武田薬品工業
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武田薬品工業株式会社(たけだやくひんこうぎょう、英: Takeda Pharmaceutical Company Limited)は、大阪府大阪市中央区道修町四丁目と東京都中央区日本橋本町二丁目に本社を置く日本の大手製薬会社である。タケダ、Takeda、武田薬品とも略称される。日本のメガ・ファーマであり、積極的なM&Aによって業績を拡大し続けている。東証プライム市場およびニューヨーク証券取引所(NYSE)上場企業であり、日経平均株価およびTOPIX Core30、JPX日経インデックス400の構成銘柄の一つ[2][3][4]。
- 1 武田薬品工業とは
- 2 武田薬品工業の概要
武田薬品工業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 08:17 UTC 版)
「COVID-19に対する薬剤研究」の記事における「武田薬品工業」の解説
2020年3月4日、武田薬品工業は、本疾患に対して、2019年に買収したアイルランドの大手製薬会社シャイアーが持っていた血液由来の医薬品技術で治療薬を開発すると発表した。免疫機能を高める治療薬「TAK-888」を作るとされ、これは回復した患者の血漿から採取した病原体特異的な抗体を濃縮したもので、これを投与すると患者の免疫系の活性が高まり、回復の可能性が高まることが期待できるという。すでに米国やアジア、欧州の規制当局と調整を進めている。9カ月から18カ月程度で治験を終える計画としている。 COVID-19に対する治療薬ではギリアドのレムデシビル、アッヴィのカレトラ、富士フイルムのアビガンなどの有効性が指摘されてきたが、いずれも既存薬の応用で、新規開発を表明したのは武田薬品が初となる。 武田薬品と日本国外の9社からなるCoVIg-19アライアンスでは、2020年10月から米国国立衛生研究所(NIH)と共同で第三相臨床試験(ITAC試験;Inpatient Treatment with Anti-Coronavirus Immunoglobulin trial)を実施していたが、2021年4月、評価項目を達成出来なかった旨が発表された。
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