明治ホールディングス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/09/05 04:30 UTC 版)
| |
|
|
本社
|
|
| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 機関設計 | 監査役会設置会社[1] |
| 市場情報 |
OTC MEJHY
|
| 略称 | 明治HD |
| 本社所在地 | 〒104-0031 東京都中央区京橋二丁目4番16号 北緯35度40分36.8秒 東経139度46分8.4秒 / 北緯35.676889度 東経139.769000度座標: 北緯35度40分36.8秒 東経139度46分8.4秒 / 北緯35.676889度 東経139.769000度 |
| 設立 | 2009年(平成21年)4月1日 |
| 業種 | 食料品 |
| 法人番号 | 9010001123947 |
| 事業内容 | 食品、薬品等の製造、販売等を行う子会社等の経営管理およびそれに付帯または関連する事業 |
| 代表者 | 松田克也(代表取締役社長CEO) |
| 資本金 |
|
| 発行済株式総数 |
|
| 売上高 |
|
| 営業利益 |
|
| 経常利益 |
|
| 純利益 |
|
| 純資産 |
|
| 総資産 |
|
| 従業員数 |
|
| 決算期 | 3月31日 |
| 会計監査人 | EY新日本有限責任監査法人[2] |
| 主要株主 |
|
| 主要子会社 |
|
| 関係する人物 | |
| 外部リンク | www |
明治ホールディングス株式会社(めいじホールディングス、英: Meiji Holdings Co.,Ltd.[3])は食品メーカーの明治、製薬会社のMeiji Seika ファルマなどを傘下に持つ持株会社。2009年4月1日設立。 東京都中央区京橋に本社を置く。日経平均株価およびJPX日経インデックス400の構成銘柄の一つ[4][5]。
概要
明治およびMeiji Seika ファルマの前身企業である明治乳業(明乳)・明治製菓(明菓)は、共に旧明治製糖(明治39年設立)から派生した同門・同根企業である(旧明治製糖グループ)。それもあって、明乳は1986年にコーポレートアイデンティティを導入するまで明菓と同じロゴマークを用いていたほか、商品の共同開発などを手掛けていた。一方で両社間での資本の持ち合いについては独自性を尊重して僅かなものに留まり、それぞれの新会社へ移行後から2009年の経営統合に至るまで、厳密には関連会社(グループ会社)ではなく人的交流も盛んではなかった。
しかし、アメリカのサブプライム住宅ローン危機に端を発する世界経済の混乱や、地球温暖化対策としてバイオマスエタノールの生産が拡大したことなどにより、原材料価格の高騰が経営に重くのしかかる事態となっていた。そこで、こうした事態を乗り切ると共に同門企業の強みを生かし、両社の事業分野で培ったものを生かして新たな展開を図ることを目的とした経営統合を行うことを決意。2008年9月11日には両社トップが記者会見で正式発表し、同年11月26日に両社の臨時株主総会で共同株式移転の承認に対する決議が行われた。
グループ再編
持株会社の発足後、2年以内のできるだけ早い時期に再編を進めていくことを公表していたが、2010年9月14日に行われた明治HDの記者会見で明乳・明菓のグループ事業再編、並びにそれに伴う傘下会社の社名変更を発表した。具体的には2011年4月1日に、明菓のフード&ヘルスケア事業を吸収分割により明乳に継承。同時に、食品事業が一体化した明乳は株式会社明治へ、医薬品事業が残った明菓はMeiji Seikaファルマ株式会社へそれぞれ商号変更することになった。これによって長年使用されてきた『明治乳業』と『明治製菓』の社名は2011年3月31日をもって消滅した[7][8][9]。
ブランドロゴ・スローガン
|
この節は色を過度に使用しています。
|
1986年以降別々となっていたブランドマーク(赤い文字●で明乳は大文字で「MEIJI」、明菓は1文字目だけ大文字斜体で「Meiji」)は経営統合を機に統一することとなり、統合直前の2009年3月12日に新ブランドマークが発表された。新ブランドマークは全て赤色小文字で「meiji」と表記、ブランドカラーは両社が使用していた「レッド」を使用する。また、社名表記に使用する和文・英文ロゴタイプのフォント統一も、新ブランドマークと同時に発表された。
統合後の2009年7月9日にはグループスローガンとして「明日をもっとおいしく」を制定したが、2011年のグループ内再編で薬品関係事業が中心となったMeiji Seika ファルマでは、新たに「明日をもっとすこやかに」が制定された。なお、明治HDと明乳・明菓の事業を引き継ぐ明治は継続使用となる。長期経営指針「明治グループ2020(にーまるにーまる)ビジョン」では、「こども すこやか」「おとな はつらつ」「みんな わくわく」の3つのキーワードを“お客さまの生活貢献へのキーワード”として掲げている。
2021年6月1日にはグループスローガンを「健康にアイデアを(英語:Now ideas for wellness)」に改められ[10]、別のスローガンを制定していたMeiji Seika ファルマも同一のグループスローガンへ統一された。
動物福祉
明治ホールディングスは、原材料として乳用牛、肉用牛、豚、採卵鶏、ブロイラーを使用していることを踏まえ、サプライチェーン全体で動物福祉(アニマルウェルフェア)の向上に取り組んでいる。2021年9月に「明治グループファームアニマルウェルフェアポリシー」を制定[11]。2026年には食品向けの鶏卵調達において、2030年度末までにケージフリー卵の調達比率を海外で100%、日本国内で20%とする目標を設定した[12]。
関連項目
- DM三井製糖 - かつての明治グループの母体企業。いくつかの変遷を経て、現在はほとんど関係は無くなっている。
- 日本テレビ放送網 - 明菓が土曜夜9時のドラマ枠のスポンサーを長く務めるなど関係が深い。
- 読売ジャイアンツ - かつてスポンサーとして協賛。現監督の原辰徳は明乳・明菓双方の商品のCM出演経験がある。
- 読売新聞グループ本社 - 日本テレビ並びに読売ジャイアンツの親会社で、明菓および明乳共に関係がある。
- 東京ドーム - 前身の後楽園球場時代から広告を提供し、東京ドーム完成後も明菓が内野スタンド→ベンチ広告を2009年まで、明乳が左翼側の看板広告のスポンサーを2013年まで務めていた。
- 浦和レッドダイヤモンズ - かつての明菓時代からオフィシャルスポンサーとして参加。
- 名古屋グランパスエイト - 明乳が練習着スポンサーになっている。
- 防府読売マラソン - 明乳は統合前まで公式ドリンクスポンサーを務め(※VAAM参照)、統合後も2013年まで大会スポンサーとして参加した。
- 三菱商事/三菱商事食品グループ - 戦前は三菱傍系であった関係上、商社機能を一部委託している。また、現在も資本・業務的に三菱と近いことから食品関連企業による企業間組織にも積極参加。
- ポッカサッポロフード&ビバレッジ(旧ポッカコーポレーション) - MBO後に資本業務提携締結。その後、ポッカ社の保有株をサッポロホールディングスに売却。飲料・食品部門集約後も同社との提携は今後も継続。
- モンデリーズ・ジャパン(旧キャドバリーチョコレート部門) - 明治が日本国内での独占的な輸入販売契約を締結、マルチフッド・インターナショナルを設立。以降、旧キャドバリー系のチョコレート製品については同社の取扱対象となる。
- マクビティ - 英ユナイテッド・ビスケット社の全粒粉ビスケットに関するブランド。明菓時代に合弁会社の明治マクビティを設立し[注釈 2]平成初期の90年代前半から中盤あたりにかけて宣伝広告活動を重点的に展開。
脚注
注釈
- ↑ 社名は「株式会社明治ホールディングス」。法人番号:1020001081367
- ↑ のち発展的解消により解散、以降は企業間提携にとどめている。
出典
- ↑ “コーポレート・ガバナンス”. 明治ホールディングス株式会社. 2026年7月6日閲覧。
- 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 明治ホールディングス株式会社『第17期(自 2025年4月1日 - 至 2026年3月31日)有価証券報告書』(レポート)2026年6月24日。
- ↑ 明治ホールディングス株式会社 定款 第1章第1条
- ↑ 構成銘柄一覧:日経平均株価 Nikkei Inc. 2021年10月8日閲覧。
- ↑ “構成銘柄一覧 JPX日経インデックス400”. 日経平均プロフィル. 2025年1月5日閲覧。
- ↑ “株式会社明治ホールディングス”. iタウンページ. NTTタウンページ. 2026年5月8日閲覧。
- ↑ 明治HD、事業会社を「食品」「薬品」軸に再編 「製菓」「乳業」の名前は消滅 産経新聞 2010年9月14日閲覧
- ↑ 明治ホールディングス株式会社 明治グループ事業再編(当社子会社間の会社分割)のお知らせ 2010年9月14日閲覧
- ↑ 明治グループ各社の役員人事ならびに組織体制について 明治製菓、2010年2月10日
- ↑ 『グループスローガンを「健康にアイデアを」に刷新します』(PDF)(プレスリリース)明治ホールディングス株式会社、2021年5月18日。2021年6月4日閲覧。
- ↑ “明治グループファームアニマルウェルフェアポリシー”. 2026年9月5日閲覧。
- ↑ “鶏卵の調達に関する考え方”. 2026年9月5日閲覧。
外部リンク
固有名詞の分類
「明治ホールディングス」に関係したコラム
-
株式のディフェンシブ株とは、株式相場全体が弱含みで推移している時に値上がりする銘柄、あるいは、大きな値下がりをしない銘柄のことです。ディフェンシブ銘柄ともいいます。ディフェンシブ株には、食品株、薬品株...
-
株365の銘柄の価格は、株価指数に採用されている銘柄の価格をもとにして算出されます。株価指数に採用されている銘柄はその国を代表するような優良企業であることが多く、また、取引高も多く市場から注目されてい...
- 明治ホールディングスのページへのリンク