エフ‐アール‐ピー【FRP】
《fiberglass reinforced plastics》繊維強化プラスチック。→強化プラスチック
FRP…ガラス繊維強化プラスチック(Fiber Reinforced Plastics)
FRP
繊維強化プラスチック。ベースには熱硬化性と熱可塑性があるが、一般的には熱硬化性樹脂をガラス繊維で補強した複合材料のこと。強化繊維はガラス以外にカーボン、アラミド、ボロン、アルミナ、炭化けい素、金属などがある。樹脂には不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、けい素樹脂などがある。
FRP
燃料もどしパイプ。燃料タンクからエンジンへ燃料を送った余剰分を燃料タンクへもどすパイプのこと。常に燃料は必要量以上を送っているが、不足するとエンジンの息つきや停止が起こり危険。最近は、燃圧調整および余剰燃料リターン機能を有したレギュレーター装置によりFRPの廃止傾向にある。
参照 燃料リターンパイプレスFRP(エフアールピー)
FRP fiber reinforced plastics
FRP
FRPは強度や熱変形温度の向上だけでなく、寸法安定性や寸法精度の向上も見込める。
FRPはマトリックス樹脂の分類から、繊維強化熱硬化性プラスチックと繊維強化熱可塑性プラスチック
に分けられ、一般的には繊維強化熱硬化性プラスチックをFRPとし、繊維強化熱可塑性プラスチックは
FRTPとしている。なお、繊維の分類から、ガラス繊維をG、カーボン繊維をCとし、これらを組み合わせて、GFRP・CFRPあるいはGFRTP・CFRTPと呼ぶことがある。
ガラス繊維よりも高機能なカーボン繊維・ボロン繊維・アラミド繊維などが開発され、これらを強化繊維としたFRPもある。
FRP
FRP
繊維強化プラスチック繊維強化プラスチック(FRP)
Fiber Reinforced Plasticsの略で、ポリエステル系、エポキシ樹脂系、フェノール樹脂系などの熟硬化性樹脂をガラス繊維などの補強材で強化した樹脂の総称。FRP
繊維強化プラスチック
(FRP から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/22 00:37 UTC 版)
繊維強化プラスチック(せんいきょうかプラスチック、英: Fiber Reinforced Plastics、FRP)とは、エポキシ樹脂やフェノール樹脂などに、ガラス繊維や炭素繊維などの繊維を複合して強度を向上させた強化プラスチックである。
- ^ 英: fiber reinforced thermo plastics
- ^ 樹脂を浸透させるという補修法もある。
- ^ 1960年代末から1970年代初頭にかけてロールス・ロイス・リミテッドはロッキード L-1011 トライスターのエンジンとして開発中だったロールス・ロイス RB211ではHyfilという複合材製のファンブレードを使用して開発していたが、耐衝撃性に劣るため、バードストライクの試験に合格できず、再設計することになり、経営難に陥り、国有化された。搭載予定だったトライスターは発売が予定よりも大幅に遅れ、当時、ライバルだったマクドネル・ダグラス DC-10に対して劣勢になり、なりふり構わぬ販売攻勢によりロッキード事件の原因にもなった。
- 1 繊維強化プラスチックとは
- 2 繊維強化プラスチックの概要
- 3 利点
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