長良川橋 (東海環状自動車道)とは? わかりやすく解説

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長良川橋 (東海環状自動車道)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/15 14:35 UTC 版)

長良川橋
基本情報
日本
所在地 岐阜県美濃市
交差物件 長良川
用途 道路橋
路線名 東海環状自動車道
管理者 NEXCO中日本名古屋支社岐阜保全・サービスセンター
設計者 大日本コンサルタント
施工者 ピーエス三菱大林組異工種建設工事JV
着工 2006年平成18年)3月17日[1]
竣工 2009年(平成21年)3月13日[1]
開通 2009年(平成21年)4月18日
座標 北緯35度30分54.6秒 東経136度53分24.6秒 / 北緯35.515167度 東経136.890167度 / 35.515167; 136.890167座標: 北緯35度30分54.6秒 東経136度53分24.6秒 / 北緯35.515167度 東経136.890167度 / 35.515167; 136.890167
構造諸元
形式 PC4径間連続箱桁橋
設計活荷重 B活荷重
上部工材料 プレストレストコンクリート
全長 343.000 m
25.027 - 24.571 m(暫定時)
支間割 (59.5 m+2×111.0 m+59.5 m)
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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国道475号標識

長良川橋(ながらがわばし)は、岐阜県美濃市美濃関JCT - 関広見IC間の長良川に架かる、東海環状自動車道橋梁である。PC技術協会賞施工技術部門を受賞している。

概要

[2]

建設

本橋は工期短縮のため上下部工一体施工の異工種共同企業体として発注された。上部工架設に際しては、通年施工および上下部工の同時施工を行うため移動式架設桁による張出架設工法(P&Z工法)が採用された[3]

P&Z工法は日本国内で初めて採用されて以後、本橋が8橋目[注釈 2]であり、支間長も111 mと大規模である。また、本橋は下部工は内回り・外回り線一体構造であり、上部工についてもP1 - P4の3径間については内回り・外回りでそれぞれ1室箱桁を建設したのち、上床版と横桁を連結し一体化している[2]

脚注

注釈

  1. ^ ピーエス・コンストラクションに社名変更
  2. ^ P&Z工法の日本でのそれまでの実績は月夜野大橋を嚆矢に利根川橋 (関越自動車道)上り、子不知高架橋、大井沢橋、鳴瀬川橋梁はまゆう大橋、吉峰高架橋

出典

参考文献

  • 杉下維章、川嶋正宏、岡林秀勝、片岡智宏「ピーエス三菱技報」第7号、ピーエス三菱、2009年。 
  • 杉下維章、川嶋正宏、岡林秀勝、片岡智宏「プレストレストコンクリート」第52巻第1号、プレストレストコンクリート工学会、2010年。 
  • 長谷川強、川嶋正宏、花井睦征「橋梁と基礎」第43巻第7号、建設図書、2009年。 

関連項目

外部リンク




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