長良川橋梁 (東海道本線)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/17 08:36 UTC 版)
![]() | この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2013年5月) |
長良川橋梁(ながらがわきょうりょう)は、岐阜県岐阜市と瑞穂市をむすぶ、長良川に架かるJR東海道本線の橋梁である。前野橋の別名がある。
長良川橋梁 | |
---|---|
![]() 右岸下流より撮影。右側がポニーワーレントラス | |
基本情報 | |
国 |
![]() |
所在地 | 岐阜県岐阜市今嶺〜岐阜県瑞穂市只越 |
交差物件 | 長良川・天王川・岐阜県道163号墨俣合渡岐阜線 |
用途 | 鉄道橋 |
路線名 | 東海道本線 |
開通 |
上り線 1914年(大正3年) 下り線 1960年(昭和35年) |
構造諸元 | |
材料 | 鋼 |
全長 | 462 m |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
概要
西岐阜駅と穂積駅の間に架かる鉄道橋である。上り線用と下り線用が別々にある。
1887年(明治20年)の完成時の橋脚は鋳鉄管橋脚であったが、1891年(明治24年)の濃尾地震で崩壊[1]。煉瓦楕円井筒に変更された。
諸元
上り線
- 1 - 3、9は単線ポニーワーレントラス、4 - 8は単線曲弦プラットトラス、10は上路プレートガーダー
- 区間:岐阜県岐阜市今嶺〜岐阜県瑞穂市只越
下り線
- 1 - 3、9は単線ポニーワーレントラス、4 - 8は単線平行弦ワーレントラス、10は上路プレートガーダー
- 4 - 8は1960年(昭和35年)に架け替えられているが、1 - 3、9は上り線と同じ1914年(大正3年)の橋梁が残っている。
- 区間:岐阜県岐阜市今嶺 - 岐阜県瑞穂市只越
その他
長良川に架かるのは1 - 8で、瑞穂市側の9,10は沿って流れる支流の天王川と岐阜県道163号墨俣合渡岐阜線に架かる。
映画 聲の形では、トラス桁の高さの違いまで忠実に再現されている。
脚注
- ^ “濃尾地震130年webパネル展”. 岐阜県 (2021年10月28日). 2021年11月12日閲覧。
外部リンク
- 「震災報告(鉄道庁)」『官報』1891年11月2日(国立国会図書館デジタル化資料)濃尾地震の際の略図掲載
座標: 北緯35度23分55.6秒 東経136度42分05.4秒 / 北緯35.398778度 東経136.701500度
- 長良川橋梁_(東海道本線)のページへのリンク