西村 朗
大阪市生まれ。東京芸術大学、同大学院に学ぶ。池内友次郎、矢代秋雄、野田暉行、間宮芳生に師事。在学中より、西洋の前衛的な作曲技法を学ぶ一方で、アジアの伝統音楽、宗教、美学等に強い関心を抱く。そこから導いたヘテロフォニー(同一旋律を複数の声部で自由に奏することにより、音程やリズムにずれを生じた状態)の書法は、今日の西村を特徴づける作曲技法となった。巨大なエネルギーと緊張感に満ちたその音響宇宙は、現代音楽ファンのみならず、広く愛好される性質を持つ。現在、東京音楽大学教授、日本作曲家協議会理事。日本音楽コンクール優勝、エリザベート国際音楽コンクール大賞、ルイジ・ダッラピッコラ作曲賞、尾高賞、中島健蔵音楽賞など、受賞多数。
西村朗
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西村 朗(にしむら あきら、1953年9月8日[1] - 2023年9月7日[2])は、日本の現代音楽の作曲家。東京音楽大学教授。エリザベート王妃国際音楽コンクール作曲大賞、尾高賞など受賞多数。
- ^ a b c d e f g コトバンク.
- ^ a b 「作曲家の西村朗さん死去 現代音楽で世界的活躍、N響アワー司会も」『朝日新聞デジタル』、2023年9月11日。2023年9月11日閲覧。
- ^ @nhk_classical (2023年9月12日). "NHK CLASSIC". X(旧Twitter)より2023年10月22日閲覧。 "最後のご出演となった10日放送「現代音楽100年のレガシー 第10回 ラヴェル(2)」は、7月に収録しました"
- ^ 光の雅歌 西村朗の音楽 pp. 220-221
- ^ “秘儀 全曲演奏会”. pbs.twimg.com. twimg. 2020年2月15日閲覧。
- ^ 「作曲家の西村朗さん死去 69歳 日本音コン委員長、N響アワー司会」『毎日新聞』、2023年9月11日。2023年9月12日閲覧。
- ^ 「指揮者の飯森範親さん「故・西村朗さんに生を学んだ」 思い出を語る」『毎日新聞』、2023年9月16日。オリジナルの2023年9月20日時点におけるアーカイブ。「西村さんが手がける新しい「ピアノ協奏曲」は全3楽章の構想で、先に第2楽章のみ書かれていた」
- ^ “平成25年秋の褒章受章者(東京都)” (PDF). 内閣府. p. 3 (2013年11月3日). 2014年11月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月28日閲覧。
- ^ “【演奏曲目変更のお知らせ】2024年1月27日(土)第162回定期演奏会”. 一般社団法人パシフィックフィルハーモニア東京 (2023年10月6日). 2023年10月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月11日閲覧。
「西村 朗」の例文・使い方・用例・文例
- 株式会社山口総合開発の管理本部の主任の西村と申します。
- 私、西村情報システム株式会社の販売促進部の部長の山崎と申します。
- 社団法人西村法人会が創立10周年を迎えられましたことを、心からお祝い申し上げます。
- それは,偉大なミステリー作家,西村京太郎さんの小説に基づいている。
- 西村昌(まさ)巳(み)店長は「シャンハイの高級志向の顧客を引きつけることをめざす。」と語った。
- 知恵者の相談役・相(そう)馬(ま)兼(かね)嗣(つぐ)(西村雅(まさ)彦(ひこ))が奇想天外な計画を思いつく。
- 感情を込めて詩を朗読する
- 教会の礼式に則って聖書朗読がされる
- 3月の終わりに彼はクラスの式辞朗読者に選ばれた。
- 上記の草案に従って修正された主張を私たちは朗唱します。
- 新聞界が印刷文字を大きくしようとする最近の傾向はお年寄りや視力に問題のある人には朗報だ。
- 私はあなたからの朗報をお待ちしております。
- 私たちはその本を朗読し、そして翻訳します。
- 彼は朗らかな人です。
- 彼女は朗読が趣味だ。
- けい子と一朗が納得ずくで別れた。
- 彼らからの朗報を待っているところだ。
- 彼は明朗快活な青年だ。
- 彼はその詩を一本調子で朗読した。
- 先生は私の朗読にいくつかの誤りを指摘した。
固有名詞の分類
日本の作曲家 | 井上雨迩 飛田泰三 西村朗 鈴木秋則 大西隆之 |
近現代音楽の作曲家 | 鈴木治行 飛田泰三 西村朗 アレムダール・カラマーノフ スルタン・ガジベコフ |
日本のクラシック音楽の作曲家 | ヲノサトル 飛田泰三 西村朗 萩原英彦 諸井誠 |
現代音楽の作曲家 | 三輪眞弘 鈴木治行 西村朗 諸井誠 ゴッフレド・ペトラッシ |
吹奏楽の作曲家 | 金井喜久子 片岡俊治 西村朗 西邑由記子 ルイス・セラーノ・アラルコン |
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