震度階級の性質とは? わかりやすく解説

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震度階級の性質

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/09 20:37 UTC 版)

震度」の記事における「震度階級の性質」の解説

震度階級は、断層破壊放出されるエネルギー大きさを表すマグニチュード地震エネルギー規模)とは異なり観測する地点によって全く異なる。なお、マグニチュード規模)が大きな地震ほど、最大震度階級比例する形で大きくなる関係にある。震源が浅い直下地震では、マグニチュードの値と気象庁震度階級の値がほぼ同じ数値になることが経験的に知られていて、例えマグニチュード4程度地震では最大震度おおむね4以下(計測震度4.5未満)となることが多い。ただし、地盤固さ震源の深さなどにより、最大震度比例関係から外れ大きくなる場合がある。その地震によって各地観測されたうち、最大震度階級最大震度階級maximum seismic intensity scale)という。 原則として震度階級震源震央)からの距離に逆比例し震源から遠いほど震度階級小さくなる最大震度階級震源直上である震央付近となるのが普通で、震度階級広がり地図上に表すと同心円に近い分布をとる。

※この「震度階級の性質」の解説は、「震度」の解説の一部です。
「震度階級の性質」を含む「震度」の記事については、「震度」の概要を参照ください。

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