異能力
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 07:38 UTC 版)
「文豪ストレイドッグス」の記事における「異能力」の解説
常識では考えられない現象を起こす特殊な力。単に「異能」や「能力」とも呼ばれ、異能力を持つ者は「異能力者」や「異能者」「能力者」と呼ばれる。 国木田曰く「それをどのようにして行うか合理的に説明することはできぬ。ただそのようにしてあると云う他ない。(独歩吟客についていえば)何故手帳のページなのか、何故物理法則を無視して姿を変じるのか。理論的な説明をつけられるものは無い。」と語られている。大抵の場合異能に目覚めた何らかの契機がある。 異能力の効果は戦闘系から非戦闘系、異能生命体と呼ばれる生物を操る物まである。その中でも治癒能力や絶対的真実に基づいて発動する能力は極めて希少で、精神操作系と現実改変系の異能は異端とされ、精神操作系は最も忌み嫌われる。また異能力者の中には、自らの能力をコントロールできずに自滅したり、太宰ら「武装探偵社」のメンバーと関わりを持つ前の敦のように、自分が異能力者であること(若しくは、自身が持つ異能力の詳細)を知らないまま生活している者も少なからず存在する。 詳細は不明だが、血の繋がっている者に異能を譲渡する方法がある。しかし譲渡が不十分、または譲渡前に発動条件を新たに設定すると譲渡された側の人間は以前の所有者のように異能を操ることができない。 異能によって大量の情報が流入した時、脳が整理の為に一時的に意識を落とす事があり、唐突に気絶して倒れる事がある。特異点 「『必ず先制攻撃する異能』を持った二人が戦う」や「『必ず相手を騙す』異能者と『必ず真実を見抜く』異能者が会話する」のような、複数の異能力が互いに干渉した結果、全く別の結果が引き起こされる現象。 同じ未来予知能力を持つ織田作とジイドが戦った際に、未来が重なって見えると言う現象と互いが互いの言葉を先取りし続け時間が無限に伸ばされたような感覚を感じるという現象が起きた。 同じまたは反対の異能でなくとも特異点は発生し、「局所的に時間を操る」能力と「熱球殻を発生させる呪符を描く」能力を組み合わせた異能兵器"殻(シェル)"はエネルギーの"ゆらぎ"を利用しヨコハマを消滅させるほどの特異点を発生させた。
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