内藤礼とは? わかりやすく解説

内藤礼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/28 12:48 UTC 版)

ないとう れい
内藤 礼
誕生日 1961年(62 - 63歳)
出生地 日本広島県広島市
国籍 日本
芸術分野 インスタレーション
出身校 武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科 卒業
代表作 「地上にひとつの場所を」
「母型」(豊島美術館)
受賞
活動期間 1985年 -
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豊島美術館

内藤 礼(ないとう れい、1961年 - )は、日本美術家[1]。ひそやかで繊細な造形作品と、それを配置し鑑賞する緊張感のある空間からなるインスタレーション作品などを制作。
広島県広島市出身、広島女学院中学校・高等学校卒業。1985年武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科卒業[1]

来歴

2000年まで

  • 1986年東京都のパルコ・スペース5で初個展『Apocalypse Palace』開催[2]
  • 1991年佐賀町エキジビット・スペースで「地上にひとつの場所を」発表。
  • 1994年、日本現代藝術奨励賞(インスタレーション部門)[3]
  • 1995年国立国際美術館で個展『みごとに晴れて訪れるを待て』開催。
  • 1997年、第47回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際美術展の日本館にて「地上にひとつの場所を」を展示[4]。鑑賞者を一人ずつ数分間だけ招き入れる方法をとったため、長蛇の列となった。同年、フランクフルト近代美術館の企画でカルメル会修道院にて個展『Being Called』開催[4]

2000年代

2010年代

2020年代

  • 2020年6月27日-8月23日、金沢21世紀美術館にて『内藤礼 うつしあう創造』を開催[4]
  • 2024年6月25日ー9月23日、東京国立博物館にて「内藤礼 生まれておいで 生きておいで」[6]

パブリックコレクション

  • きんざ/「このことを」(直島・家プロジェクトベネッセアートサイト直島)
  • 「母型/Matrix」(豊島美術館)

作品集

  • 『直島・家プロジェクト第3弾きんざ/「このことを」内藤礼』(ベネッセアートサイト直島)
  • 『内藤礼作品集』(筑摩書房
  • 『地上にひとつの場所を』(筑摩書房)
  • 『世界によってみられた夢』(ちくま文庫)
  • 『内藤礼〈母型〉』(聞き手・中村鐵太郎、左右社、神戸芸術工科大学レクチャーブックス)
  • 『内藤礼|1985−2015 祝福』(millegraph)

参考文献

  • 『美術手帖』第664号、1993年1月、p184、美術出版社
  • 内藤礼松井健、他『信仰と美のかたち可視化された神の像: 日本・アジア・西洋 - プリミティヴ・アートから現代美術まで』里文出版、2013年1月1日。ISBN 978-4898063958NCID BB11931471 

脚注

注釈

出典

  1. ^ a b 内藤礼松井健、他『信仰と美のかたち可視化された神の像: 日本・アジア・西洋 - プリミティヴ・アートから現代美術まで』里文出版、2013年1月1日。 ISBN 978-4898063958NCID BB11931471 
  2. ^ 岡部あおみ (2005年4月1日). “カルチャー・パワー > data 内藤礼”. 武蔵野美術大学. 2024年8月28日閲覧。
  3. ^ 公益財団法人 日本文化藝術財団 助成顕彰事業授賞者一覧”. 日本文化藝術財団 (2024年8月28日). 2024年8月28日閲覧。
  4. ^ a b c d e f 内藤礼 うつしあう創造”. 金沢21世紀美術館 (2020年8月1日). 2024年8月28日閲覧。
  5. ^ 『アサヒビール芸術賞』を創設、第1回授賞者を決定ジャンルや形態にこだわらず、芸術と社会の橋渡しを推進する対象を表彰”. アサヒビール (2003年2月18日). 2024年8月28日閲覧。
  6. ^ 内藤礼 生まれておいで 生きておいで”. 東京国立博物館 (2024年8月28日). 2024年8月28日閲覧。

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