マグニチュードとは?

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マグニチュード [1] [4] 【magnitude】

地震規模を表す尺度。また,その数値記号 M 地震波最大振幅震央距離震源深さなどを公式に当てはめて算出するが,観測条件などの違いに対応して各種の公式がある。震度各地点の揺れ強弱を表すのに対し,地震そのもの大小を示す。 → モーメント-マグニチュード

M

〖magnitude〗 地震規模単位マグニチュードを表す記号
mass質量を表す記号

マグニチュード

地震規模を表す尺度のこと。地震強弱は「震度」で表されるが、地震動震源地から遠くなるほど弱くなっていく。そこで、地震そのもの規模を表す別の尺度として用いられているのが、マグニチュード(Mと表記)である。

マグニチュード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/03 04:36 UTC 版)

地震マグニチュード (: magnitude) とは、地震が発するエネルギーの大きさを対数で表した指標値である。揺れの大きさを表す震度とは異なる。日本の地震学者和達清夫の最大震度と震央までの距離を書き込んだ地図[1]に着想を得て、アメリカの地震学者チャールズ・リヒターが考案した[2][3]




注釈

  1. ^ リヒターはリクターとも発音される。発音のゆれについては、「チャールズ・リヒター」を参照。
  2. ^ 英語での発音は、「Richter scale (Merriam-Webster Dictionary)」を参照。
  3. ^ M6程度でも、外洋の海底下を含む非居住地域で発生する地震や、深発地震では災害が発生しないことが多い。
  4. ^ 明治時代以降に日本で発生し、死者を出した地震のうち、気象庁マグニチュードが最も小さかったのは、1961年に発生した長岡地震Mj5.2、死者5人)である。
  5. ^ 高密度に地震計を配し、その地域内で発生した震源の浅い地震などは十分観測できる場合もある。
  6. ^ a b c d 「放出した全エネルギー(核出力)」と「それにより発生した地震のエネルギー」の違いに注意。
  7. ^ 歴史地震のマグニチュードは正確に決定することが困難であり、値は諸説ある。
  8. ^ ナスカプレート南アメリカプレートのプレート境界が一度に破壊した場合。
  9. ^ 千島海溝日本海溝、合計3000キロメートルが連動して60メートルずれた場合。松澤は、M9の東北地方太平洋沖地震の発生まで2つ以上の断層が連動する可能性は想定されていなかったとしている。
  10. ^ 高密度な地震計観測網が構築され高い検知能力が期待できる、おおむね1997年以降の日本の内陸部の浅発地震に限れば、おおよそM1以上から式に沿ったものになる。
  11. ^ 以上、次のMまで。
  12. ^ 1900年以降のデータより。
  13. ^ a b c 1990年以降のデータより。
  14. ^ 原典では1日数回。
  15. ^ a b 推定値。
  16. ^ 原典では1日数十回。
  17. ^ 年換算は8万7600回。

出典

  1. ^ 和達清夫1931年「Shallow and Deep Earthquakes」『中央氣象臺歐文彙報マグニチュード (Geophysical magazine)』4巻231ページ、ISSN 0016-8017
  2. ^ Richter, Charles F., 1935年1月「An instrumental earthquake magnitude scale Archived 2013年7月30日, at the Wayback Machine.」『Bulletin of the Seismological Society of America』25巻1号(2011年1月16日閲覧)
  3. ^ Bolt, Bruce A.、1986年6月「Obituary - Richter, Charles-Francis」『Quarterly Journal of the Royal Astronomical Society』(SAO/NASA ADS Astronomy Abstract Service)27巻2号308ページ(2011年1月16日閲覧)、310ページ目参照
  4. ^ CMT解のページの見方 - 気象庁
  5. ^ 長谷川昭・佐藤春夫・西村太志『地震学』共立出版〈現代地球科学入門シリーズ〉、2015年
  6. ^ 例えば、国立天文台:理科年表(2016年版)、p. 718、丸善出版2015年11月30日 発行
  7. ^ a b c 金森博雄 『地震の物理』 岩波書店1991年
  8. ^ Geller, R. J., Scaling relations for earthquake source parameters and magnitudes, Bull. Seismol. Soc. Am., 66, 1501–1523, 1976.
  9. ^ a b T.C. ウォレス『地震学 上巻』柳谷俊訳、古今書院2002年
  10. ^ Gutenberg, B., 1945年1月「Amplitudes of surface waves and magnitudes of shallow earthquakes」『Bulletin of the Seismological Society of America』35巻1号3〜12ページ、ISSN 0037-1106
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  15. ^ 気象庁マグニチュード算出方法の改訂について 気象庁
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  17. ^ 「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」について(第15報) 気象庁 (PDF)
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  39. ^ 気象庁の観測上最大 Mj8.4
  40. ^ 「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」の地震について(第16報)
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  44. ^ 吉田 晶樹 ウェブページ
  45. ^ 恐竜絶滅、原因は小惑星 国際チーム結論、論争に決着か Archived 2010年3月6日, at the Wayback Machine.
  46. ^ 山岡耕春「日本沈没の科学 - 防災に役立つ?地球科学の雑学 第6回/マグニチュードと断層面積」『大地震に備える 地震探求・宮城県沖地震を考える』 仙台放送、2010年
  47. ^ 東京大学地震研究所「日本沈没」と地球科学に関するQ&Aコーナー
  48. ^ 蓬田清:M10 地震の発生条件:2011 年東北沖地震の新しい知見から 北海道大学地球物理学研究報告 No.76 2013年3月19日 pp. 111 – 128
  49. ^ a b 防災科学技術研究所 「1.2 マグニチュード」 閲覧2017-10/14
  50. ^ 国土交通省・気象庁 「表1 世界の地震回数(1年間の平均:USGS(アメリカ地質調査所)による)」 閲覧2017-10/14。1990年以降のデータより。
  51. ^ USGS Measuring the Size of an Earthquake / magnitude 閲覧2017-10/14。 ※直近の47年間の観測データからの計算値であり、どの期間をとるかで結果は大きく振れると注意書きを入れている。



マグニチュード

出典:『Wiktionary』 (2012/04/14 15:45 UTC 版)

語源

英語 magnitude音写

名詞

  1. 地震大きさを表す数値
    記号M

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