中原中也とは? わかりやすく解説

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なかはら‐ちゅうや【中原中也】

読み方:なかはらちゅうや

[1907〜1937]詩人山口生まれランボーベルレーヌ傾倒し象徴的手法で生の倦怠(けんたい)と虚無感歌った詩集山羊(やぎ)の歌」「在りし日の歌」など。

中原中也の画像

中原中也

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/01 23:38 UTC 版)

中原 中也(なかはら ちゅうや、1907年明治40年〉4月29日 - 1937年昭和12年〉10月22日)は、日本詩人歌人翻訳家旧姓は柏村(かしむら)。


注釈

  1. ^ 旧制中学校の修業年限は5年だったが、4年修了(四修)の時点で旧制高等学校、大学予科の受験資格が得られた。
  2. ^ 中也は中学2年の時に亡くなった養祖父の政熊のために墓碑名を書いている[2]
  3. ^ 『山羊の歌』と同じ文圃堂が版元である。
  4. ^ フクに姉、弟がいたが早世した。

出典

  1. ^ a b NHK出版「100分 de 名著」中原中也詩集。NHK「100分 de 名著」中原中也詩集、2017年1月9日放送。
  2. ^ (青木 2003, p. 74)
  3. ^ a b 大岡昇平「宮澤賢治と中原中也」『校本宮澤賢治全集第十巻 月報』筑摩書房、1974年
  4. ^ 中原中也「宮沢賢治全集」(外部リンクは青空文庫
  5. ^ 作家読本 1993, p. 109.
  6. ^ 青木 2004, p. 110.
  7. ^ 中也の生家の直ぐ側の温泉旅館。1906年創業。中原中也賞の選考は、毎年ここで行われていたが、2017年6月負債3億2千万円で破産。毎日新聞2017年6月9日 https://mainichi.jp/articles/20170609/k00/00e/020/283000c 2019年10月6日閲覧
  8. ^ 湯田温泉 西村屋”. 2016年5月31日閲覧。
  9. ^ 作家読本 1993, p. 124.
  10. ^ 青木 2004, pp. 150–154.
  11. ^ 青木 2004, p. 177.
  12. ^ 青木 2004, p. 199.
  13. ^ 青木 2004, p. 238.
  14. ^ a b 中原中也記念館 館報2003第8号” (PDF). 中原中也記念館. 2023年6月8日閲覧。
  15. ^ 青木 2004, pp. 329–330.
  16. ^ 青木 2004, p. 356.
  17. ^ 青木 2004, p. 364.
  18. ^ a b c 高田博厚著作集Ⅳ. 朝日新聞社. (1985-11-1). pp. 119-127 
  19. ^ 明治から昭和にかけての作家で、医師、異常心理の研究者であった中村古峡が、千葉に開院した病院。現在は、中村古峡記念病院。
  20. ^ 『文學界』1937年12月号
  21. ^ 増補改訂 新潮日本文学辞典 p.921
  22. ^ 作家読本 1993, p. 68.
  23. ^ 作家読本 1993, p. 143.
  24. ^ 作家読本 1993, p. 198.
  25. ^ 増補改訂 新潮日本文学辞典 p.922
  26. ^ 作家読本 1993, p. 200.
  27. ^ 大岡 1989, p. 18.
  28. ^ 大岡 1989, p. 16.
  29. ^ 『文豪たちの噓つき本』、2023年4月発行、彩図社文芸部、彩図社、P47
  30. ^ 大岡 1989, p. 146.
  31. ^ 大岡 1989, p. 211.
  32. ^ 作家読本 1993, p. 95.
  33. ^ 月刊『ポエム』創刊号「青春の中也」1976年10月1日発行
  34. ^ 嵐山光三郎『文人悪食』マガジンハウス、1997年、355頁。 
  35. ^ 『文豪たちの噓つき本』、2023年4月発行、彩図社文芸部、彩図社、P48、50~51
  36. ^ 大岡 1989, p. 217.
  37. ^ 青木 2003, p. 258.
  38. ^ 吉田 1996, pp. 205–206.
  39. ^ 坂口安吾. “酒のあとさき”. 青空文庫. 2017年1月28日閲覧。
  40. ^ 坂口安吾. “二十七歳”. 青空文庫. 2017年1月28日閲覧。
  41. ^ 大岡 1989, pp. 217–218.
  42. ^ 青木 2004, p. 111.
  43. ^ 檀一雄『小説 太宰治』岩波現代文庫、40頁。 
  44. ^ 猪瀬直樹『ピカレスク 太宰治伝』小学館、2000年、234-236頁。 
  45. ^ 檀一雄『小説 太宰治』岩波現代文庫、201頁。 
  46. ^ 大岡 1989, p. 306.
  47. ^ Vol.38 HISASHI WEBインタビュー”. GLAY MOBILE公式サイト. 2016年5月31日閲覧。
  48. ^ 中原中也記念館・企画展示「中也の兄弟たち」(平成20年12月17日(水)〜平成21年4月19日(日) )”. 笠間書院 (2008年12月17日). 2015年3月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月12日閲覧。
  49. ^ a b 月報「あすの九州・山口」2009年3月号”. 九州経済連合会 (2009年3月). 2017年4月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月7日閲覧。
  50. ^ 伊藤 拾郎”. コトバンク. 2017年4月16日閲覧。
  51. ^ 吉田 1996, p. 211.


「中原中也」の続きの解説一覧

中原中也

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桑名駅」の記事における「中原中也」の解説

1994年平成6年7月5日桑名駅開業100周年記念して桑名の駅』の詩碑1番ホーム建立された。 中原中也:『桑名の駅』(詩) 桑名の夜は暗かつたコロコロ鳴いてゐた夜更の駅には駅長綺麗な砂利敷き詰めたプラットホームに只独りランプを持つて立つてゐた 桑名の夜は暗かつたコロコロ泣いてゐた 焼蛤貝(やきはまぐり)の桑名とは此処のことかと思つたから駅長さん訊ねたらさうだと云つて笑つてた 桑名の夜は暗かつたコロコロ鳴いてゐた大雨の、霽(あが)つたばかりその夜は風もなければ暗かつた 「此の夜、上京の途なりしが、京都大阪間不通のため、臨時関西線を運転す」

※この「中原中也」の解説は、「桑名駅」の解説の一部です。
「中原中也」を含む「桑名駅」の記事については、「桑名駅」の概要を参照ください。

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