カーボンファイバーとは?

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カーボンファイバー

英語 carbon fiber

炭素繊維アクリル繊維を焼いて炭化させてつくる。金属比べ軽量高強度、高剛性という特性をもつ。この繊維束ねて編んだ布状の素材クロスクロス各種樹脂含浸させたものをプリプレグという。プリプレグの状態では軟らかい布状の素材だが、積層して高温高圧をかけると硬化する。クロス編み方によって、さまざまな特性を示すので、使用箇所によってプリプレグ選び積層する方向変えるなどの工夫が行われる。アルミの5倍以上の強度をもつ反面積層はほとんど手作業手間がかかり難しいうえ、強度限界超えると突然破壊するという特性があるため、レーシングカー分野で用いられるようになったのは1980年代に入ってからのこと。現在はモノコックフレームのほか、ボディカウル、ブレーキディスクおよびパッド、クラッチプレートなどに広く用いられる。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

カーボン

【別称】カーボンファイバー
宇宙技術開発された炭素素材で、軽量ありながら強度がある。黒っぽい色をしており、近づいてよく見てみると編み物のような繊維(ファイバー)の模様見える。 主に外装パーツに使われ、軽量で熱にも強いのでサイレンサーアウターとしても採用されている。 釣竿ゴルフクラブにも使われている素材だが、割れやすいのが難点。 カーボンファイバーと呼ばれることもある。
カーボン


関連用語】サイレンサー

炭素繊維

(カーボンファイバー から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/14 14:17 UTC 版)

炭素繊維(たんそせんい、: Carbon fiber)は、アクリル繊維またはピッチ石油石炭コールタールなどの副生成物)を原料に高温で炭化して作った繊維JIS規格では「有機繊維のプレカーサーを加熱炭素化処理して得られる、質量比で90%以上が炭素で構成される繊維。」と規定されている[1]。アクリル繊維を使った炭素繊維はPAN系(Polyacrylonitrile)、ピッチを使った炭素繊維はピッチ系(PITCH)と区分される[2]。炭素繊維を単独の材料として利用することは少なく、合成樹脂などの母材と組み合わせた複合材料として用いることが主である。炭素繊維を用いた複合材料としては炭素繊維強化プラスチック炭素繊維強化炭素複合材料などがある。




  1. ^ 特許出願(特願昭34-028287号、特公昭37-004405号)は1959年9月にさかのぼるが、論文により公知となった1961年が発明年として紹介されることが多い
  1. ^ JIS L 0204-2 繊維用語(原料部門)-第2部:化学繊維[リンク切れ]
  2. ^ a b c 三菱化学グループのプラスチック、トピックス「CFRP(炭素繊維強化プラスチック)-PAN系とピッチ系-」、2010年10月19日掲載、2011年10月17日閲覧
  3. ^ そもそも炭素繊維って?、TORAYCA、炭素繊維とは、2011年10月18日閲覧
  4. ^ a b 「カーボンファイバーってなんでこんなに高価なの?」、ギズモード・ジャパン、2011年10月1日掲載、2011年10月18日閲覧
  5. ^ 志村幸雄 『誰が本当の発明者か : 発明をめぐる栄光と挫折の物語』 講談社〈ブルーバックス, B-1525〉、2006年8月ISBN 4062575256
  6. ^ 立林 康巨「PAN系炭素繊維の現状と将来」炭素繊維協会第23回複合材料セミナー資料 (PDF) 、2010年6月29日掲載、2011年10月17日閲覧
  7. ^ 「PAN系各社の炭素繊維開発の歴史」 (PDF)炭素繊維協会、2010年6月29日掲載、2011年10月18日閲覧
  8. ^ a b 深川 敏弘「ピッチ系炭素繊維の現状と将来」 (PDF) 、炭素繊維協会第24回複合材料セミナー資料、2011年8月21日掲載、2011年10月18日閲覧。
  9. ^ a b 「航空機材料としての炭素繊維適用の動向について」 (PDF) 、(財)航空機国際共同開発基金、航空機等に関する解説概要、2007年度掲載、2011年10月18日閲覧
  10. ^ FAQ、炭素繊維協会、2011年10月18日閲覧
  11. ^ 河村 雅彦「PAN系炭素繊維の現状と将来」 (PDF) 、炭素繊維協会第24回複合材料セミナー資料、2011年8月21日掲載、2011年10月18日閲覧
  12. ^ 東邦テナックス、炭素繊維事業「炭素繊維とは」、2011年10月17日閲覧
  13. ^ 村上 陽太郎「炭素繊維の製法、構造及び性質 (PDF) 」(財)大阪科学技術センター付属ニューマテリアルセンター、NMCニュース2005年4月号、No.37、2011年10月18日閲覧
  14. ^ よくある質問FAQ、東邦テナックス、炭素繊維事業、2011年10月18日閲覧


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