125. https://archive.org/stream/propertyitsdutie00gorerich#page/125/mode/1up 2015年4月4日閲覧。 
  48. ^ Carlyle, A.J. (1913). Property: Its Duties and Rights. London: Macmillan. p. 127. https://archive.org/stream/propertyitsdutie00gorerich#page/127/mode/1up 2015年4月4日閲覧。  citing Decretum, D. viii. Part I.
  49. ^ Carlyle, A.J. (1913). Property: Its Duties and Rights. London: Macmillan. p. 128. https://archive.org/stream/propertyitsdutie00gorerich#page/128/mode/1up 2015年4月4日閲覧。 
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  54. ^ EICネット「キリスト教的自然観」2009年10月14日
  55. ^ ジョン・ロック「所有権(私有財産)について」松浦嘉一訳『統治二論』後編第五章29、40
  56. ^ ジョン・ロック「政治社会と政府の諸目的について」『統治二論』松浦嘉一訳、後編第九章123-124
  57. ^ ジョン・ロック「立法権の範囲について」松浦嘉一訳『統治二論』第十一章136
  58. ^ This view is reflected in the opinion of the United States Supreme Court in "United States v. Willow River Power Co.".
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  66. ^ Margaret Jane Radin, Property and Personhood, 34 STAN. L. REV. 957, 1013-15 (1982)



私財

出典:『Wiktionary』 (2021/07/08 11:07 UTC 版)

名詞

しざい

  1. 個人所有する財産

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