明治三陸地震とは?

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明治三陸地震

読み方:めいじさんりくじしん

1896年明治29年)に岩手県三陸沖震源地として発生したマグニチュード8級の大地震大規模津波明治三陸地震津波)により沿岸地域壊滅的被害をもたらしたことで知られている。

三陸沖では、1933年昭和8年)にも「昭和三陸地震」と呼ばれる大規模地震、および、それに伴う大津波発生している。それ以後岩手宮城各地域では各種津波対策が講じられてきた。

2011年平成23年)には、三陸沖マグニチュード9と推測される大規模地震発生し(東北地方太平洋沖地震)、明治三陸地震津波昭和三陸地震津波匹敵する規模津波を生み、沿岸地域に再び壊滅的被害をもたらした。

明治三陸地震

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/24 03:12 UTC 版)

明治三陸地震(めいじさんりくじしん)は、1896年明治29年)6月15日午後7時32分30秒、日本岩手県上閉伊郡釜石町(現・釜石市)の東方沖200km三陸沖北緯39.5度、東経144度 [注 2])を震源として起こった地震である。マグニチュード8.2- 8.5[注 3]巨大地震であった。さらに、東北地方太平洋沖地震前まで本州における観測史上最高の遡上高[注 4]だった海抜38.2mを記録する津波が発生し、甚大な被害を与えた[3]




注釈

  1. ^ a b 綾里崎の項も参照。
  2. ^ 北緯39.5度、東経144度
  3. ^ 震度分布に基づいて長らくマグニチュード7.6とされてきたが、津波の大きさを考慮して数値が改められた(『理科年表 平成18年』)。
  4. ^ a b 津波の遡上高とは、陸を駆け上って到達した高さ。
  5. ^ 船越湾の項も参照。
  6. ^ 重茂半島の項も参照。
  7. ^ 釜石湾の項も参照。
  8. ^ 綾里漁港”. 2011年5月26日閲覧。
  9. ^ この記録は、2011年3月11日に起きた東北地方太平洋沖地震東日本大震災)による津波で最大溯上高40.1mを記録したことにより、更新されている。出典:現地調査結果”. 東北地方太平洋沖地震津波合同調査グループ (2012年1月14日). 2012年2月9日閲覧。
  10. ^ 田野畑村#津波石も参照。
  11. ^ 技術三室 (PDF)”. (公式ウェブサイト). 東京大学地震研究所. 2011年5月22日閲覧。:錦絵瓦版『明治丙申三陸大海嘯之實況』等の画像資料等あり。
  12. ^ 特集:津波を知る”. 広報誌『なるふる』(公式ウェブサイト). 日本地震学会 (1999年3月). 2011年5月26日閲覧。:錦絵瓦版『明治丙申三陸大海嘯之實況』の画像資料あり。

出典

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  2. ^ a b 大森(1901)
  3. ^ a b 米地文夫、今泉芳邦 (1994年10月). “地名「三陸地方」の起源に関する地理学的ならびに社会学的問題”. 岩手大学教育学部. p. 131-144. 2011年5月28日閲覧。
  4. ^ 北原糸子他 座談会(後編)「災害の歴史から何を学び、どう向き合うか 災害列島に生きた人々」/ 保立道久・成田龍一監修、北島糸子他著『津波、噴火、、、日本列島地震の2000年史』 朝日新聞出版 2013年 110-111ページ
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  31. ^ a b c 2011年 東北地方太平洋沖地震 過去に起きた大きな地震の余震と誘発地震”. (公式ウェブサイト). 東京大学地震研究所 広報アウトリーチ室 (2011年4月). 2012年3月28日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2011年5月26日閲覧。


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