しん‐げん【震源】
震源
震源
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/28 01:32 UTC 版)
震源は奄美大島の東北東の琉球海溝付近とする説(宇津)と琉球列島の西側(G-R)とする説があり、2011年現在でも決着は付いていない。今村(1913)による報告書では、名瀬、東京、京都、恒春の観測結果より大森公式を用いて決定されたとされているが、震源の位置と深さは、資料編纂者によって異なる。代表的な2つの資料を比較すると、 宇津カタログ 1982 - .mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯28度00分 東経130度00分 / 北緯28.0度 東経130.0度 / 28.0; 130.0 深さ100km(理科年表採用値) G-R(Gutenberg and Richter)カタログ 1954 - 北緯29度00分 東経129度00分 / 北緯29.0度 東経129.0度 / 29.0; 129.0 深さ160km 中央気象台[観測要覧]では『余震190回』との記載もあるが、別な資料では『余震極めて寡少なるは-異例とすべき』とされ、余震の多い浅発地震とも余震の少ない深発地震どちらの解釈も可能である。現在の観測では、沖縄本島、奄美大島直下のプレートの深さは、約50km、想定震源域付近でも約80km とされており、従来の震源深さを 100km または 160km とする説には矛盾が生じるとの見解もある。なお、震源深さを 100km と考えた根拠は、津波が小さかった事とされている。 後藤(2012)は、当時の観測精度が低かったことに注意しつつ震源を再決定したところ、北緯28度40分 東経130度33分 / 北緯28.67度 東経130.55度 / 28.67; 130.55、深さ60km(周辺の地震活動を勘案すると10km程度か)に求められた。この結果から、本地震はプレート境界型地震であった可能性が大きいとしている。
※この「震源」の解説は、「喜界島地震」の解説の一部です。
「震源」を含む「喜界島地震」の記事については、「喜界島地震」の概要を参照ください。
震源
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/20 07:17 UTC 版)
「メキシコ南部地震 (2012年3月)」の記事における「震源」の解説
メキシコの国立地震学サービス(NSS)によると、震源はゲレーロ州オメテペク市の北東17km、ソチストラウアカ、トラコアチストラウアカ、サクアルパンの町から5km以内の地点。アメリカ地質調査所(USGS)はオアハカ州サン・ファン・カカウアテペク市の北西6km、オメテペク市の東25kmと報告している。震源の深さは、NSSは10km、USGSは20kmと報告している。
※この「震源」の解説は、「メキシコ南部地震 (2012年3月)」の解説の一部です。
「震源」を含む「メキシコ南部地震 (2012年3月)」の記事については、「メキシコ南部地震 (2012年3月)」の概要を参照ください。
震源
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/13 18:27 UTC 版)
河角廣(1951)は規模MK = 3. を与え、これはマグニチュード M = 6.4に換算されている。宇佐美龍夫(2003)はマグニチュードを M ≒ 6+1⁄4としている。 家屋全壊などから推定される震度6以上の範囲は、青木湖を南端として中小谷に至る南北25kmの細長い地域に分布しており、ほぼこの範囲が震源断層と推定される。また善光寺や松代など糸静線の東側でも被害が出ているのに対し西側の富山などでは被害域が見られず、東下がりの断層が示唆される。6年半前には南海トラフ巨大地震である宝永地震が発生しており、本地震はその誘発地震の一つとする見方もある。 地震調査研究推進本部(1996)は、本地震を糸魚川-静岡構造線活断層系付近で発生した地震の一つとしているが、18世紀以降の M 6.0 - 6.5程度の地震については活断層調査による評価は困難としている。
※この「震源」の解説は、「信濃小谷地震」の解説の一部です。
「震源」を含む「信濃小谷地震」の記事については、「信濃小谷地震」の概要を参照ください。
「震源」の例文・使い方・用例・文例
- 地震の震源地は南の海岸から100キロ沖だった。
- 震源(地).
- 震源地は大島付近の海底といわれる.
- 大地震の震源はどこであったか
- 地震の震源から真上の地表上の点
- 海底を震源地とする地震
- 震源が深い地震
- 地震波が震源から観測点に到達する所要時間
- 震源地が非常に遠い地震
- 地震を観測した地点と震源の真上の地点との距離
- 震源とその周辺の地震エネルギーが蓄積していたと考えられる地域
- 震源の深さが数十キロメートル以下の地震
- 震源が内陸にある地震
- 地震の際,震源から発して四方に伝わる弾性波
- 地震の震源地は宮城県北部だった。
- それはまた,震源地近くの海底の調査にも使用されるだろう。
- 震源地は昨年12月の地震の震源地から南東150キロに位置していた。
- これらの島は地震の震源地の近くにある。
- その地震の震源地は,パキスタンのイスラマバードから北東へ約95キロの山岳地帯だった。
- >> 「震源」を含む用語の索引
- 震源のページへのリンク