手帳とは? わかりやすく解説

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て‐ちょう〔‐チヤウ|‐テフ〕【手帳/手×帖】

読み方:てちょう

いつも手もとに置いて心覚えのためにさまざまの事柄記入する小形帳面。「生徒—」「母子—」


手帳

読み方:テチョウ(techou)

近世帳簿検地のとき野外記入した

別名 野帳(のちょうやちょう)


手帳

作者沢木耕太郎

収載図書彼らの流儀
出版社朝日新聞社
刊行年月1991.12


手帳

作者赤川次郎

収載図書回想電車
出版社集英社
刊行年月1996.4

収載図書回想電車
出版社集英社
刊行年月1999.10
シリーズ名集英社文庫


手帳

作者永田

収載図書66 STORIES
出版社アーティストハウスパブリッシャーズ
刊行年月2003.4


手帳

作者篠田節子

収載図書天窓のある家
出版社実業之日本社
刊行年月2003.9

収載図書天窓のある家
出版社新潮社
刊行年月2006.10
シリーズ名新潮文庫


手帳

作者瀬高

収載図書ふたり心地
出版社東京図書出版会
刊行年月2008.2


手帳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/22 16:15 UTC 版)

手帳(てちょう)は手帖とも表記され、手の中に納まるような小さな記録本のこと。現代では、主な用途としては、予定管理や行動の記録、メモなどに使用される。また、身分関係記録、身分証明書を兼ねるものもある。後述の専門家向け手帳など記録するスペースが殆どない小冊子に近いものも手帳と呼ばれる。

市販の汎用綴じ手帳

予定管理・行動記録などを記録ことを主目的としており、紙が冊子となるように綴じてある。安価な無名のもの以外に、固定ファンを持つ国内外のビジネス手帳ブランドもある。また、野外調査用の野帳も手帳の一種である。

なお、手帳には文房具として扱われるものや書籍として扱われるもの(ISBNが与えられている。)が存在する。書籍として扱われる手帳は再販売価格維持(再版制度)が適用され、値引き販売はできないが売れ残った場合は書店が商品を出版取次に返品することができる。

ビジネス手帳ブランドの例

標準的なビジネス手帳

いずれも市販品。

能率手帳日本能率協会マネジメントセンター
書店、文具店流通。標準的な付録は地下鉄路線図度量衡時差表、郵便料金など。
生産性手帳(日本生産性本部生産性出版)
書店流通。標準的な付録は地下鉄路線図など。
1960年にマンスリータイプ(月間ブロック式)の手帳を日本で初めて商品化。
赤旗手帳日本共産党中央委員会出版局
書店流通。付録は日本国憲法全文、党綱領・規約、マスコミ・市民団体電話帳、西暦元号早見表、度量衡、郵便料金など。

特徴的な手帳

県民手帳
住民歌や地域の成り立ちなどが書かれている。製作しない都道府県もある。
「超」整理手帳
ジャバラ式で、数か月分の予定を一覧することができる。長期の予定を立てたい人に向いている。
ほぼ日手帳
1日1ページタイプの記入欄を特徴とする手帳。過去を参照したい人、日記を記入したい人などに向いている。

デザイン手帳

  • ASHFORDアシュフォード
  • Cookdayクックデイ
  • knoxbrainノックスブレイン

舶来

  • モレスキン
  • クオバディス
  • リド

スケジュール欄のタイプ

月間カレンダー式
手帳を開いたとき、1か月のカレンダーが見開きで記入するタイプである。
見開き1週間レフト式
手帳を開いたとき、左側のページに1週間のスケジュールを記入するスペースがあり、右側が罫線、もしくは方眼ページになっている。
右側にメモをとる必要がある人や、日記を書きたい人などに向いている。
見開き1週間セパレート式
手帳を開いたとき、左ページから右ページにわたって1週間のスケジュールを記入するスペースがとられている。
バーチカル式
時間軸と呼ばれる、縦に時間ごとの目盛りが用意されたタイプのもの。
横書きで、時間ごとの予定を記入することができるので、ここ数年人気があるスケジュール形式である。
1日1ページ式
1日あたり1ページの記入スペースがあるタイプのもの。

システム手帳

バインダー方式で、好みの機能を持つリフィルを差し替えることができる。

専門職業家向けの手帳

専門的職業家・マニアが使いやすいように工夫された手帳とその主なメーカー。

  • 教務手帳(日本通信出版社)
  • 会計手帳(中央経済社)
  • 税務手帳(日本税理士会連合会)
  • 歴史手帳(吉川弘文館)
  • 茶湯手帳(宮帯出版社)
  • 天文手帳(地人書館)
  • スポーツ指導者手帳 (日本スポーツ協会)
  • ぴあダイアリー
  • 赤十字手帳 - 日本赤十字社職員、赤十字奉仕団団員向けの手帳。ダイアリー、アドレスの他に赤十字の理念や関連年表、関係資料、本部・支部・施設所在地一覧などが記載されている。
  • 自衛隊手帳(朝雲新聞社)
  • 鉄道手帳(創元社)
  • ブルーバックス科学手帳(講談社)
  • 元素手帳(化学同人)
  • 天体観測手帳(技術評論社)
  • 会計手帳(日本公認会計士協会東京会)
  • 社会保険労務手帳(全国社会保険労務士会連合会)
  • FP手帳(近代セールス社)
  • 電気手帳(オーム社)
  • 電気工事士手帳(オーム社)
  • 建築設備手帖(建築設備技術懇話会)
  • 英語手帳(IBCパブリッシング)
  • 心理学手帳(心理学手帳研究会)
  • 農家日記(農文協)
  • JA職員手帳(全国共同出版)
  • 海上保安ダイアリー(海上保安ダイアリー編集委員会)
  • ケア手帳(公益社団法人日本介護福祉士会)
  • 薬剤師手帳(メディカルクォール)
  • ゴルフ手帖(ゴルフダイジェスト社)

身分証明書を兼ねるもの

何らかの職業・身分の者がその職業・身分であることを証明するための身分関係記録・身分証明書として「○○手帳」と称するものが多くある。その職業・身分に関する注意事項等が記載され必要事項を記入するための記入欄も設けられた手帳の様式のものもあるが、手帳としての機能がなく身分証明書の機能のみのものもある。

  • 生徒手帳
  • 警備員手帳 - 警備会社によっては、警備員に手帳型の身分証明書(社員証)を貸与していることもある。
  • 出稼労働者手帳
  • 官吏の身分証明書を兼ねる手帳
    • 警察手帳 - 2002年(平成14年)10月1日のデザイン改正により、書き留める手帳機能が失われて、身分証明書としての機能に特化した。なお、皇宮護衛官手帳・交通巡視員手帳は警察手帳に準じたデザインである。
    • 麻薬取締官証・麻薬取締員証 - 麻薬取締官麻薬取締員が携帯する。形状は警察手帳にほぼ同じ。
    • 消防手帳 - 消防吏員が携帯する。主として消防法第4条・第16条に基づく査察の際に、立入検査証と共に提示する。他の各種身分証票と違い、火災・災害現場への出場の場合は紛失防止のため携行しなくてよい規定がある。また、消防本部によっては手帳ではなく各種必要事項が記載されたカードを消防吏員の身分証明書としている場合もある(身分証と胸章で両面。これにより手帳外被はパスケース型になっている。)。様式については総務省消防庁告示消防吏員服制基準の図に規定されている。
    • 消防団員手帳 - 消防団員に貸与される手帳。
    • 警務手帳 - 自衛隊警務官司法警察職員としての職務を行うに当りその身分を示す証票として携帯する。(以下、海上保安・労働基準監督官手帳も同様。)
    • 海上保安官証票 - 海上保安官対象
    • 労働基準監督官証票 - 労働基準監督官対象
    • 入国管理手帳 - 入国審査官及び入国警備官対象
      消防・労働基準監督官の各手帳は形状に変更はなく、従来の手帳型。警務手帳、海上保安官証票は新型警察手帳に準じたデザインに変更された。
    • 予備自衛官(補)手帳 - 予備自衛官及び予備自衛官補対象

その他、刑務官衛視税関職員公安調査官予備自衛官(現役自衛官はIDカード)、保護司等も手帳型の身分証明書を携帯する。

その他

ビジネス手帳から発展した機器

便宜上「手帳」と呼ばれるもの

  • 整備手帳 - 自動車の整備記録簿のこと。1995年7月に「メンテナンスノート」に改称した。
  • お薬手帳

手帳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 07:20 UTC 版)

相棒」の記事における「手帳」の解説

相棒オフィシャル 杉下右京手帳 20112010年10月31日発売PHP研究所ISBN 978-4-569-79218-7 - シリーズ開始10周年記念として発売された手帳。所々右京セリフ書かれている

※この「手帳」の解説は、「相棒」の解説の一部です。
「手帳」を含む「相棒」の記事については、「相棒」の概要を参照ください。

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手帳

出典:『Wiktionary』 (2021/08/21 12:31 UTC 版)

この単語漢字

第一学年
ちょう
第三学年
湯桶読み

異表記・別形

発音(?)

名詞

(てちょう)

  1. 小型帳面スケジュールメモ書き留めるノート

「手帳」の例文・使い方・用例・文例

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