【浸水】(しんすい)
船や建造物の内部に大量の水が入り込み、その区画が利用不能になる事。
主たる原因は大雨、津波、洪水などによるが、水道管などの不備によって発生する場合もある。
艦艇の浸水
船は当然ながら水中に浮いており、水面に触れている部分の外壁が損傷すれば、穴や亀裂から水が入り込んで浸水する。
主な原因は船体自体の老朽化、船同士や氷山・岩礁などとの激突、砲弾の命中、水雷(魚雷・機雷・爆雷)、対艦ミサイルの弾頭の炸裂などである。
戦闘を想定していない民間船では、小銃弾や拳銃弾が命中しても浸水が発生し得る。
また、大波によって船体が捻じ曲げられて破損したり、海水をかぶったり転覆したりした際に甲板の開口部から浸水する事もある。
船が浸水すれば当然ながら沈没の危険がある(というより、船内の全空間が浸水した状態を指して「沈没」と呼ぶ)。
とはいえ、浸水は穴や亀裂から徐々に発生するので、水を掻き出しつつ穴を塞ぐか、浸水部分を密封する事で沈没を防ぐ事ができる。
現在の大型船は底部が二重構造になっており、また船内を区画ごとに密閉できるように設計されている。
ただし、潜水艦が深海で浸水すると、外壁を亀裂沿いに引き裂くほどの水圧がかかるため、どんな小さな浸水原因でも致命的になりうる。
沈没を免れた場合でも、浸水区画内の水が事実上の積荷となって艦艇の速度を低下させる。
また、船の一部のみが浸水すると、重量が左右または前後に偏って転覆事故を起しやすくなる。
関連:ダメージコントロール
浸水
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/20 01:35 UTC 版)
浸水
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/01 09:48 UTC 版)
千波の夢の村と澄夫という名前が気になり、和澄夫妻は一人暮らしの清子を訪ねる。清子は夢の村があの村に似ていると話しただけであった。和澄も千波に村のことも竜巳のこともまだ話していない。
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「浸水」の例文・使い方・用例・文例
- 大洪水で多くの家屋が浸水した
- 彼は浸水した家屋からポンプで水をくみ出した
- 洪水で多くの家が浸水した
- 洪水で町全体が浸水した
- 地下鉄の駅が大雨で浸水した。
- 昨日は早朝の豪雨で床下浸水がおきた。
- 私の家はゆるやかな坂の途中にあるので浸水の心配はありません。
- 今でもその集落や水田は浸水している。
- 私の家は津波に浸水された。
- ここは浸水した。
- そのボートは浸水し始めてまもなく沈んだ。
- 浸水[灌水(かんすい)]洗礼.
- 洪水被害地, 浸水地方.
- 浸水家屋.
- 船は浸水いよいよ甚だしく 40 度から 80 度にまで傾斜した.
- 船はたちまち浸水して沈没した.
- 豪雨のため県下の低地が浸水した.
- 家に浸水する
- 浸水家屋
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