こくれん‐グローバルコンパクト【国連グローバルコンパクト】
読み方:こくれんぐろーばるこんぱくと
《The United Nations Global Compact》国連が企業に実践を呼びかける、10項目の普遍的原則。1999年のダボス会議で国連事務総長アナンが人権・労働・環境に関する九つの原則を提唱。2004年に不正・腐敗の防止に関する原則が追加された。企業は、国際的に認められた規範を遵守しながら事業活動を展開することによって、社会的責任を果たし、社会の持続的発展に貢献する。国際連合グローバルコンパクト。GC(Global Compact)。UNGC(United Nations Global Compact)。
[補説] 人権の保護、人権侵害の防止、組合結成や団体交渉権の承認、強制労働・児童労働・職業上の差別の撤廃、環境問題の予防、環境への責任ある取り組み、環境技術の開発・普及、強要や贈収賄などの不正・腐敗の防止を呼びかけている。
国連グローバル・コンパクト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/04/19 21:36 UTC 版)
国連グローバル・コンパクト(こくれんグローバル・コンパクト、United Nations Global Compact)とは、1999年の世界経済フォーラムにおいて、当時国連事務総長であったコフィー・アナンが企業に対して提唱したイニシアチブである。グローバル・コンパクト(GC)は企業に対し、人権・労働権・環境・腐敗防止に関する10原則を順守し実践するよう要請している。
目的
企業等の組織に集団行動を通じて責任ある市民として意識を向上することによって、グローバル化が進む社会に挑戦する解決策の一環を担うことができる。組織は他の社会的主体とコミュニケーションを図ることで持続可能な発展を目指すことが可能である。
グローバル・コンパクトは、次の二つの目的をもった自発的な企業市民のイニシアティブである。
- 世界中の営利活動に10原則を組み入れる
- 国際連合の目標を支持する行動に対して触媒の役目をする
グローバル・コンパクトの10原則
グローバル・コンパクトの10原則は人権、労働、環境、腐敗防止の4分野にわたる原則からなる。この10原則は世界人権宣言、国際労働機関の就業の基本原則と権利に関する宣言、環境と開発に関するリオ宣言、腐敗の防止に関する国際連合条約に基づいたものである。1999年に提唱された時点では人権、労働、環境の9原則であったが、2004年6月24日のGCリーダーズ・サミット(the Global Compact Leaders Summit)において腐敗防止に関する原則が追加されて10原則となった。
人権
- 原則1 企業はその影響の及ぶ範囲内で国際的に宣言されている人権の擁護を支持し、尊重する
- 原則2 人権侵害に加担しない
労働
環境
- 原則7 環境問題の予防的なアプローチを支持する
- 原則8 環境に関して一層の責任を担うためのイニシアチブをとる
- 原則9 環境にやさしい技術の開発と普及を促進する
腐敗防止
参加団体
2022年9月30日の段階で、世界各国で20,860の企業と団体がグローバル・コンパクトに賛同している[1]。日本のローカルネットワークであるグローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンには、2022年9月5日時点で512の企業・団体が加入している[2]。なお、たばこ、クラスター爆弾、対人地雷の製造に関与する企業の参加は2017年以降認められていない[3]。 日本での『Not Applicable』の会員は以下の通り[4]。
脚注
- ↑ “★ニューズレター2013年12月号★”. グローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワーク. 2014年1月25日閲覧。
- ↑ “グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン加入企業・団体一覧”. グローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワーク. 2022年9月30日閲覧。
- ↑ “UN Global Compact Helpdesk”. help.unglobalcompact.org. 2026年4月19日閲覧。
- ↑ “Participant Search”. United Nations Global Compact. 2022年9月30日閲覧。
関連項目
外部リンク
国連グローバルコンパクト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 09:10 UTC 版)
「同志社女子大学」の記事における「国連グローバルコンパクト」の解説
2009年、日本の大学としては3大学目、西日本の大学としては初めて参加した。
※この「国連グローバルコンパクト」の解説は、「同志社女子大学」の解説の一部です。
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