パンデミックとは? わかりやすく解説

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パンデミック

英語:Pandemic

感染症複数地域や国にまたがって世界的に流行すること。特に致死性の高い感染症を指す。

歴史上パンデミックが発生した例としては、黒死病ペスト)、コレラなどがある。2002年にはSARSがパンデミックになる恐れが強いとして危惧された。

最初期段階複数感染者一気発病することを「アウトブレイク」という。

pandemic

別表記:パンデミック

「pandemic」とは、全地域にわたる・世界的に流行している・世界的流行病のことを意味する英語表現である。

「pandemic」とは・「pandemic」の意味

「pandemic」とは、英語の形容詞名詞である。形容詞「pandemic」として、主に「全地域にわたる」「世界的に流行している」「一般的な」「普遍的な」といった意味を持つ。名詞「pandemic」として、全世界まん延する感染病などの「世界的流行病」を指す。名詞「pandemic」の複数形名詞「pandemics」である。日本語で「パンデミック」として定着している。

「pandemic」の発音・読み方

「pandemic」の発音記号は、「pændémik」と表記される。「pandemic」の読み方カタカナで表すと「パンデミク」となる。「パンデミク」の「デ」にアクセント付けて発音をする。

「pandemic」の語源・由来

「pandemic」の語源古代ギリシア語の「pandēmos」から来ている。「pan」は英語の「all」、「dēmos」は英語の「people」に該当するため、「pandēmos」は「すべての人々のために」という意味を持つ。「pandēmos」から後期ラテン語の「pandemus」となり、17世紀中頃に英語「pandemic」となったとされている。

「pandemic」と「epidemic」の違い

epidemic」とは、英語の形容詞名詞である。形容詞epidemic」は「流行性の」「まん延している」といった意味を、名詞epidemic」は「伝染病」「流行病」といった意味を持つ。したがってepidemic」は「pandemic」とほぼ同じ意味をもつ単語である。ただし「epidemic」が指す「伝染病」は、国家単位など特定の地域流行するものに限られ、「pandemic」と比較する範囲が狭い。「epidemic」が拡大して「pandemic」になる。「epidemic」の例として南米流行したジカ熱」や、東南アジアの「デング熱」が挙げられる一方「pandemic」の例として過去世界で多く死者出したペスト」「コレラ」、そして2020年から流行した新型コロナウイルス」である。

「pandemic」と「endemic」の違い

endemic」は英語の形容詞名詞である。形容詞endemic」は「風土性の」「地域特有の」といった意味を、名詞endemic」は「風土病」「地方病」といった意味を持つ。「endemicの意味は「pandemic」と似ているが、「endemic」の指す「風土病」は特定の地域繰り返し長期的に流行する病気である。したがってendemic」の影響範囲は「pandemic」と比較して狭い。加えて「pandemic」に長期的というニュアンス含まれない

「Pandemic(GUMIの曲)」とは

「Pandemic(GUMIの曲)」とは、ボカロVOCALOIDプロデューサー融合P」が製作した楽曲である。ボカロGUMI」を使用し編曲は「こがねむし」がしている。「Pandemic」は2013年12月13日に「ニコニコ動画」にアップロードされ、20回以上の再生回数をあげた。また2014年2月5日リリースされコンピレーション・アルバムEXIT TUNES PRESENTS Vocalofanatic feat. GUMIIAMAYU」にも収録されている。

「Pandemic(ボードゲーム)」とは

「Pandemic(ボードゲーム)」とは、2008年イギリスの「Z-Man Games」から発売されボードゲームである。日本では「パンデミック」のタイトル2009年に「ホビージャパン」から発売されている。2003年の「SARS」の流行から着想得た「パンデミック」は、ボードゲームでは珍しいプレイヤー同士協力するゲームとなっている。プレイヤーは「衛生兵」「研究員」など異な役割持ち病原体全世界に広まるまでに治療薬発見することがゲームの勝利条件である。数多く拡張セット発売されビデオゲーム版リリースされている。

「pandemic」を含むその他の用語の解説

「PANDEMIC ALONE」とは


ソーシャルゲームアイドルマスターシンデレラガールズ」の登場人物である「星輝子(CV松田颯水)」が歌う楽曲である。「星輝子」にとって2回目ソロ曲で、作詞を「ミズノゲンキ」、作曲編曲を「睦月周平」が手掛けている。2016年10月26日リリースされアルバム作品STARLIGHT MASTER 06 Love∞Destiny」に収録され2021年7月21日には配信もされている。

「pandemic」の使い方・例文

「pandemic」の使い方として以下の例文挙げられる

・The disease broke out and became a pandemic.(その病気アウトブレイクして全世界広まった
Many scientists are working on drugs to treat the pandemic.(多く科学者がパンデミックの治療薬研究をしている)

パンデミック

英語:pandemic

パンデミックとは、パンデミックの意味

パンデミックとは、ある感染症が国や大陸超えて大流行すること。日本語では「汎発流行」または「感染爆発」と表現される。パンデミックの語源ギリシア語の pandēmos で、 pan全て、 dēmos人々意味し病気感染一部地域留まらず世界中広がることを指している。人類の歴史上、ペスト天然痘など、さまざまな感染症のパンデミックが幾度となく猛威振るいときには人類史重大な影響及ぼしてきた。

パンデミックとエンデミック、エピデミックとの違い

パンデミックは国や一地域という境界超えて世界的な規模感染症流行することを指す。感染症の流行は、その他、特定の地域または集団感染症日常的に流行している「エンデミック」と、特定の地域または集団で、通常予測される上の感染症拡大するエピデミック」に分類される例え1976年発見されエボラ出血熱感染力致死率極めて高いが、世界的な流行には至っていないためパンデミックではなくエピデミック局所的な流行)に分類されるとどまっている。

パンデミックの基準

世界感染症対策における中心的な役割を担うWHO(世界保健機関)では、どのような状態をパンデミックとみなすか、という基準について、明確な定義はないとしながらも、ある感染症世界的な規模流行し全ての人々感染症脅威さらされている状態、または感染症が国から国へ拡大し、もはや制御できない段階達した態と位置付けている。2009年にはパンデミック、特にインフルエンザに対して6段階フェーズ設けられたが、2020年2月、WHOはこの見解撤回した

1946年にWHO(世界保健機関)が設立され以降は、WHOが感染症の流行度合い調査し複数の国渡って感染症拡大認められ、かつその被害が深刻であれば世界各国にパンデミックを宣言し技術的対策勧告している。パンデミックが宣言され場合多く国々では対策本部設けられ水際対策強化したり、感染拡大防止努めたりなど対応に当たる。また貧困紛争で国単位での対応が難し場合は、国連人道支援として対応に当たることもある。

パンデミックの過去の例「天然痘」

パンデミックの過去の例として、まずは天然痘挙げられる天然痘人類史上、最も初期段階からパンデミックを引き起こしてきた感染症のひとつである。天然痘は、天然痘ウィルス感染することで発症し高熱繰り返す全身膿疱生ずるなどの症状現れる致死率平均20%50%極めて高く14世紀アメリカ大陸大流行した際は免疫を持たなかった先住民人口激減させ、アステカ帝国インカ帝国滅亡する原因のひとつになった18世紀半ばイギリス開業医だったエドワード・ジェンナー牛痘膿疱から種痘法を開発するとその技術世界中広まり1980年にはWHOが天然痘根絶宣言発表する至った

パンデミックの過去の例「ペスト」

パンデミックの例として次に挙げられるのはペストである。ペスト人類の歴史上、天然痘並んで幾度となく猛威振るってきた感染症である。ペストは、ペスト菌感染することで発症し発熱頭痛リンパ節腫脹肺炎など、さまざまな臨床症状現れる致死率60%~90%にも達し14世紀ヨーロッパ全土大流行した際は全人口の3分の1死亡したペスト感染する全身真っ黒な出血斑ができることが多いため、別名「黒死病」とも呼ばれる1894年日本人細菌学者北里柴三郎ペスト菌発見20世紀効果的な抗菌薬開発される流行激減した。ただし2000年代においても、アジアアフリカ諸国散発的に流行することがある

パンデミックの最近の例「新型コロナウィルス感染症(COVID-19)」

パンデミックの最近の例として新型コロナウィルス感染症COVID-19)が挙げられる新型コロナウィルス感染症は、2019年11月中華人民共和国湖北省武漢市初め症例確認され感染症である。SARSコロナウイルス-2SARS-CoV-2) が原因発症する感染症で、症状は、高熱や咳、嗅覚味覚麻痺肺炎など、重症例では呼吸不全が起こる。高齢者基礎疾患がある人は重症化リスクが高いとされる飛沫感染または接触感染により感染し、特に換気が悪い密閉空間における小規模な感染者集団クラスター)が感染拡大する考えられている。武漢市発生した新型コロナウィルス感染症瞬く間世界中伝播し、2020年5月6日時点世界累計感染者数3588773人、死亡者数247503人にまで達した(WHO発表)。日本ではこうした感染拡大踏まえ2020年4月7日外出自粛要請施設使用停止求め緊急事態宣言発令された。

関連サイトWHO Coronavirus Disease (COVID-19) Dashboard(WHO)

パンデミック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/22 15:39 UTC 版)

1918年、米国カリフォルニア州オークランドでのスペインかぜの流行=オークランド公立図書館
2002年11月1日 - 2003年8月7日の
SARS(重症急性呼吸器症候群)の流行
SARS感染による死者が出た国・地域(黒)
SARS感染者が出た国・地域(赤)
SARS感染者が確認されなかった国・地域(灰)

パンデミック: pandemic)とは、「世界的な規模で流行すること」、「症状の全国的・世界的な大流行」、「広い地域に高い罹病率で症状が発生し、大流行すること」を意味する[1]ほか、「一国の全体、あるいは世界に、ある疾患が広がること」を意味する[2]

人類の歴史を通じて、天然痘[3]結核ペストインフルエンザ新型コロナウイルス感染症などのパンデミックが数多く発生している。最も致命率の高いパンデミックは、黒死病として知られる14世紀のペストのパンデミックであり、75-2000万人以上が死亡したと言われている[4][5][6][7][8][9]

語源は、ギリシア語のpandēmos(pan-「全ての」+ dēmos「人々」)である[10]。pandēmosの後ろに、17世紀ころに英語で接尾辞の「ic」をつけてpandemicという語が造語された[11]

定義及び用法

これには複数の立場、用法がある。

  • ある病気(感染症)が世界中で大流行すること[12][注 1]
  • ある感染症(特に伝染病)の顕著な感染や死亡被害が著しい事態を想定した世界的な大流行[13][14][15]
  • 感染症などとは関係なく、世界流行を指す言葉として用いられることもある。

疾患、特に感染症の流行は、その規模に応じて (1) エンデミック、(2) エピデミック、(3) パンデミックに分類される[16][17]。このうち最も規模が大きいものがパンデミックである。

Influenza intervals in the CDC's Pandemic Intervals Framework
endemic エンデミック(地域流行)
特定の人々や特定の地域において、「regularly (ある程度の割合、ポツポツと)」見られる状態[18]。地域的に狭い範囲に限定され、患者数も比較的少なく、拡大のスピードも比較的遅い状態。「流行」以前の段階。風土病もエンデミックの一種にあたる。
epidemic エピデミック(流行)
特定のコミュニティ内で、特定の一時期、感染症が広がること[19]。特に突発的に規模が拡大し集団で発生することを「アウトブレイク(outbreak)」と呼ぶ。
pandemic パンデミック(汎発流行)
(さらに流行の規模が大きくなり)国境や大陸を越え、世界中で感染症が流行すること[20][21]世界流行[22]世界的流行とも。

世界保健機関(WHO)は、ひとつひとつの感染症のパンデミックの(その時点での)状況を6つのフェーズ(段階)に区別して分類している。→#WHOによる6つのフェーズ

ステージ

フェーズの判断に関係したWHO地域区分
南北アメリカ州(赤)
ヨーロッパ(紫)
アフリカ(青)
中東(黄)
東南アジア(黄緑)
西太平洋(水)

WHOは、感染症の感染力や流行の、その時々の状況に応じて、(パンデミックに至る)6つのフェーズ(phase、「段階)(≒警戒区分)に分類している。この警戒区分は、対象となる感染症の原因となる病原体の病原性の強さや、流行の程度を考慮して総合的にWHOが判断して警戒や対策の実行を呼びかけるものである。

WHOによる6つのフェーズ

WHOでは、パンデミックまでの各フェーズを以下のように切り分け、フェーズごとの公衆衛生学的な対応策を各国に求めている。: global pandemic preparedness level[23]

日本ではフェーズ3以降をさらにA(海外で発生しているが,国内では発生していない)、B(国内で発生している)に細分し、それらに適合した対応ガイドラインが設定されている[23]

なお6段階ではなく3段階に分けた用語と、6つのフェーズの関係は次の通り[23]

  • 前パンデミック期: Inter-Pandemic Period、パンデミック間期):フェーズ 1-2
  • パンデミック・アラート期: Pandemic Alert Period、パンデミック警告期):フェーズ 3-4-5
  • パンデミック期: Pandemic Period):フェーズ 6
WHOのインフルエンザ・パンデミック6段階。現在ではこの分類は使われていない。

WHO:2009年4月29日発表の文書に基づく警戒レベル[24][25]

フェーズ1
動物の中で循環しているウイルスがヒトにおいて感染を引き起こしたとの報告がない状態。
フェーズ2
ヒトに感染を引き起こしたことがわかっているインフルエンザウイルスが家畜または野生の動物の間で循環しており、潜在的なパンデミックの脅威であると考えられる状態。
フェーズ3
動物インフルエンザまたはヒト-動物のインフルエンザの再集合ウイルスがヒトにおいて散発例小集団集積症例が見られるが、コミュニティーレベルでのアウトブレイクを維持できるだけの十分なヒト-ヒト感染伝播を起こしていない状態。
フェーズ4
動物インフルエンザまたはヒト-動物のインフルエンザの再集合ウイルスがコミュニティーレベルのアウトブレイクを引き起こすことが確認された状態。コミュニティーでの持続的感染ができる能力を獲得したことは、パンデミックに対するリスクが高まっていることを意味する。
フェーズ5
1つのWHO地域の少なくとも2つの国でウイルスのヒト-ヒト感染拡大があることである。多くの国々はこの段階では影響を受けていなが、フェーズ5の宣言は、パンデミックが目前に迫ったものであることを示す強い警告である。
フェーズ6
フェーズ5に定義された基準に加え、WHOの異なる地域において少なくとも他の1つの国でコミュニティーレベルでのアウトブレイクがある状態。このフェーズが指定されることは、世界的なパンデミックが進行中であることを示す。

※ 「押谷仁(2009), インフルエンザパンデミック(H1N1)2009を考える」[25]より引用。

対策

WHOの分類フェーズを目安にしつつ、各国の政府、自治体、行動計画をそれぞれ作成することによって、パンデミックへの対策を行わなければならない。企業等さまざまな組織も、従業員や顧客を護るために対策を練ることになる。WHOの警告の遅れは各国の対策の遅れに直結する。例として、2019年以降の新型コロナウイルスの流行の際にはWHOのパンデミック宣言が大幅に遅れた結果、各国に甚大な被害をもたらすこととなった[26]

感染症管理において重要なのは、「流行曲線の平坦化」として知られているピーク時における発生数削減である[27]。これによって医療サービスがパンクするリスクを低減し、ワクチンと治療法の開発に必要な時間を稼ぐのである[27]

アウトブレイク管理のために、非薬物療法的な介入が行われる場合がある。例えばインフルエンザのパンデミックでは、手指の衛生、衛生マスクの着用、自己検疫などの個人的な予防策、学校閉鎖や大規模集会キャンセルといった社会距離の拡大、そのような介入の受け入れと参加を奨励するコミュニティ戦略、表面の洗浄といった環境対策が挙げられる[28]

パンデミックの歴史

ここでは感染症全般の歴史ではなく、『パンデミックの歴史』を記述する。感染症によるパンデミックは古代より見られ、大きな被害を与えてきた。

14世紀には黒死病(ペスト)がヨーロッパで大流行した。このときの流行では当時のヨーロッパ総人口の約3分の1にあたる、およそ2500万人から3000万人もの死者を出したとされる[29]。その後もペストは合わせて3回のパンデミックを引き起こすこととなる(ペストの歴史)。

16世紀にはコロンブス交換によってもたらされた天然痘が南北アメリカ大陸で猛威をふるい、天然痘の免疫を持たなかった先住民の人口は約10分の1にまで減少した。また、この天然痘の大流行はアステカ帝国インカ帝国といった現地の政治権力に大打撃を与え、両国の滅亡とスペインの新大陸制覇の一因となった[30]

19世紀から20世紀にかけてコレラが、地域を変えつつ7回の大流行を起こした。中国では1855年から慢性的なペスト流行が起こっていたが、1894年には香港にその流行が拡大し、欧米への拡大が懸念されたものの、国際協力体制の元隔離検疫体制が敷かれ、香港外への流行拡大は防がれた。これは感染症に対する国際防疫体制の嚆矢となった[31]

1918年にはアメリカでスペインかぜ(インフルエンザ)が発生し、第一次世界大戦のヨーロッパ戦線にアメリカ軍が大量に投入されたことでヨーロッパへ持ち込まれ、さらに全世界へと拡大した[32]。この流行は翌1919年まで続き、死亡者は約5000万人から1億人にものぼった。この時期は第一次世界大戦の末期にあたり、総力戦体制のもと全世界的に軍隊や労働者の移動が活発となったことがより被害を甚大なものとした。流行は鉄道や河川といった輸送ルートを通過して海岸部の港湾都市から奥地へと拡散していった[33]

1980年代以降、後天性免疫不全症候群(エイズ)の患者が全世界で増大したが、とりわけ最も感染の激しかったサハラ以南アフリカでは全人口の30%以上が感染した国家まで存在し[34]、平均寿命の大幅な減少が複数の国家で見られた[35]

2019年12月以降、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)による急性呼吸器疾患(COVID-19)中国湖北省東部の武漢市から流行し、2020年3月11日、WHOは「新型コロナウイルスの流行について、パンデミック相当である」との見解を示した[36][37]。2022年9月7日(UTC)時点で、世界人口(約80億人)の13分の1に相当する6億人以上の感染者と640万人以上の死者が出ている[38]

歴史的パンデミックの年表

発生年 主な流行地域 名称 疾患 病原体 死亡者数 備考
紀元前430年 - 426年 ギリシャ アテネの疫病(en:Plague of Athens 不明 7万5000 - 10万人
165年 - 180年 ローマ アントニヌスの疫病(英語: Antonine Plague 未知 麻疹 ? または天然痘 ? 500万人 別名ガレンの疫病
アントニンペストと呼ばれる事もある (但しペストは誤認の可能性が高い)
195年 - 220年 中国 建安の疫病(zh:中國瘟疫史 #三國時期 腸チフス ? 1000万人以上 三国志」の時代の疾病
541年 - 542年 地中海 ユスティニアヌスのペスト(en:Plague of Justinian ペスト ペスト菌 2500万人 歴史に記録された世界初のペスト流行
1347年 - 1352年 東中西アジア欧州 黒死病 ペスト ペスト菌 7500万人以上 二度目のペスト大規模流行
1518年 - 1568年 メキシコ 天然痘
麻疹
腸チフス
天然痘ウイルス
麻疹ウイルス
チフス菌
1700万人 ヨーロッパ人により持ち込まれたもの[39]
1556年 - 1560年 欧州 インフルエンザ インフルエンザウイルス 2500万人 致死率20%[39]
1665年 イギリス ロンドンの大疫病 ペスト 腺ペスト 7万5000人以上
1775年 - 1782年 北アメリカ 天然痘 天然痘ウイルス 13万人
1816年 - 1826年 アジア コレラ コレラ菌
1829年 - 1851年 欧州、北アメリカ コレラ コレラ菌
1852年 - 1860年 ロシア コレラ コレラ菌 100万人
1863年 - 1875年 欧州、アフリカ コレラ コレラ菌
1866年 北アメリカ コレラ コレラ菌
1892年 ドイツ コレラ コレラ菌
1899年-1923年 ロシア コレラ コレラ菌
1855年 - 1896年 アジア ペスト ペスト菌 1000万人
1918年 - 1920年 世界 スペインかぜ インフルエンザ インフルエンザA/H1N1 1700万 - 5000万人 初発見はアメリカ合衆国
1957年 - 1958年 世界 アジアかぜ インフルエンザ インフルエンザA/H2N2 100万人
1961年 - 現在 南アジアソ連 El Tor型コレラ(正式名称なし) コレラ コレラ菌 推定されうるコレラの世界的流行7度目
1968年 - 1969年 世界 香港かぜ インフルエンザ インフルエンザA/H3N2 75万人 日本では通称「A/香港型」
2009年 - 2010年 世界 A(H1N1)pmd09(新型インフルエンザ) インフルエンザ インフルエンザA/H1N1swl 14,142人
2019年 - 2024年 世界 COVID-19(新型コロナウイルス感染症) 肺炎他 (COVID-19) 新型コロナウイルス (SARS-CoV-2) 682万人以上 (2023年4月時点) [1] 初発見は中華人民共和国 致死率5%

パンデミックに発展する恐れのある疾病

WHOの「国際的感染症対策ネットワーク (2009)」が警戒する感染症は、以下の19疾病である。

WHOのパンデミック誤警告問題

WHOは、2009年に「今、すべての人類が脅威にさらされている」として新型インフルエンザH1N1亜型を全ての人類の脅威として警告を行った。その後、新型インフルエンザが弱毒性であることが発覚するも、顕著な感染や死亡の被害が著しい事態を想定した警告であるフェーズレベル6/6と警告し、パンデミック(世界的大流行)の宣言を行なった(このWHOのパンデミック警告の経緯については、「2009年新型インフルエンザの世界的流行#発生確認」を参照)。しかし、「全ての人類の脅威」とまで宣言された新型インフルエンザは、他の季節性インフルエンザと大差ないレベルのインフルエンザであり、被害も小さかった。一連のWHOの誤報を重く見た欧州議会は、パンデミック宣言に至った経緯の調査に踏み出す事態となった。

欧州議会ヴォルフガング・ワダルグ英語版前保健衛生委員長は、「WHOのパンデミック宣言は、偽のパンデミックであった」とし、一連のパンデミック宣言を批判した。「その原因にはWHOの意思決定に製薬会社の意向が大きく影響しており、それが今回のパンデミック宣言につながった」として、WHOの意思決定システムを問題視している。そのパンデミックの言葉は、医学的にも歴史的にも不適切な使用であった[40]。一方、世界最大規模の製薬会社であるグラクソ・スミスクライン社(イギリス)は、「製薬会社がWHOのパンデミック宣言に影響を与えているなどの認識は、誤りである」と、インタビューで反論している。

インフォデミック

インフォデミック: infodemic)とは、疫病の流行に伴う流言が急速かつ大量に広がって社会に混乱をもたらす状況を指す[41]

この概念は、誤報と闘うための取り組みの中で提唱された。2020年2月2日、世界保健機関 (WHO) は新型コロナウイルス (SARS-CoV-2)について、人々が必要とするときに、信頼できる情報源と信頼できるガイダンスを得るのを困難にする情報が過剰に報告されており、正確な情報と事実に反した誤情報が混在している状況となっていることから、「大量情報伝染(たいりょうじょうほうでんせん、: massive infodemic)」を宣言した。

このような状況下ではタイムリーで信頼できる情報に対する高い需要があるため、WHOはこれまでの慣例を破る24時間年中無休ホットラインの創設を奨励し、「コミュニケーションおよびソーシャルメディアチームが、Webサイトおよびソーシャルメディアページ (SNS) を通じて誤った情報を監視し、対応にあたっている」としている[42][43][44]

Facebook, Twitter, Googleは、「『誤報 (: misinformation) 』について、WHOと共に取り組んでいる」と発表[45]。Facebookは、「大手の世界的な保健機関や地方自治体などによって、『身体的危害(: physical harm)』に繋がる誤った情報(コンテンツポリシー違反)とされたコンテンツを削除する」としている[46]。Googleは2020年5月、当時YouTube上で公開され数百万回再生されていた動画『プランデミック(Plandemic)』について、『新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する虚偽情報ポリシー違反』に該当するとして削除している[47]

Amazon.comは2020年2月末、「新型コロナウイルスから保護することができる」と誤った主張をした100万点以上の商品を禁止し、出品停止とした。また、過度に高額な健康関連商品の出品を数万点削除した[48]

人間以外

人間以外にもパンデミックは発生し、原人ネアンデルタール人が絶滅した理由の仮説には感染症によるという説もあるように[49]、伝染病によって種の絶滅の可能性もありうる[50]。家畜の感染を予防する法律には、家畜伝染病予防法がある。

動物
人間と共に生きる動物たちは人獣共通感染症に分類される感染症によって感染しあう可能性がある。よって、人類でパンデミックを起こした伝染病は動物たちにも影響を与えうる。例としては、1990年代初頭からコートジボワールに住むチンパンジーやコンゴ共和国のゴリラなどがエボラ出血熱で個体数を激減させ、1999年ごろにアメリカで流行したウエストナイル熱は多くの鳥類の個体数をも減少させた[51]
逆に動物から人間へも感染し、例として鳥インフルエンザは移動力が高い鳥によって広範囲の人間に感染し、パンデミックを起こしやすい能力を持つウイルスとして認識されている[52]
  • 口蹄疫 - 2010年日本における口蹄疫の流行の他、1997年の台湾の約380万頭の豚の殺処分、2001年のイギリスの約650万頭など世界中で流行が確認されている[53]
  • 豚熱(豚コレラ)
  • アフリカ豚熱
  • 犬ジステンパーウイルス - ニホンオオカミの絶滅の原因の一つとされる[54]。そのほかライオンにも感染し、近縁種もアザラシやイルカ類などに大流行を起こし多くを死に至らしめた[50]
  • デビル顔面腫瘍性疾患英語版 - 1996年から2015年の間に、影響を受けたタスマニアデビル生息地の95%を死滅させ、約20年の間に個体数を80%以上減少させた[55]。しかし、耐性を獲得した群れも確認されている[56]
  • ツボカビ症 - 2019年の段階でカエルやサンショウウオなどの500種以上の両生類に著しい個体数減少、90種の絶滅を起こし、それらを捕食する動物にも影響を与えた[57]
植物
  • ブドウネアブラムシ(フィロキセラ) - 19世紀後半よりアメリカから世界に輸送された植物の根に付着して流入。ヨーロッパや日本などのブドウへ壊滅的被害を出した(19世紀フランスのフィロキセラ禍)。感染しない台木とブドウを接ぎ木する事で対策された。
  • パナマ病 - 20世紀中盤に主流であったグロスミッチェルバナナ英語版の商業栽培を壊滅させた。また、パナマ病に耐性があるバナナにも新パナマ病が世界的に蔓延し徐々に収穫量が低下している。
  • プラムポックスウイルス(ウメ輪紋ウイルス)
  • いもち病 - 飢饉の原因とも考えられている。

脚注

注釈

  1. ^ Oxford Lexicoにはpandemicの用法としては形容詞的用法としては「(of a disease) prevalent over a whole country or the world. (ある病気について)国中あるいは世界中での流行」との説明、名詞的用法としては「An outbreak of a pandemic disease パンデミックな病気(国中あるいは世界中で流行する病気)の発生」との説明、以上2つしか掲載していない。

出典

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参考文献

関連項目

感染症学感染制御学

外部リンク

インフルエンザ・パンデミックに関する外部リンク

パンデミック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 09:45 UTC 版)

クロスファイア (オンラインゲーム)」の記事における「パンデミック」の解説

2009年5月28日実装日。 マップ数8。ゲームスタートから20 秒が経過すると、プレイヤー人数2人以上8人未満だと1体、9人以16未満だと2体、宿主ゴーストプレイヤーの中からランダム選ばれ出現する。マスターゴーストは傭兵攻撃して感染」させ、ゴースト変えるすべての傭兵を「感染」させることができればマスターゴーストの勝利逆に傭兵すべてのゴーストを倒すか、タイムアウト時にひとりで傭兵生き残っていれば傭兵勝利マップ 13th Zone Port H-Interest IXION Lost City Ruin mall 13th zone UG Merida

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パンデミック

出典:『Wiktionary』 (2021/07/15 22:51 UTC 版)

語源

発音

名詞

パンデミック

  1. (疫学) 感染症に関する地理的に広い範囲世界流行および非常多くの数の感染者や患者発生する流行

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