船体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/11 15:34 UTC 版)
船体(せんたい、英: hull ハル)とは、船舶の主たる構造体のことで、船底(せんてい。船体底面、下面)、舷、舷側(船体側面。船側=せんそく、船端=ふなばたとも)、甲板(かんぱん。船体や船室上の平らな面)のこと[1]。甲板の上のさまざまな物(たとえば、マスト(帆柱)や さまざまな艤装)、また原動機などは船体に含めない[1]。
- ^ a b Oxford Lexico, hull.[1].The main body of a ship or other vessel, including the bottom, sides, and deck but not the masts, superstructure, rigging, engines, and other fittings. .
- ^ パーソナルウォータクラフトを含む船底がV字型の小型艇は、スキーや二輪車のコーナリングと同様に船体を内傾させて旋回する
- ^ 土屋孟、「こんなところに複合材料:歴史編―II.FRP漁船の開発史」 『日本複合材料学会誌』 2003年 29巻 4号 p.129-135, doi:10.6089/jscm.29.129, 日本複合材料学会
- ^ a b 泉江三著 『日本の戦艦 上』 グランプリ出版 2001年4月20日初版発行 ISBN 487687221X
- ^ 池田良穂著 「図解雑学 船のしくみ」 ナツメ社 2006年5月10日初版発行 ISBN 4-8163-4090-4
- ^ a b 池田宗雄著 「船舶知識のABC」 成山堂書店 第2版 ISBN 4-425-91040-0
- ^ 恵美洋彦著 「Illustrations of Hull Structures」 成山堂書店 2006年11月28日初版発行 ISBN 4-425-71381-8
- ^ 佐藤忠著 「セメント船を造ろう」 パワー社 2001年9月25日発行 ISBN 4-8277-2277-3
- ^ 吉識恒夫著 「造船技術の進展」 成山堂書店 2007年10月8日初版発行 ISBN 978-4-425-30321-2
- ^ 池田良穂著 『内航客船とカーフェリー』 成山堂書店 平成20年7月18日新訂初版発行 ISBN 9784425770724
「船体」の例文・使い方・用例・文例
- 船体
- タイタニック号は沈む前に船体が2つに割れた
- 船体にストレーキを張る
- たくさんのフジツボが船体に付着していた。
- 船体は大破して引揚げの見込み無し
- 船体には蜂の巣のように弾痕があった
- 船は(遠くで)船体が(水平線以下に隠れて)見えぬ
- 船体には蜂の巣のように弾痕がある
- 船体の動揺が烈しい
- 船体の傾斜すること三十度
- 船体の輪郭の実物大の絵を広げる
- 船体の外面
- 何か(船体あるいは航空機のような)をひっくり返りにくくする行為
- 船体中または船または飛行機の中間に近いところに位置した
- ボートの船体の外の取り付けられるように設計されたモーターの
- 2つの平行な船体を一つの甲板でつないだ帆船
- 磁気材料(船の鋼の船体として)に応答するメカニズムにより爆発する海洋地雷
- 一部または船体が金属である織糸でできた繊維
- 機体または船体を強化するための、縦材で構成される筋かい
- 3つの平行する船体をもつ高速帆船
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