桁橋とは? わかりやすく解説

けた‐ばし【桁橋】

読み方:けたばし

荷重で受け、それを橋台橋脚支え構造こうきょう


桁橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/02 04:49 UTC 版)

桁橋(けたばし、けたきょう)とは、横にかけた橋桁によって橋面を支える方式で作られたのことである。橋を支えるためにアーチなどの特別な構造体を用いない橋であり、橋の途中に橋脚を設ける場合と設けない場合がある。英語の Girder bridge からガーダー橋とも言い、日本語の「ガード」はこれに由来する[1][2][3][注釈 1]。また、日本で古くから広く親しまれてきた丸太橋も桁橋の一種としてみてもよい[4]


注釈

  1. ^ 各辞書とも和製英語とはしておらず、goo辞書では「ガーダーの訛ったもの」と解説している。

出典

  1. ^ 精選版 日本国語大辞典. “ガード”. コトバンク. 2022年8月24日閲覧。
  2. ^ ガード”. Weblio. 2022年8月24日閲覧。
  3. ^ ガード”. goo辞書. 2022年8月24日閲覧。
  4. ^ 倉西茂・中村俊一 編『最新橋構造 第3版』森北出版、2004年3月、65-72頁。 
  5. ^ 中井博・北田俊行 編『新編 橋梁工学』共立出版株式会社、2003年12月10日、116-118頁。 
  6. ^ 土木学会関西支部 編『図解・橋の科学 なぜその形なのか? どう架けるのか?』講談社ブルーバックス B-1676〉、2010年3月20日、39頁。ISBN 978-4-06-257676-5 
  7. ^ エドワード・デニソン・イアン・スチュアート 編『橋の形を読み解く』産調出版、2012年10月1日、96-97頁。 


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