大阪ガスケミカルとは? わかりやすく解説

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大阪ガスケミカル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/05 07:57 UTC 版)

大阪ガス > 大阪ガスケミカル
大阪ガスケミカル株式会社
Osaka Gas Chemicals Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本
550-0023
大阪府大阪市西区千代崎三丁目南2番37号
設立 1931年(昭和6年)9月21日
法人番号 6120001092787
代表者 代表取締役社長 渡部吉彦
資本金 142億円
大阪ガス株式会社100%出資)
決算期 3月31日
主要株主 大阪ガス:100%
主要子会社 水澤化学工業
外部リンク www.ogc.co.jp
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大阪ガスケミカル株式会社(おおさかガスケミカル[1])は、大阪府大阪市西区に本社を置く化学メーカーで、大阪ガスの完全子会社。

概要

元々は、大阪ガス石炭から都市ガス製造の副産物であるコークス及びタールの販売事業から始まった[2]

現在は、大阪ガスの石炭化学技術による繊維状活性炭と、買収した武田薬品工業が1936年から製造販売する「白鷺」ブランドを有する大手活性炭メーカーである[3]2014年にスウェーデンのJacobi Carbons(ジャコビ・カーボンズ)グループを383億円で買収し[4][5]、ヤシ殻活性炭で世界シェア1位となった[6]。また、ファインケミカル材料では、フルオレンが世界シェア8割強を占める[7]

沿革

  • 1931年(昭和06年) - 会社設立
  • 1947年(昭和22年) - ベンゼン・タール製品販売事業を行う「関西タール製品株式会社」が設立
  • 1949年(昭和24年) - 近畿コークス販売株式会社に商号変更、コークス販売事業を開始
  • 1991年(平成03年) - 大阪ガスケミカル株式会社に商号変更、コークス、化成品、炭素材事業を統合
  • 2005年(平成17年) - 「日本エンバイロケミカルズ株式会社」を買収
  • 2014年(平成26年) - 「Jacobi Carbons AB」を買収
  • 2015年(平成27年) - 日本エンバイロケミカルズ株式会社を吸収合併[8]水澤化学工業株式会社を買収

事業所

  • 本社 - 大阪市西区千代崎三丁目南2番37号 ドームシティガスビル10F
  • 東京事業所 - 東京都中央区日本橋本町二丁目6番1号 日本橋本町プラザビル4F
  • 酉島事業所 - 大阪市此花区酉島五丁目11番61号
  • 枚方製造センター - 大阪府枚方市出屋敷西町一丁目38番1号
  • 奈良表面加工センター - 奈良県奈良市針町3977番の1

関係会社

脚注

関連項目

外部リンク




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