震度階級とは?

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しん どかいきゅう -きふ [3] 【震度階級】

震度を表す階級諸外国では改正メルカリ震度階が用いられるが、日本では気象庁震度階級が用いられる。1996年平成8)からは計測震度に基づいた震度階級を採用。〇~七の整数で表すが、五と六にはそれぞれ強弱設けられており、0、1、2、3、4、5弱、5強、6弱、6強、7の10階級表示される。震度階。

震度

(震度階級 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/18 16:55 UTC 版)

地震における震度(しんど、: seismic coefficient)とは、地震動の強さを表す尺度を言う。工学的震度という場合、主に地震動の加速度を言う。




  1. ^ 大崎(1983) p.49
  2. ^ 武藤(耐震設計1) pp.1-2、15耐震設計と今後の課題
  3. ^ 大地(1984) p.13
  4. ^ 例えば、構造計算法の中の許容応力度計算(一次設計)では、地震力を決める係数のひとつとして標準せん断力係数Coを用いており、通常0.2、軟弱地盤における木造建築物では0.3とされていて、それぞれおよそ水平震度0.2、水平震度0.3に相当する(厳g密には地域係数、振動特性係数など他の係数も関係するため若干異なる)。建築物の地上階の設計においては、1981年以前の法令で『水平震度』が規定されていたが現行法令上は標準せん断力係数がこれを代替している。地下階の設計においては法令上も『水平震度』が登場する。ここでいう水平震度0.2は水平加速度0.2g=約200ガルに相当する。 なお、耐震基準で定める一次設計水平震度0.2を超えると建物は損傷を起こし始め、二次設計水平震度1.0を超えると倒壊が始まるとされる。こう考えると1000ガル程度の地震で建物が倒壊するように聞こえるが、実際の地震では最大加速度は一瞬にしか現れないので、通常はこの数倍の最大加速度の地震に耐えることができる。ただし、卓越周期(その建物を揺らした地震動の周期をスペクトルで表した時に大きな値をとる周期)が固有振動周期に近い地震動ではこの限りでない。
  5. ^ 大地(1984) p.15
  6. ^ 建物を揺らす地面の地震動を速度の周期分布で表現したのが速度表面スペクトルである。これに対し、地震動に呼応して建物自体が揺れる振動を速度の周期分布で表現したのが応答速度スペクトルである。一般的に前者よりも後者の方が大きな速度値をとり、またピーク周期も異なるため、建物被害を考える上では後者の方が重要。
  7. ^ ただし、固有周期2.5秒を超えるような長周期地震動はSI値の定義外のため、被害との相関性が低くなる。
  8. ^ マグニチュードは「地震のエネルギー規模」を表すもので、マグニチュードが大きくなれば最大震度も比例する形で大きくなるが、逆に同じマグニチュードでも最大震度の差異を生じることもある。小さな揺れが広範囲に渡ったり、長時間揺れれば、マグニチュードは相対的に大きくなる。これに対して、震度は実際の揺れの測定値であり、地震の発生源が浅ければ(地表に近ければ)、マグニチュードが小さくても最大震度が大きくなる場合もある。震度は地震動の強さを表し、1つの地震につき場所によって多数の値をとる(後述の「最大震度」だけは1つの地震につき1つの値をとる)。
  9. ^ 報道における「震度○の地震」という表現は、「その地震の最大震度階級」を意味する場合と、「その地震における、ある地点の震度階級」を意味する場合があり、最大震度階級を容易に特定できない場合もあるため、注意を要する。
  10. ^ 厳密には震度階級は震央からの距離に逆比例し、震央からの距離が同じ地震でも、震源の深さが深くなるほど、同じ地点でも震度階級は小さくなる。なお、日本付近の約100kmより深い太平洋プレートで発生する深発地震の中には、プレートの重なりの原因の異常震域のため、震央で揺れが小さいにもかかわらず東北地方や関東地方の太平洋岸で揺れが大きくなる事例がしばしば見られる。
  11. ^ ただし、主に地表付近の地盤の固さや地下のテクトニクス構造(プレートの重なりの構造)の違いが揺れを増幅させたり減衰させたりして、震度階級が周囲より大きくなった小さくなったりすることがある。これが顕著なところを異常震域ということがある。
  12. ^ なお、震度の定義は何度か改定されている場合が多く、研究資料として用いる場合の連続性が問題となる場合がある。気象庁震度階級を例にとれば、計測震度が導入された1996年10月1日の改正前後で大きな差がある。また気象庁震度階級は観測点数が1990年代 - 2000年代にかけて急増し観測密度が高くなったため、震度の統計には補正が必要である。
  13. ^ ただし、計測震度の採用前年の1995年1月17日に発生した兵庫県南部地震阪神・淡路大震災)や、2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震東日本大震災)では、その後の現地調査や家屋倒壊の状況などによって震度が修正されることがある。
  14. ^ なお、アメリカ地質調査所(USGS)も、既知の地盤強度データをもとに推計震度分布を発表している。
  15. ^ ちなみに、現在までの計測の最大は平成28年熊本地震(本震)で熊本県益城町で観測された計測震度6.7の震度7である。
  16. ^ 境有紀、神野達夫、纐纈一起、震度の高低によって地震動の周期帯を変化させた震度算定法の提案 日本建築学会構造系論文集 2004年 69巻 585号 p.71-76, doi:10.3130/aijs.69.71_4
  17. ^ 大崎(1983) p.48
  18. ^ 大崎(1983) pp.48-49
  19. ^ 地震百問 震度 - 台湾中央気象局


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