南西諸島海溝
読み方:なんせいしょとうかいこう
別名:琉球海溝
南西諸島の東に位置する海溝。南西諸島に沿うように、九州から台湾まで続いている。フィリピン海プレートが沈み込むことで海溝を形成している。最深部の深さは約7800メートル。
産経新聞は、2012年5月24日、沖縄の南東沖で20メートル規模の大津波に襲われていた可能性を示す痕跡が見つかったことを報じている。南西諸島海溝の付近で生じたプレート境界型地震を発生源とする津波である可能性が高いという。
南西諸島海溝は、これまで巨大地震の震源になると想定されていなかったが、マグニチュード8.5級の地震の発生もありえるとして、調査が進められている。
関連サイト:
沖縄本島で500年周期の大津波 大阪市大などが推定 - MSN産経ニュース 2012年5月25日
別名:琉球海溝
南西諸島の東に位置する海溝。南西諸島に沿うように、九州から台湾まで続いている。フィリピン海プレートが沈み込むことで海溝を形成している。最深部の深さは約7800メートル。
産経新聞は、2012年5月24日、沖縄の南東沖で20メートル規模の大津波に襲われていた可能性を示す痕跡が見つかったことを報じている。南西諸島海溝の付近で生じたプレート境界型地震を発生源とする津波である可能性が高いという。
南西諸島海溝は、これまで巨大地震の震源になると想定されていなかったが、マグニチュード8.5級の地震の発生もありえるとして、調査が進められている。
関連サイト:
沖縄本島で500年周期の大津波 大阪市大などが推定 - MSN産経ニュース 2012年5月25日
りゅうきゅう‐かいこう〔リウキウ‐〕【琉球海溝】
読み方:りゅうきゅうかいこう
琉球海溝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/18 20:38 UTC 版)
琉球海溝(りゅうきゅうかいこう)は南西諸島の東方に分布しているフィリピン海プレート西縁に位置する海溝。南西諸島海溝とも呼ばれる[1]。
注釈
- ^ 2007年から2009年にかけて琉球大学、名古屋大学、台湾中央研究院らの合同による海底地殻変動観測。 “「スロー地震」世界初確認/琉球海溝で琉大など/「巨大型」発生の可能性”. 沖縄タイムス (沖縄タイムス). (2009年10月9日) 2011年3月19日閲覧。[リンク切れ]
出典
- ^ 新井隆太, 海宝由佳, 高橋努, 仲西理子, 藤江剛, 中村恭之, 三浦誠一, 小平秀一, 金田義行「南西諸島海溝南部における前弧ウェッジ構造とプレート境界特性」『日本地質学会学術大会講演要旨』第122年学術大会(2015長野)、日本地質学会、2015年、222頁、doi:10.14863/geosocabst.2015.0_222、ISSN 1348-3935。
- ^ 2006年の琉球大学と名古屋大学の研究による。Nakamura, M and Ando, M and Matsumoto, T and Furukawa, M and Tadokoro, K and Furumoto, M (2006) (英語). The Assumed Aseismic Subduction and the Necessity of Ocean-Bottom Crustal Deformation Measurements at the Ryukyus, Japan. 2006. AGU. pp. T21F-03 . AUG 2006 Fall Meeting T21F-03The Assumed Aseismic The Assumed Aseismic Subduction and the Necessity of Ocean-Bottom Crustal Deformation Measurements at the Ryukyus, Japanポスター (PDF)
- ^ 代表研究者 中村衛、「南西諸島の沈み込みに伴い巨大地震が発生するのか? ?海底地殻変動観測からの検証」 研究期間 2007-2008年度、科研費番号: 19340126
南西諸島の沈み込みに伴い巨大地震が発生するのか? -海底地殻変動観測からの検証」『研究報告書』2007年度~2009年度科学研究費補助金(基盤研究(B))研究成果報告書, 2010年。 - ^ 津波死者1万1100人 沖縄県の地震被害想定 沖縄タイムス+ (2014年5月31日)
- ^ 沖縄本島南方沖で海溝型巨大地震を引き起こすプレート間の固着域を発見 名古屋大学、琉球大学、静岡大学 (2018年8月1日)
- ^ 沖縄でも巨大地震の可能性 琉球海溝で「固着域」を発見 朝日新聞デジタル (2018年9月26日)
- ^ “沖合海底域 320 琉球海溝”. 環境省. 2022年12月9日閲覧。
- ^ “沖合海底域 315 琉球海溝北部”. 環境省. 2022年12月9日閲覧。
[続きの解説]
「琉球海溝」の続きの解説一覧
- 1 琉球海溝とは
- 2 琉球海溝の概要
固有名詞の分類
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