血脈

デジタル大辞泉

けち‐みゃく【^▽血脈】

読み方：けちみゃく

１ 「けつみゃく（血脈）2」に同じ。

「—ガ絶エル」〈和英語林集成〉

２ 師から弟子へと代々、仏法を正しく伝えること。また、その仏法相承(そうじょう)の系譜。法統。法脈。けつみゃく。

３ 在家(ざいけ)の受戒者に仏法相承の証拠として与える系譜。けつみゃく。

けつ‐みゃく【血脈】

読み方：けつみゃく

１ 血管。

２ 血のつながり。血すじ。血統。けちみゃく。「源氏の—を伝える一族」

３ ⇒けちみゃく（血脈）2・3

[補説] 書名別項。→血脈

けつみゃく【血脈】

読み方：けつみゃく

佐藤愛子の長編小説。平成元年（1989）7月、「別冊文芸春秋」誌で連載開始。父紅緑、異母兄サトウ・ハチローら家族の姿を赤裸々に描いた自伝的小説。平成12年（2000）5月に完結。単行本は平成13年（2001）刊行。

歴史民俗用語辞典

血脈

読み方：ケチミャク（ｋｅｃｈｉｍｙａｋｕ），　ケツミャク（ｋｅｔｓｕｍｙａｋｕ）

教法が師から弟子に伝えられること。

世界宗教用語大事典

けちみゃく 【血脈】

仏教用語。師から弟子に正法を相続することをいい（血脈相承）、また、その系譜を記した文書をいう。在家の人に与える血脈を入れる袋を血脈袋という。→ 在家

短編小説作品名辞典

血脈

作者北原尚彦

収載図書時間怪談―異形コレクション 10
出版社広済堂出版
刊行年月1999.5
シリーズ名広済堂文庫

収載図書首吊少女亭
出版社出版芸術社
刊行年月2007.8
シリーズ名ふしぎ文学館

血脈

作者エド・ゴーマン

収載図書巨匠の選択
出版社早川書房
刊行年月2001.9
シリーズ名ハヤカワ・ポケット・ミステリ

血脈

作者妻木新平

収載図書辻小説集
出版社ゆまに書房
刊行年月2005.6
シリーズ名「帝国」戦争と文学

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血脈

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2017/10/01 15:32 UTC 版)

「異能使い」の記事における「血脈」の解説

PCがどのような背景設定と異能力を持つかを決定するのが「血脈」である。血脈は以下に示す9種類が存在し、プレイヤーはうち一つを選択する。血脈によりPCは基本的な能力値が決定される。 神楽 - 「神楽」と呼ばれる異能の歌の唄い手。生来の唄い手の血脈は滅んでおり、現在は「人形」と呼ばれる後天的異能者のみが存在する 使役 - 魔性の使役者。魔性の制御は難しく、魔人に堕ちる者もいる 蒼血 - 天武八家など異能者の名家に連なる者 双手 - 2種類の異能力属性を使いこなす異能者（通常、異能力属性は1つしか使えない） 天禀 - 異能力の才能を持つ異能者 魔書 - 魔導書や呪符などを使いこなす者 妖精 - 通常は目に見えない妖精と交流でき、彼らの支援を受ける異能者 夜族 - 吸血鬼、人狼などの魔物 霊具 - 異能力を持つ器物の使い手。

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「血脈」の例文・使い方・用例・文例

• 血脈袋という,仏の教えを伝授する系譜を入れる袋