拡張セット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/05/14 09:23 UTC 版)
キャラコバッチハイパーアップセット キャラコバッチバトルセット 新たに4タイプの遊びができるようになる改造パーツが入っている。ジャンピングパーツ ウイングパーツ プラズマパーツ エアフライヤー
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拡張セット(Erweiterungs-Set)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/08 05:38 UTC 版)
「ボーナンザ」の記事における「拡張セット(Erweiterungs-Set)」の解説
Kaffeebohne(コーヒー豆)、Weinbrandbohne(ワックスビーン)、Kakaobohne(ココア)の3種類のカードを追加し、7人までプレイ出来るようにした。Rio Grande Gamesより発売された英語版では基本セットと拡張セットがセットで発売されている。
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拡張セット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 10:13 UTC 版)
「マジック:ザ・ギャザリング」の記事における「拡張セット」の解説
アラビアンナイト【Arabian Nights/ARN】(1993年12月発売/全92種類) アラビアンナイトを基にした、ラバイア(Rabiah)と呼ばれる次元が舞台。 当初はカードの裏で基本セットとこのセットの違いが分かるようになっていたが、最終決定時刻数分前に同じ柄とされ、今後の方向性が決定されたセット。 アンティキティー【Antiquities/ATQ】(1994年3月発売/全100種類) 後のプレインズウォーカー、ウルザとミシュラがドミナリアで繰り広げた“兄弟戦争”がテーマ。アーティファクト関連のカードが多い。時代はAR0~64年。 レジェンド【Legends/LEG】(1994年6月発売/全310種類) 初めて伝説のカードが登場したセット。伝説のカードは全て多色ではあるが、カードパワーに問題がある物が多かった。 ザ・ダーク【The Dark/DRK】(1994年8月発売/全119種類) 兄弟戦争の後に訪れた暗黒時代がテーマ。時代はAR300年頃。墓地(捨て札)を利用するカードが多い。また、通常のカードセットとは逆に、アーティストが描いたイラストを元に効果や能力を設定したカードが多いのも特徴。 フォールンエンパイア【Fallen Empires/FEM】(1994年11月発売/全187種類) 暗黒時代と同時期に起きた南方のサーペイディア諸帝国の滅亡を描いたセット。時代はAR170年頃。 ホームランド【Homelands/HML】(1995年10月発売/全140種類) 次元ウルグローサを舞台にしたセット。時代はAR3800~4130年。公式で度々弱いセット、最弱セット候補と言われるが、感動的な背景ストーリーは人気が高い。 ブロック制度導入でアイスエイジ・ブロックの一つに組み込まれたが、コールドスナップの発売と同時にブロックから外され、単体の独立セットと定義しなおされた。 アイスエイジ【Ice Age/ICE】(1995年6月発売/全383種類) 基本セットなしでも遊べる最初の独立(スタンドアローン)型拡張セット。ドミナリアの氷河期が舞台。時代はAR450~2930年頃。アライアンス【Alliances/ALL】(1996年6月発売/全144種類) 氷河期末期の各勢力が同盟し合っていた頃のドミナリアが舞台のセット。時代はAR2950年頃。 コールドスナップ【Coldsnap/CSP】(2006年7月21日発売/全155種類) アライアンスのその後を描いたセット。アイスエイジ・アライアンスとの共通性に乏しいホームランドに代わるセットとして、アライアンスから10年後に発売された。過去のブロックではあるが、基本セット第8版以降のデザイン(通称新枠)が採用されており、モダンでの使用も可能。 このセットに含まれるテーマデッキではアイスエイジ・アライアンスに含まれていたカードが、新枠にて再録されているが、コールドスナップのカードでなく、アイスエイジ・アライアンスのカードと見なされるため、モダンでの使用は不可となっている。 小型エキスパンションではあるが、リミテッド戦では、他の2つのブースター・パックが入手困難なため、コールドスナップのみで行われる。 ミラージュ【Mirage/MIR】(1996年10月発売/全350種類) 南方の世界が舞台。時代はAR4150~4196年。2番目の独立型拡張セット。以降、独立型拡張セット1つ+小型拡張セット2つを、共通する1つのテーマを持つ「ブロック」とみなし、1年周期で発売する形式が確立。このセットから邦訳されるようになった。ビジョンズ【Visions/VIS】(1997年3月発売/全167種類) 南方の大陸、ジャムーラで起こった戦乱が題材になっている。時代はAR4150~4196年。 ウェザーライト【Weatherlight/WTH】(1997年6月発売/全167種類) 今まで登場したドミナリアの各地域をめぐるセット。元々はミラージュとビジョンズで、アイスエイジとアライアンスのような前後編制としていたが、3エキスパンションを1つのブロックとして扱う制度が誕生したため急遽ミラージュ・ブロックに組み込まれた。そのためストーリー的にはミラージュ・ブロックの最後ではなく、アポカリプスまで続くウェザーライト・サーガの序章となっている。時代はAR4204年。 テンペスト【Tempest/TMP】(1997年10月発売/全350種類) ウェザーライト号が人工次元ラースへ突入する話が題材になっている。時代はAR4205年。ストロングホールド【Stronghold/STH】(1998年2月発売/全143種類) ウェザーライト号一行のラースでの戦いがテーマ。時代はAR4205年。史上初の5色のカード、《スリヴァーの女王》が登場した。 エクソダス【Exodus/EXO】(1998年6月発売/全143種類) ウェザーライト号のラース脱出が題材。時代はAR4205年。金・銀・黒と色のエキスパンションシンボルでレアリティが判別できるようになり、コレクター・ナンバーが付くようになった。 ウルザズ・サーガ【Urza's Saga/USG】(1998年10月発売/全350種類) その名通り兄弟戦争後のウルザの半生をつづった「ウルザブロック」の第1弾。時代はAR65~3346年。全エキスパンション中でも特に強力な部類に入り、禁止カードが続出した。日本語版の字体が唐風隷書体になった。ウルザズ・レガシー【Urza's Legacy\ULG】(1999年2月発売/全143種類) 「ウルザブロック」第2弾。時代はAR3346~3360年。一定の割合でプレミアムカードが封入されるようになったのはこのセットから。 ウルザズ・デスティニー【Urza's Destiny/UDS】(1999年6月発売/全143種類) 「ウルザブロック」完結編である第3弾。時代はAR3360~4179年。クリーチャー表記が“~の召喚”から“クリーチャー-~”に変更された。 禁止カードが多いエキスパンションとして有名。 メルカディアン・マスクス【Mercadian Masques/MMQ】(1999年10月発売/全350種類) ラースを脱したウェザーライト号が訪れたメルカディア地方が舞台。時代はAR4205年。スペルシェイパーが登場。リシャーダの港によるマナ拘束が強烈だったため、多色デッキがほぼ絶滅に追い込まれた。ネメシス【Nemesis/NEM】(2000年2月発売/全143種類) ウェザーライト号が脱出した後のラースが舞台。時代はAR4205年。初めて小型エキスパンションにて新たな能力を持つカードが収録された。 プロフェシー【Prophecy/PCY】(2000年6月発売/全143種類) ウェザーライト号がラースに向かった頃から脱出した頃のドミナリアが舞台。時代はAR4205年。カードレベルが極端に低く、紙束の代名詞として有名。 インベイジョン【Invasion/INV】(2000年10月4日発売/全350種類) ファイレクシア軍によるドミナリア侵攻が始まり、ドミナリアではそれに対抗するために連合軍が結成される。時代はAR4205年。このブロックからセットごとのコンセプトが明確に示されるようになった。インベイジョン・ブロックでは異色間の連携がコンセプトとなる。多色呪文や自分が持つ土地の種類を参照するカードが登場し、多色化の時代を迎えた。プレーンシフト【Planeshift/PLS】(2001年2月7日発売/全143種類) ファイレクシア軍が、自分達が住む世界「ラース」を「ドミナリア」に衝突させる次元被覆計画を発動。時代はAR4205年。場に出る時に自分の場札を次元の挟間に巻き込み、手札に戻す「開門」能力や、追加で別の色のマナを支払うと追加効果が得られるカードが登場。 アポカリプス【Apocalypse/APC】(2001年6月6日発売/全143種類) 敵対色がテーマとなり、久しぶりに敵対色の多色呪文が登場。ウェザーライト・サーガもここで一旦終焉を迎える。時代はAR4205年。 オデッセイ【Odyssey/ODY】(2001年10月1日発売/全350種類) アポカリプスから約100年後のドミナリアが舞台。「フラッシュバック」呪文や「スレッショルド」など、墓地のカードを活用するシステムが数多く登場。トーメント【Torment/TOR】(2002年2月1日発売/全143種類) 黒のカードが極めて多く、白と緑のカードが極端に少ないエキスパンション。 ジャッジメント【Judgment/JUD】(2002年5月24日発売/全143種類) トーメントとは逆に白と緑のカードが多く、黒のカードが少ないエキスパンション。 オンスロート【Onslaught/ONS】(2002年10月5日発売/全350種類) これまでにないほどクリーチャー・タイプを意識したエキスパンション。また裏向きで登場する「変異」クリーチャーも登場。レギオン【Legions/LGN】(2003年2月1日発売/全145種類) クリーチャーしか入っていないエキスパンション。誘発型能力によりインスタント呪文のような効果を発揮するクリーチャーが多い。フォイルカードの封入率が1/100から1/70に変更された。翻訳文体が口語風に小変更された。 スカージ【Scourge/SCG】(2003年5月24日発売/全143種類) ドラゴンなど、コストが高い呪文に関するカードを多く収録。またヴィンテージ環境を荒らした「ストーム」呪文も登場。これ以降、舞台はドミナリアを離れる。 ミラディン【Mirrodin/MRD】(2003年10月3日発売/全306種類) 金属生命体とアーティファクトが棲む金属世界、ミラディンが舞台。カードのレイアウトが大幅に変更され、クリーチャーの種族等も再分類された。パッケージのロゴが英字から片仮名に変更。このエキスパンションから、第1エキスパンションが舞台となる次元の名前になった(ただし時のらせんのみ事件名)。 アーティファクトがテーマのセットで、非常に多くのアーティファクト・カードが収録された。そうでないカードもほとんどがアーティファクトに関連する効果を持つ。 史上最多の禁止カードを生み出したエキスパンションでもある。 ダークスティール【Darksteel/DST】(2004年2月6日発売/全165種類) ダークスティールという金属で作られた「破壊されない」アーティファクトが登場。 ミラディンから変更されたカードレイアウトにて、アーティファクトの銀色が白のカードと間違えやすいため、若干暗い色へと変更された。 フィフス・ドーン【Fifth Dawn/5DN】(2004年6月4日発売/全165種類) 緑の太陽の封印が解け、ミラディンに五つの人工太陽が揃った。五色デッキで使うことを推奨するカードが多い。 神河物語【Champions of Kamigawa/CHK】(2004年10月1日発売/全306種類) 神と人とが調和する『もののけ姫』のような中世日本風の世界、神河が舞台。開発部も「多くの日本の映画を参考にさせてもらった」と明言しており、その中に『もののけ姫』の名前も挙がっていた。 テーマは「伝説」。事実、数多くのレジェンド・(伝説の)クリーチャーが封入され、レジェンド・ルールの変更が行われた。多くのカードが日本の民間伝承を元に作られており、「神」の名を冠したクリーチャーが多いのも特徴。新能力として「武士道」「転生」「反転」「連繋(秘儀)」が登場した。 フレイバー要素を重視したトップデザイン手法をブロック全体に適用した初めてのセットである。メカニズムがこじつけめいたものになったことや、デザインの基礎部分に多くのプレイヤーに馴染みのない要素を使用したため不評となった。デザイン面で失敗と評価され、しばらくの間、メカニズム重視のデザインが続いた。後に、ゴシックホラーをテーマとするイニストラードブロックや、ギリシア神話をテーマとするテーロスブロックで神河物語の反省を生かしたトップデザインが行われた。 神河謀叛【Betrayers of Kamigawa/BOK】(2005年2月4日発売/全165種類) 浪人梅澤敏郎達の活躍によって、神々が人々に牙を剥いた原因が明らかになる。神河の最高神「大口縄(オオカガチ)」の卵が、不老不死の力を欲する人間によって奪われた事がその発端だった。 新能力「忍術」を持つ忍者カードが登場。また神河物語に引き続きスピリット(八百万の神)カードも多く登場した。 神河救済【Saviors of Kamigawa/SOK】(2005年6月3日発売/全165種類) 自分の場札を手札に戻す能力や、手札の枚数を参照するカードが多数登場。全カード中75枚が伝説のカードと、全エキスパンション中最多の伝説率である。 ラヴニカ:ギルドの都【Ravnica: City of Guilds/RAV】(2005年10月7日発売/全306種類) 10のギルドが支配する、世界全体が都市に覆われたラヴニカが舞台。 2色の組み合わせによる多色がテーマで、このセットでは緑白、青黒、赤白、黒緑のカードを収録。残りの組み合わせは次の2つのセットで登場。マジックの大会においてはインベイジョン以来となる多色時代が訪れた。 今まで友好色、対抗色と区別されていた色の組み合わせを廃し、どの2色も等しく扱うというコンセプトのため、これ以前の環境の補助に役立った。 またこのセットでは、新しい多色カードの形式として混成カードが初登場した。緑白の混成カードは緑と白の両方の属性を持ち、緑のデッキでも白のデッキでも使う事ができる。 2色を1つのギルドとし、そのギルドごとに能力を割り振ったため、エキスパンションをまたいで収録されるキーワード能力が存在しないのが特徴。ギルドパクト【Guildpact/GPT】(2006年2月3日発売/全165種類) 青赤、赤緑、白黒のカードを収録。前作から12年後のラヴニカが舞台。初の4色サイクル、ネフィリムも登場。 ディセンション【Dissension/DIS】(2006年5月5日発売/全180種類) 白青、黒赤、緑青のカードを収録。両方の半分が多色のカードである分割カードが登場。発売元がタカラトミーとなる最初のエキスパンションでもある。 時のらせん(タイム・スパイラル)【Time Spiral/TSP】(2006年10月6日発売/全301種類) 長年にわたるプレインズウォーカー(プレイヤーも含む)たちの魔法乱用の影響を受け、ついに時空が歪み始めてしまったドミナリアが舞台。テーマである「時間」に関する新能力(待機、刹那)や、過去に登場したことがあるキーワード能力が再登場したり、過去のストーリーに登場しながらも今までカード化されなかった人物がカード化された。あまりにキーワード能力が多いので初心者が手をつけるには少々厄介な側面もある。 また、過去からのタイムシフト・カードが1パックにつき1枚同封されている。 次元の混乱(プレナー・カオス)【Planar Chaos/PLC】(2007年2月2日発売/全165種類) 多元世界の混乱は止まらず、ドミナリア自体が、異なる歴史をたどった別のドミナリア(パラレルワールド)と融合してしまう。 色の得意分野から外れた能力を持つカードが多く、「もう一つのマジック」という感覚で楽しむことができる。 未来予知(フューチャー・サイト)【Future Sight/FUT】(2007年5月4日発売/全180種類) ドミナリアの各所で“可能性の未来”が顕現し始めた。次元崩壊の進行をくい止めるために多くのプレインズウォーカーが命を落とす。 テーマは「未来」。今後発売予定のセットで登場する(かもしれない)新しい能力や、まだ見ぬ世界の地名を冠したカードが登場。 タイムシフト【Time Shifted/TSB】(時のらせん、次元の混乱、未来予知に同封) 時のらせんでは、アルファ~スカージまでに登場したカードを再収録。時のらせん1パックにつき1枚封入されている。カード・デザインも昔のものを再現。レアリティを表すエキスパンションシンボルの色は紫。全121種類。 次元の混乱では、かつて登場したカードを別の色に属するカードとして復刻した、新タイムシフトカードを収録。新タイムシフトは1パックにコモン3枚、アンコモンかレアが1枚入っており、カードデザインも従来のものとは異なる。パック全体としては1枚のレア、2枚のアンコモン、8枚のコモン、4枚の新タイムシフトカードを収録。全45種類。次元の混乱の全165種類に含まれる。 未来予知では、今後発売予定のセットで扱う(扱うかもしれない)新しい能力を持ったカードが登場。カードデザインも従来のものとは大分異なる。全81種類。未来予知の全180種類に含まれ、他のカードと同じ頻度で入っている。 ローウィン【Lorwyn/LRW】(2007年10月12日発売/全301種類) エルフやゴブリン、マーフォークなど、多彩な種族が住むおとぎ話のような世界、ローウィン。特定のクリーチャー・タイプに属する「部族」カードや、「プレインズウォーカー」カードが収録された。ローウィン・ブロックと次のブロックはカードセットが2つしか出ない。リミテッドでは1ブロック2エキスパンションで行われるが、スタンダードのローテーションやブロック構築では2つのブロック、4エキスパンションをまとめて1つの大きなブロックとして扱われる。 新カードとして、プレインズウォーカー・カードが登場。《チャンドラ・ナラー》や《ジェイス・ベレレン》など、今後のエキスパンションの主要登場人物となる予定の5人がカード化された。このエキスパンションのみプレインズ・ウォーカーはレア枠での収録である。モーニングタイド【Morningtide/MOR】(2008年2月1日発売/全150種類) ローウィンの命運を賭け、はぐれエルフのライズたちが活躍する。ローウィンとは違い、種族ではなく職業系のクリーチャー・タイプ(騎士、ウィザード等)に焦点が当たっている。レアリティ配分がやや変則的で、次のセットの発売時期やカード種類数の関係からカード種類数も少なめ。 シャドウムーア【Shadowmoor/SHM】(2008年5月2日発売/全301種類) メルヘンチックなローウィンとは対照的に、ゴシックホラー調のセット。 邪悪なオーロラの影響により、闇の世界へと変貌してしまったローウィンが舞台。ほとんどの生き物は世界がローウィンだった頃の記憶を失い、永遠の夜の下を駆けずり回っている。 今までのセットの裏返しがテーマ。今度は「部族」ではなく「色」に焦点が当たっている。また、今までのセットで見られたような多色カードが存在せず、代わりに混成カードが多く存在する。タップ・シンボルの裏返しである“アンタップ・シンボル”が初登場した。イーブンタイド【Eventide/EVE】(2008年7月15日発売/全180種類) シャドウムーアの闇はますます深くなり、さらに奇怪な怪物たちが次々と出現していく。対抗色(敵対色)の組み合わせの混成カードが多く存在。 シャドウムーア・ブロックは混成カードの可能性を追求したブロックで、“二色デッキか単色デッキで”高い効果を発揮できるカードが多い。 アラーラの断片【Shards of Alara/ALA】(2008年10月3日発売/全249種類) 数千年前に5つの“断片”に分かれてしまったアラーラ次元群が舞台。バント、エスパー、グリクシス、ジャンド、そしてナヤ……それぞれの“色”の友好な2つの“色”が残り、敵対した2つの“色”が欠如した5つの世界が織りなす、新たな物語が幕を開ける。「多色」がテーマであり、3色の組み合わせを推奨している。 プレイヤーやコレクターなどからの意見を受けて、製品の販売形態が大きく変わり、 このシリーズから、今までの「テーマデッキ」の代わりに「エントリーセット」が同時発売され、入門セットの役割も兼ねるようになる。 また、コモン、アンコモン、レアに続く新たなレア度として、「神話レア(Mythic Rare)」が登場する。8パックに1つの確率で、レアと置き換わる形で入っている(ただし、神話レアは種類が少ない分レアよりも多く印刷されるので、実際の希少価値はレアの2倍程度となる)。単に強いカードが神話レアに分類されるわけではなく、MtG世界の物語において重要な役割を占める人物や魔法などのカードが神話レアに分類される。これ以降プレインズ・ウォーカーは必ず神話レアでの収録となっている。 セットに含まれるカードの種類が従来よりも大幅に減っている。これは前の2年間であまりにも多くのカードを出しすぎた反動と思われる。コンフラックス【Conflux/CON】(2009年2月6日発売/全145種類) 5つに分かれていた断片が再び融合したアラーラの世界が舞台。 今までの断片のテーマに沿ったカードや複数の断片をハイブリッドしたようなカードの他、自分がどれだけの種類の基本土地を持っているかを参照する「版図」と呼ばれる能力がインベイジョン・ブロック以来再登場した。 アラーラ再誕【Alara Reborn/ARB】(2009年4月30日発売/全145種類) すべてのカード、アーティファクトですら例外無く多色(金色)という異色のセット。ラヴニカブロックやシャドウムーアブロックに引き続き混成マナを持つカードが収録された。 ゼンディカー【Zendikar/ZEN】(2009年10月2日発売/全249種類) 地殻変動が絶えない次元、ゼンディカーが舞台。種族を超えて同盟者達が協力し、ゼンディカーの財宝を求めて冒険する。探検・冒険といったコンセプトから、「探索」カードや、同盟者達を待ち構える罠カードが登場する。 土地がテーマであり、オンスロートブロックにあったフェッチランドの対抗色版が登場したり、土地を出すことによって特定の効果を発動させる「上陸」、マナを出す以外に能力を持つ土地が多く入っている。また、インベイジョンブロックで初登場した「キッカー」が再登場している。 初回生産分のブースターパックには、今では絶版となっており古いエキスパンションに収録されていた強力で貴重なカードが、非常に低い確率で同梱されていた。これらのカードはゼンディカー世界に眠る古の財宝に見立てて「トレジャーカード」と呼ばれている。この情報はWoCの公式文章上でも発表されており、都市伝説ではない。それによればトレジャー・カードは再版ではなく、製作会社が市場に出回っていたコレクター的な価値が高いカードを買い取ったものである。このエキスパンションのためにリミテッド戦のルールに「そのエキスパンションのカードのみ使用できる」というルールが追加された。ワールドウェイク【Worldwake/WWK】(2010年2月5日発売/全145種類) 舞台は同じくゼンディカー。クリーチャーに変化する土地や、キッカーを拡張した「多重キッカー」という能力が登場した。 超強力カード「精神を刻む者、ジェイス」「石鍛冶の神秘家」が収録されたセットだが、この2枚はのちに禁止された。 エルドラージ覚醒【Rise of the Eldrazi/ROE】(2010年4月23日発売/全248種類) ゼンディカーの遺跡に封印されていた多元宇宙の旧神、エルドラージが復活した後のゼンディカーが舞台。 重いコストと派手な効果、能力を持つ無色の種族「エルドラージ」と、生け贄に捧げる事でエルドラージの多大な召喚コストを支払うためのマナに変化する「落とし子」が登場した。また、RPGのように段階的に強くなる「レベルアップ・クリーチャー」も登場した。新キーワード能力として「Lvアップ」「族霊鎧」「反復」が登場した。 ゼンディカーの拡張セットとして作られたが、カード収録枚数はゼンディカーと同じで、基本土地カードも新イラストのものが描きおろされ、新たな時代が急激に始まったことを強調している。リミテッドでもゼンディカー/ワールドウェイクのカードを使わずに、エルドラージ覚醒のみで行われる。そのためカードセットとして共通のメカニズムなどが収録されず、ゼンディカーやワールドウェイクとのつながりは薄い。 ミラディンの傷跡【Scars of Mirrodin/SOM】(2010年10月1日発売/全249種類) ファイレクシアの残党によるミラディン世界の侵略が描かれる。システム、世界観ともにミラディン・ブロックを引き継ぎ、アーティファクト・カードやそれに関するカードが多い。 新メカニズムとして、一定数のアーティファクトをコントロールしていると発動する「金属術」(ミラディン陣営)、通常の方法では治療不可能なダメージを与える「感染」(ファイレクシア陣営)や、毒カウンターなどを増加させる「増殖」(ファイレクシア陣営)という能力が登場した。ミラディン・ブロックから多くのカードが再録されており、キーワード能力の「刻印」(ミラディン陣営)も復刻している。 基本土地カード以外のほとんどのカードの文章欄に、陣営を表すシンボルが透かし状に記されている。 ミラディン包囲戦【Mirrodin Besieged/MBS】(2011年2月4日発売/全155種類) ミラディン陣営とファイレクシア陣営の戦いが本格化。ミラディンの地下深くでは、ミラディンの創造主である銀のゴーレム、カーンの洗脳がファイレクシア軍により進められる。新キーワード能力として「喊声」(ミラディン陣営)や「生体武器」(ファイレクシア陣営)が登場した。 新たなるファイレクシア【New Phyrexia/NPH】(2011年5月13日発売/全175種類) ミラディンの戦いはファイレクシア陣営の勝利に終わった。ミラディンの住民達は次々に捉えられ、ファイレクシアの生物として改造されてゆく。それを象徴するようにミラディン陣営のカードは各色に3~4枚、特にファイレクシアの色とされた黒には1枚も存在しない。 新メカニズムとして、「ファイレクシア・マナ・シンボル」が登場した。システム的には混成マナ・シンボルと似ていて、色マナかライフのいずれかで支払う事ができる。このシステムは色の役割を簡単に逸脱させた事で、後々スタンダード環境を破壊してしまった。 清純なるミラディン【Mirrodin Pure/MPU】(非実在エキスパンション) ミラディン包囲戦の結果はまだ出ていないとされたため、新たなるファイレクシアと同時に発表され、次の新セットはどちらか片方が出ると予告された。そのためパッケージ画像も両方用意されたが、公式のカードプレビューが始まる前に、ライターに渡されたカードリストが流出してしまう事件が起き、ストーリーを紹介する前に、新セットが新たなるファイレクシアと確定してしまう事件が起こってしまった。 イニストラード【Innistrad/ISD】(2011年9月30日発売/全264種類) ゴシックホラーを基調としたエキスパンション。ザ・ダークのようにイメージを先行させ後からカードを作るスタイルのため、色の役割が意図的に崩されている部分もある。4種類の怪物と、それに怯える人間がそれぞれ2色の組み合わせで再現され、それぞれの種族ごとに墓地をどう扱うかというアングルで、イメージ・墓地・2色による種族表現という3つのテーマで構成されている。 イメージ先行のため、西欧の宗教では忌み数とされている13を積極的に取り入れている。そしてイニストラード・ブロック全体のカード総数が666種類になっており、これも西洋の宗教では悪魔を意味する忌み数となっている。 トレーディングカードゲームとしては異例の両面カードがデュエル・マスターズより逆輸入された。両面カードの代わりに使うチェックリストカードが土地の枠に入るため、基本土地が各種3種類と1枚少ない。 闇の隆盛【Dark Ascension/DKA】(2012年2月3日発売/全158種類) 天使アヴァシン不在で衰退する人間、繁栄する怪物。その世界の中にイニストラード生みの親、ソリン・マルコフが帰還する。 前回に引き続き両面カードが収録。表と裏でクリーチャータイプの異なる物や、裏返した際に能力が誘発するカードが登場。基本土地は新規デザインの物が収録されなかった。 アヴァシンの帰還【Avacyn Restored/AVR】(2012年5月4日発売/全244種類) 捕らわれたアヴァシンの開放と人間の逆襲、魔物の衰退がテーマ。フレーバー重視で黒vs他の4色という形で作られ、黒のカードパワーが若干弱めとなっている。 イニストラード、闇の隆盛で採用された両面カードや、2色の組み合わせによる部族の表現、墓地利用などのメカニズムが採用されず、システム的な繋がりは若干薄れている。またエルドラージ覚醒同様にリミテッドではアヴァシンの帰還単独で行われる。 これ以降窓口がウィザーズ日本支社に統一された。 ラヴニカへの回帰【Return to Ravnica/RTR】(2012年10月5日発売/全274種類) 人気であったラヴニカブロックの続編、ギルドパクトが破られた後のラヴニカが描かれている。ラヴニカブロックの続編ながらプレイ感覚を変えるため、容易に3色目を加えにくいカード構成になっている。 旧ラヴニカブロックからの登場クリーチャーやカードサイクルが含まれている一方、ギルドごとに固有のメカニズムが新登場した。収録ギルドはセレズニア議事会(白緑)、イゼット団(青赤)、ゴルガリ団(緑黒)、ラグドス教団(赤黒)、アゾリウス評議会(白青)の5つ。カード枚数は平等に近いが、緑白の多色カードのみ、他多色カードに比べるとレアが1枚少ない(代わりに緑白のみクリーチャー化するレア土地が存在する)。 また基本土地が各種5枚と他のブロックより1枚多く、その増えた1枚はラヴニカ・ギルドの都からの再録となっている。 ギルド門侵犯【Gatecrash/GTC】(2013年2月1日発売/全249種類) ラヴニカへの回帰に収録されなかった残りの5ギルド、オルゾフ組(白黒)、ディミーア家(青黒)、グルール一族(赤緑)、ボロス軍(赤白)、シミック連合(緑青)が収録される。 今までエキスパンションの1つ目と3つ目が収録250枚級の大型エキスパンションというのはあったが、2つ目が大型となるのは史上初。大型エキスパンションのため、リミテッド戦ではこのエキスパンション単独で行われる。カードの枚数はラヴニカへの回帰より少なくなっているが、これは新規の基本土地が書き下ろされなかっただけであり、基本土地25枚を除いた枚数は共通である。 ドラゴンの迷路【Dragon's Maze/DRM】(2013年5月3日発売/全156種類) イゼットのギルドマスター、ニヴ・ミゼットは、ラヴニカの都市を流れるマナの流れを発見する。この流れは各ギルドの本拠地を通り、あるところへ向かっていた。この謎を解くために、各ギルドで選ばれた迷路走者がその流れを追う。 10ギルドが一同に揃うブロック最終エキスパンション。シールド・リミテッドでは各エキスパンション2パックずつ、ブースター・ドラフトでは3つのエキスパンションを1パックずつ使って行われる。大型エキスパンションを同時に使うのは今回が初となった。大型エキスパンション2つの色が完全にズレているため、1色を軸とし、他の2色を適宜振り分けていく3色デッキがメインとなる。 基本土地の代わりに前2つのエキスパンションに収録された特殊土地、もしくは新規の特殊土地が封入される。ショックランドがラヴニカへの回帰とギルド門侵犯から再録されているが、ゼンディカーのトレジャー・カードとは違いデッキに投入可能とされた。 旧ラヴニカブロックにも投入された分割カードが条件付きで、両方の面を唱えられる融合カードとして登場。10のクランを象徴する10色サイクルが多数取り入れられている。 テーロス【Theros/THS】(2013年9月27日発売/全249種類) 生者の住む世界、そして神々の世界ニクスからなる次元テーロスを舞台に繰り広げられる物語。主要テーマはエンチャントと神々、英雄、怪物の物語としてのギリシア神話。成長した英雄が強大な怪物を打ち倒す物語の表現するため、特定条件で繰り返し強化される英雄的能力や、一度だけだが大きく強化される怪物化能力が登場した。また、神々の影響として多くのエンチャントがデザインされた。未来予知のタイムシフト枠に1枚だけ存在していたエンチャント・クリーチャーが、オーラとクリーチャーのどちらかを、唱える際選択出来るという新しい形で登場。神々は、マナシンボルの数を人々の神々への信仰心に見立て、それが一定値に達するとクリーチャーとなるエンチャントとして登場した。 神々の軍勢【Born of the Gods/BNG】(2014年2月7日発売/全165種類) 生者の世界とニクスとの境が薄くなり、ニクスの生物が滲み出してきたテーロスが舞台。ニクスの生物ということで、神でもなく、オーラとしても唱えられないエンチャント・クリーチャーが登場した。今作の神はすべて友好2色。 ニクスへの旅【Journey into Nyx/JOU】(2014年5月発売/全165種類) 新たな神が生まれ、バランスが崩壊しかかっているニクスを舞台に、新たな神と昔からの神ととあるプレインズウォーカーの争いが焦点。テーマは最後までエンチャントだが、昔ながらの神でもクリーチャーでもオーラでも無いエンチャントが復活している。今作の神は敵対2色で、前作の友好2色の計10枚は小神、前前作の単色5枚は大神と位置づけられている。 極稀に1つのブースターパック内にブロック内に存在する15種類の神がすべて1枚ずつ入っているというパックが存在。ただしこれはドラゴンの迷路のようにリミテッド戦の例外規定とはならなかったため、大会中にこのパックを引き当てた場合はジャッジに申告し、新たなパックを受け取る必要がある。 タルキール覇王譚【Khans of Tarkir/KTK】(2014年9月26日発売/全269種類) サルカン・ヴォルの故郷の、龍が狩り尽されて絶滅した次元タルキールが舞台。対抗色3色からなる5つの“氏族”の対立がテーマ。各氏族は“カン”と呼ばれる指導者に率いられ、それぞれ龍のある一面を崇拝している。 従来の対抗色3色の組み合わせ「中心色1色とその対抗色2色」ではなく「中心色1色とその友好色と対抗色が1色ずつ」という組み合わせになっているのが特徴。 このセットからスタンダードのローテーションが変化するようになったため、3エキスパンションで1セットという形態はこのタルキール覇王譚ブロックで最後になる。 運命再編【Fate Reforged/FRF】(2015年1月23日発売/全185種類) まだ龍の生存していた、1000年以上前のタルキールが舞台。氏族同士ではなく、氏族と龍の戦いに焦点が当てられ、タルキール覇王譚には収録されなかったドラゴン・カードも多数存在。 テーマは「運命の選択」で、モードを持ちプレイヤーに選択を迫る呪文が多く収録されている。 タルキール龍紀伝【Dragons of Tarkir/DTK】(2015年3月27日発売/全264種類) 運命が変わり、龍の滅びなかった新たなタルキールが舞台。カンに変わり“龍王”が自身の名を冠する氏族を統べており、対抗色3色から友好色2色の組み合わせに変わっている。 テーマはずばりドラゴン。龍王を筆頭に多数のドラゴンが収録されているほか、ドラゴンがいることで強化される呪文も存在している。 ローテーション変化の関係で、タルキール覇王譚/運命再編とはスタンダード落ちする時期が異なる。リミテッドもタルキール龍紀伝/運命再編の組み合わせで行われる。 戦乱のゼンディカー【Battle for Zendikar/BFZ】(2015年10月2日発売/全274種類) ゼンディカーブロックの続編。解放されたエルドラージと、それに立ち向かうゼンディカーの人々との戦いを描く。 ゼンディカー側は「土地」と「同盟者」、エルドラージ側は「無色」と「追放」がテーマになっている。 このセットから1ブロック2セット制に移行した。 ゲートウォッチの誓い【Oath of the Gatewatch/OGW】(2016年1月22日発売/全184種類) ウラモグに続き現れたエルドラージ、コジレックに対して若きプレインズウォーカーたちは共同戦線ゲートウォッチ/Gatewatchを結成。ゼンディカーと多元宇宙を守るために立ち向かう。 無色マナ・シンボルが導入され無色マナを要求するカードが初めて登場。無色マナを出す新しい基本土地として荒地も登場した。 またエルドラージに対してプレインズウォーカー達が結束して戦うというテーマの結果、史上最も双頭巨人戦に向いたセットとなった Zendikar Expeditions【EXP】(全45種類) 戦乱のゼンディカーブロックのブースターに低確率で封入される土地カード。構築で人気の高い土地カードが神話レア、プレミアム仕様で収録されている。 英語版のみ存在しており、日本語のような他言語のブースターにも英語のカードが封入される。 戦乱のゼンディカーとは別のエキスパンションとして扱われているため、構築では同名のカードが使用できる環境でのみ使用可能。リミテッドの場合はそのまま使用できる。 好評だったため、後にMasterpiece Series【MPS】として各ブースターパックに低確率で特別なカードを収録することが決定した。 イニストラードを覆う影【Shadows over Innistrad/SOI】(2016年4月8日発売/全297種類) イニストラードブロックの続編。人間の守護者であったアヴァシンが乱心し、イニストラードの人間に再び危機が迫る。 新規のメカニズムは「昂揚」と「潜伏」に「手掛かり」を入手する「調査」。また、イニストラードに引き続いて「両面カード」が再登場。狂気を表すメカニズムとして「マッドネス」も再録されている。 なお、直前の戦乱のゼンディカーに引き続き再訪次元が舞台だが、これはテーロス、タルキールと新次元が2つ続いたことに対してバランスを取るため。 異界月【Eldritch Moon/EMN】(2016年7月22日発売/全205種類) イニストラードに現れたエルドラージ、エムラクールによって異形の怪物へ変質したイニストラードの生物と、それに立ち向かう者たちの戦いを描く。 新規のメカニズムは「現出」と「増呪」。両面カードの新たな形として、2枚で1枚のカードとなる「合体カード」が登場している。「昂揚」「潜伏」「マッドネス」も引き続き登場しているが、「調査」は登場していない。これは謎を解き明かすことがテーマだったイニストラードを覆う影に対し、異界月は謎が解き明かされた後の物語だからである。 エキスパンション・シンボルはエムラクールを模しているが、これこそが「謎」の正体であるため、通常はカードセット発表と同時に発表されるエキスパンション・シンボルが長らく非公開であった。 カラデシュ【Kaladesh/KLD】(2016年9月30日/全264種類+10種類) チャンドラ・ナラーの故郷、発明の次元カラデシュが舞台。人々は霊気をエネルギーとした発明により都市生活を謳歌しているが、その裏には霊気の流通を厳しく統制する領事府とそれに反抗する改革派の争いが存在している。 テーマはアーティファクトだが、ミラディン・ブロックのように極端にアーティファクトが多いわけではない。 新規メカニズムはプレイヤーの得る新たなカウンター、「エネルギー」と+1/+1カウンターかトークンかを選択する「製造」。そしてクリーチャーが「搭乗」することで効果を発揮する「機体」。 また、このセットから構築済みセットとして「プレインズウォーカーデッキ」が登場。プレインズウォーカーデッキ限定カードは同時に発売されるセットと同じフォーマットで使用できる。 霊気紛争【Aether Revolt/AER】(2017年1月20日/全184種類+10種類) 領事府の弾圧に対しついに改革派が蜂起。ゲートウォッチの面々も領事府を牛耳るテゼレットを打倒するために戦いに加わる。 新規メカニズムはアーティファクト版の召集である「即席」と発明家たちの怒りを表す「紛争」。「機体」と「エネルギー」も続投している。 アーティファクトがテーマなのは変わらないが、「創造的」だったカラデシュに対して「破壊的」がテーマになっている。 Kaladesh Inventions【MPS】(全54種類) Zendikar Expeditionsの好評を受け誕生したMasterpiece Seriesのカラデシュ版。 カラデシュで行われる発明博覧会の出展作品という設定で、アーティファクトカードが特別な仕様で収録されている。 アモンケット【Amonkhet/AKH】(2017年4月28日/全269種類+18種類) ニコル・ボーラスに支配された、古代エジプトがモチーフの次元アモンケットが舞台。人々は来世での栄光のために神々の試練に臨む。 収録されたカードも砂漠やピラミッドに代表される巨石建造物、ミイラや呪いなど古代エジプトを連想させるものが多い。 新規メカニズムは墓地のクリーチャーをミイラ化して再利用する「不朽」と次のターンのアンタップを放棄するかわりにさまざまな効果を得る「督励」。墓地から唱える新たな分割カード「余波」も登場している。 破滅の刻【Hour of Devastation/HOU】(2017年7月14日/全199種類+10種類) アモンケットに王神、ニコル・ボーラスが帰還。しかしアモンケットの人々に訪れるのは、約束された来世ではなかった。 ニコル・ボーラスが大きなテーマになっており、ボーラスによって訪れるアモンケットの破滅が描かれている。 新規メカニズムはボーラス配下の不死の軍団、永遠衆となって蘇る「永遠」と、永遠衆の残虐さを示す「加虐」。「督励」「余波」も引き続き登場している。 Amonkhet Inventions【MPS】(全54種類) アモンケット版Masterpiece Series。 壁画風のカード枠とヒエログリフ風のアルファベットが特徴。アモンケットに収録されたものは神々の力を、破滅の刻に収録されたものはボーラスの威光を思わせるカードが選ばれている。 イクサラン 【Ixalan/XLN】(2017年9月29日/全279種類+10種類) ニコル・ボーラスに敗北したジェイスが漂着した次元イクサランが舞台。伝説の黄金郷オラーズカとそこに眠る財宝を求めて四つの勢力が争う。 大航海時代がモチーフとなっており、テーマは「探検」と「部族の対立」。そこに今まで焦点の当たらなかったクリーチャー・タイプである恐竜と海賊の要素が加わっている。 新規メカニズムはライブラリーから新たな土地を獲得する「探検」と海賊達が追い求める「宝物」。そして恐竜たちの怒りを表す「激昂」。「強襲」「機体」「変身」も再登場している。 イクサランの相克【Rivals of Ixalan/RIX】(2018年1月19日/全196種類+19種類) ついにオラーズカが姿を現し、部族間の争いは激しさを増す。 新規メカニズムは軍勢を結集し、都市を支配することで力を得る「昇殿」。イクサランのメカニズムも全て続投している。 大型セットと小型セットというブロックの概念はイクサランの相克で最後となる。 ドミナリア【Dominaria/DOM】(2018年4月27日/全269種類+11種類) 過去様々なカードセットの舞台となってきたドミナリアが久々に登場。時代的には時のらせんの時代の60年後のドミナリアが舞台。長い時を生きる歴史の生き証人や過去の英雄たちの子孫、そして新たな時代の英雄が修復されたウェザーライト号に集う。 マジック:ザ・ギャザリングというゲームの初期から登場している次元だけあって、「歴史」がテーマ。「伝説」「アーティファクト」そして新登場のエンチャント「英雄譚」を合わせた「歴史的」な呪文が数多く登場している。 新規メカニズムは上述の「英雄譚」とドミナリア史を象徴する出来事をカード化した「伝説のソーサリー」。また、「キッカー」が再登場している。 ラヴニカのギルド【Guilds of Ravnica/GRN】(2018年10月5日/全259種類+14種類) ゲートウォッチとニコル・ボーラスの最終決戦を描くラヴニカ三部作の第一部。 第一部にあたる本セットにはディミーア家(青黒)、イゼット団(青赤)、ゴルガリ団(黒緑)、ボロス軍(赤白)、セレズニア議事会(緑白)の5つのギルドが登場する。 新規メカニズムはディミーア家の「諜報」、イゼット団の「再活」、ゴルガリ団の「宿根」、ボロス軍の「教導」の4種類。セレズニア議事会には再録メカニズム「召集」が割り当てられている。 ラヴニカの献身【Ravnica Allegiance/RNA】(2019年1月25日/全259種類+14種類) ラヴニカ三部作の第二部。ラヴニカのギルドで登場しなかった残り5つのギルドが登場する。 新規メカニズムはアゾリウス評議会(青白)の「附則」、オルゾフ組(白黒)の「死後」、ラクドス教団(赤黒)の「絢爛」、グルール一族の「暴動」、シミック連合(青緑)の「順応」の5つ。 灯争大戦【War of the Spark/WAR】(2019年5月3日/全264種類+11種類) ラヴニカ三部作の最終作。ラヴニカの命運を賭けたニコル・ボーラスとの最後の戦いが始まる。 テーマは「プレインズウォーカーの戦争」。総勢37人ものプレインズウォーカーがカード化されており、プレインズウォーカーに関するカードも多数収録されている。 過去のラヴニカを舞台にしたセットとは異なり、ギルドには焦点が当たっていない。 新規メカニズムはボーラス配下のゾンビの軍団を表現した「動員」。再録メカニズムとして「増殖」が登場している。 エルドレインの王権【Throne of Eldraine/ELD】(2019年10月4日/全269種類+128種類) おとぎ話とアーサー王伝説をモチーフとした次元エルドレインが舞台。双子のプレインズウォーカー、ローアンとウィルは行方不明となった父ケンリス王を探す探索へと向かう。 多色テーマのラヴニカの物語が続いた反動で、単色がテーマ。5色に対応した5つの宮廷とそれを守る騎士たちと、王国外に跋扈する怪物を表したカードが収録されている。 新規メカニズムは本のような特殊なレイアウトで物語とその登場人物を1つに纏めた「当事者」カードと宮廷への忠誠を示す「一徹」。また、新たなアーティファクトタイプとして「食物」が登場した。 パックを開封する楽しみを増やす目的で、特殊な枠の「ショーケースカード」が低確率で封入されるようになった。 テーロス還魂記【Theros Beyond Death/THB】(2020年1月24日/全254種類) テーロスブロックの続編。神々の戦いの影響で死の国に裂け目が生じ、怪物たちが現世へと溢れ出る。かつての戦いで命を落としたエルズペスは、混乱に乗じて死の国からの脱出を目指す。 新規メカニズムは死の国からの逃亡を表す「脱出」。「信心」と「星座」もテーロスブロックからの再録メカニズムとして登場しているほか、神々も新たな姿で収録されている。 イコリア:巨獣の棲処【Ikoria: Lair of Behemoths/IKO】(2020年4月17日・5月15日/全257種類) 怪獣映画をモチーフにした、様々な怪物が跋扈する次元イコリアが舞台。聖域の守り手だったルーカは、怪物と絆を結んだことで裏切り者として故郷を追われることとなる。 新規メカニズムはイコリアの怪物たちが様々に姿を変えることを表現した「変容」とプレイヤーが怪物と絆を結ぶ「相棒」。再録のメカニズムとして「サイクリング」も登場している。 初の試みとして、ゴジラシリーズとのコラボレーションカードが登場。収録されているカードのカード名とイラストを差し替えたもので、ゲームルール上は元となったカードと同じものとして扱う。 2019新型コロナウイルスの流行により、各種イベントの中止や発売日の変更といった影響が生じた。また、ゴジラシリーズのカードのうち、《死のコロナビーム、スペースゴジラ》はカード名の変更や再販版からの削除という処置が取られた。 ゼンディカーの夜明け【Zendikar Rising/ZNR】(2020年9月25日/全280種類) 戦乱のゼンディカーブロックの続編。エルドラージの脅威の去ったゼンディカーに、突如出現した空中遺跡スカイクレイヴ。遺跡に眠る秘宝を求めて、新たな冒険が始まる。 新規メカニズムは様々な職業のクリーチャーで構成する冒険者の「パーティー」と、両面カードの新たな形「モードを持つ両面カード」。再録メカニズムとして、過去のゼンディカーブロックから「上陸」「キッカー」が選ばれている。 カルドハイム【Kaldheim/KHM】(2021年2月5日/全285種類) 領界と呼ばれる無数の小次元からなる次元カルドハイムが舞台。邪悪なプレインズウォーカーティボルトは、カルドハイムの神の一柱ヴァルキーに成り代わり暗躍する。 北欧神話をモチーフの中心とし、さらに北欧と関わりの深いヴァイキングやメタル・ミュージックの要素が加わっている。 領界ごとに設定された小テーマやメカニズム、収録カードも炎と霜の巨人や戦乙女、氷雪やルーンなど北欧を連想させるものが多い。また、単語自体が北欧に起源を持つ英雄譚(Saga)は過去最大の枚数が収録されている。 新規メカニズムは災いの予言を表現した「予顕」と戦いの武勇を伝える「誇示」。再録メカニズムは「氷雪」と「多相」。片面はカルドハイムの神々、もう片面は彼らの扱う道具や使い魔という形で「モードを持つ両面カード」も引き続き登場している。 ストリクスヘイヴン:魔法学院【Strixhaven: School of Mages/STX】(2021年4月23日/全275種類) アルケヴィオス次元に存在する、5つの大学で構成された魔法の学院、ストリクスヘイヴンが舞台。ストリクスヘイヴンに入学したローアンとウィルは、オニキス教授と名を変え学院に勤めていたリリアナと共に、秘密結社オリークに立ち向かう。 各大学ごとに設定された対抗2色の組み合わせと、魔法の学院らしくソーサリー・インスタントがテーマ。 新規メカニズムは「講義」カードを手札に加えることができる「履修」とソーサリー・インスタントやそのコピーに反応する「魔技」。そして相手が対象に取る際に追加コストを要求する「護法」。 「モードを持つ両面カード」も3セット続いての登場だが、これはスタンダードで同時にローテーションする3セットに共通点を持たせるためである。 フォーゴトン・レルム探訪【Adventures in the Forgotten Realms/AFR】(2021年7月23日/全281種類) フォーゴトン・レルムを舞台とする、『ダンジョンズ&ドラゴンズ』(D&D) とのコラボレーションセット。 ビホルダーやノール、ティーフリングといったD&Dの種族・怪物が輸入される形で登場するほか、ドラゴンも豊富。 TRPG要素を表すカードとして、通常セットでは初となる20面ダイスの出目で効果が決まるカードが多数収録されている。また、ルール上意味のない「フレイバー・ワード」として、D&Dの技能が多くのカードの効果に記載されている。 新規メカニズムはD&Dの技能の一つでもある「集団戦術」とレベルアップ毎に新たな能力を獲得する「クラス・エンチャント」、そして様々な部屋で構成されたダンジョンを進んでいく「ダンジョン探索」の3つ。 基本セットの代替という位置付けであり、2021年には基本セットは発売されない。 イニストラード:真夜中の狩り【Innistrad: Midnight Hunt/MID】(2021年9月24日/全277種類) イニストラードを覆う影ブロックの続編。エルドラージの襲撃を乗り越えたイニストラードだったが、昼夜の平衡が崩れ、夜が長くなったことで怪物の活動が活発となる。人狼のプレインズウォーカー、アーリン・コードは昼夜の平衡を取り戻すため、ゲートウォッチに協力を要請する。 新規メカニズムは昼夜の切り替わりで変身する「日暮/夜明」、死後に幽霊となる「降霊」、人間たちが団結して怪物に立ち向かう「集会」、ゾンビの脆さを表現した「腐乱」の4つ。 過去のイニストラードからの再録メカニズムとして「フラッシュバック」「調査」「呪い」が選ばれている。 イニストラード:真紅の契り【Innistrad: Crimson Vow/VOW】(2021年11月19日/全277種類) 昼夜の平衡を取り戻すための儀式は吸血鬼オリヴィア・ヴォルダーレンの襲撃で失敗に終わった。政略結婚によりイニストラードの全てを支配しようとするオリヴィアの野望を阻止すべく、ゲートウォッチたちは式場へ乗り込む。 真夜中の狩りから続くストーリーであり、狼男に焦点を当てた真夜中の狩りに対し、吸血鬼が中心になっている。 新規メカニズムは人間たちが決戦に備える「訓練」とルール文章の記述を一部削除する「切除」。新たなトークンとして「血」も登場した。 「日暮/夜明」と「降霊」が続投する形で登場している他、「濫用」が再登場している。 吸血鬼がテーマということで、ブラム・ストーカーの小説「吸血鬼ドラキュラ」とのコラボレーションカードがイラスト違いカードとして収録されている他、悪魔城ドラキュラシリーズのキャラクターデザインで有名な小島文美もイラスト違いカードを手掛けている。 神河:輝ける世界【Kamigawa: Neon Dynasty/NEO】(2022年2月18日/全302種類) 神河ブロックの続編。1200年の時を経て、サイバーパンクな発展を遂げた神河が舞台。謎の男の襲撃を受けて神河の統治者、皇が姿を消して10年。皇の友人漆月魁渡はついに犯人の手がかりを掴む。 日本のポップカルチャーをモチーフとした「現代性」と過去の神河の流れをくむ「伝統性」の対立がテーマ。「現代」側はアーティファクト、「伝統」側はエンチャントが中心となっている。 新規メカニズムは様々な強化を受けていることを参照する「改善」と装備品へ「換装」されるクリーチャー、そしてファイレクシアによるプレインズウォーカーの「完成化」。過去の神河ブロックから「忍術」「魂力」が再録されている。 ニューカペナの街角【Streets of New Capenna/SNC】(2022年4月29日/全281種類) カペナ次元に存在する、デーモンたちが支配する高層都市ニューカペナが舞台。新ファイレクシア打倒を目指すエルズペスは、その手がかりを掴むため、かつてファイレクシアの侵略に打ち勝った故郷カペナに帰還する。 禁酒法時代のアメリカがモチーフとなっており、友好3色から成る5つの「一家」がテーマ。 新規メカニズムは斡旋屋一家(緑白青)の「盾カウンター」、常夜会一家(白青黒)の「謀議」、貴顕廊一家(青黒赤)の「犠牲」、土建組一家(黒赤緑)の「奇襲」、舞台座一家(赤緑白)の「団結」。再録メカニズムとして「秘匿」が再登場している。 Magic: the Gathering supplemental sets緑系:旧枠, 黄系:新枠, 赤系:新々枠 1993CED 19941995CHR, Renaissance 19961997POR 1998P02, UGL 1999S99, PTK 2000S00 2001200220032004UNH 20052006200720082009HOP 2010ARC 20112012PC2 2013MMA 2014CNS 2015MM2 2016EMA, PCA, CN2 2017MM3, IMA, UST 2018A25, BBD, UMA 2019MH1 2020UND, MB1, JMP, 2XM 2021TSR, MH2
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「ウイングスパン (ボードゲーム)」の記事における「拡張セット」の解説
『ウイングスパン拡張:欧州の翼』は2019年に出版された最初の拡張版である。使用可能な鳥カードの合計プールに81枚の新しいユニークな鳥カード、10個の新しいラウンド終了時の目標、5枚のボーナスカードが追加される。『ウイングスパン拡張:欧州の翼』のデジタル版は2019年12月13日にTabletopiaで発売された。 その後、2020年1月8日にSteamでも拡張版が発売された。 『ウイングスパン拡張: 大洋の翼』は2020年1月に発表された第2弾の拡張版で、2020年後半に発売された。エミューはこのオセアニア拡張版で最初に確認された鳥である。このオセアニア拡張版には95枚の鳥カード、8つのラウンド終了時のゴール、5つの新しいユニークなプレイヤーマット、そしてネクター(花蜜)と呼ばれる新しい餌タイプが含まれている。
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「チケット・トゥ・ライド」の記事における「拡張セット」の解説
マップやコマ、カードが追加されるセット。プレイするには他に基本セットが必要となる。 ミステリートレイン (Mystery Train Expansion) 2004年に販促品として作られた。基本セットと組み合わせる拡張セット(10枚の追加カード)。 USA 1910 (USA 1910 Expansion) 2006年発売。アメリカ版と組み合わせる拡張セットで新たに3種類のルールで遊べる。「クラシック」は新たな乗車券カードを使い、最長路線ボーナスの代わりに、15点の最多目的地達成(最も多く乗車券カードを達成したプレイヤーに与えられる)ボーナスがある。「メガゲーム」はオリジナル版とクラシック版すべての乗車券カードを使い、最長路線と最多目的地達成の両方のボーナスがある。「ビッグシティ」は、目的地の片方が必ず大都市(ニューヨーク、シカゴ、マイアミ、ヒューストン、ダラス、シアトル、ロサンゼルス)になっている乗車券カードを使ってプレイする(ボーナスはどちらも無し)。 スイス (Switzerland) 2007年発売。スイスが舞台で、プレイ人数は2 - 3人のみの少人数用マップ。目的地を複数の隣国の中から選択できる乗車券カードが存在する。 ダイス拡張 (The Dice Expansion) 2008年発売。列車カードの代わりにダイスを使用して線路の敷設やトンネルの判定を行う。 ヨーロッパ1912 (Europe 1912 Expansion) 2009年発売。ヨーロッパ版と組み合わせる拡張セット。新たな乗車券カードが追加された「エキスパンド」、通常版の乗車券カードも使う「メガゲーム」、大都市(ロンドン、パリ、ベルリン、ウィーン、ローマ、アテネ、マドリード、モスクワ、アンゴラ)が目的地となる「ビッグシティ」の3つの追加ルールでプレイできる。 アルヴィン&デクスター (Alvin & Dexter) 2011年発売。基本セットと組み合わせる拡張セット。宇宙人(UFO)と恐竜のコマと、それらの移動に使用するカードが同梱されている。宇宙人と恐竜のコマがある都市は、線路を敷設できない、目的地にコマがあると得点・失点が半減するなどの効果がある。 アジア(Team Asia and Legendary Asia) 2011年発売。アジアが舞台で、作者のアラン・ムーンが製作した「チーム・アジア」とマップデザインコンテストの最優秀作である「伝説のアジア」が両面印刷されていて好きな方でプレイできる。「チーム・アジア」版は2人1組のチーム戦で(プレイ人数は4人か6人のみ)、取った列車カードは共有するというルールになっている。 インド&スイス(India and Switzerland) 2011年発売。インド版は目的地カードを2種類のルート(路線を共有してはならない)で達成した際にボーナスを貰える「マンダラ」ルールがある。裏面にはスイス版が再収録されている。 ハート・オブ・アフリカ(Heart of Africa) 2012年発売。アフリカ中南部が舞台で、列車コマを置いた際に捨てると、通常の倍の得点を貰える「地形カード」が存在する。 オランダ(Nederland) 2013年発売。オランダが舞台で、列車コマを置く際に、指定された分だけ「通行料」を支払うルールがある。 イギリス&ペンシルバニア(United Kingdom & Pennsylvania) 2015年発売。イギリス版はSLカードと交換で。様々な効果を持つ「技術カード」を手にすることができる。ペンシルバニア版では「株カード」を集めた枚数に応じて点数が入る。
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拡張セット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/08 05:38 UTC 版)
ボーナンザでは基本セットの他に多くの拡張セットが販売された。以下ではその代表的なセットを掲載する。 拡張セット(Erweiterungs-Set) Kaffeebohne(コーヒー豆)、Weinbrandbohne(ワックスビーン)、Kakaobohne(ココア)の3種類のカードを追加し、7人までプレイ出来るようにした。Rio Grande Gamesより発売された英語版では基本セットと拡張セットがセットで発売されている。 ラ・イスラ・ボニータ(La Isla Bohnita) 豆が追加される他、船を用いて交易により豆を入手する要素が追加された。
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拡張セット
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「たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ。」の記事における「拡張セット」の解説
拡張セットには「指輪カウンター」1色3個と「初期カード」1色6枚セット、「単語カード」が80枚収録されており、プレイ人数を1人増やすことができる。 拡張セットのみで遊ぶことはできない。
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拡張セット
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「パンデミック (ボードゲーム)」の記事における「拡張セット」の解説
基本となる「パンデミック:新たなる試練」とあわせて遊ぶための拡張セットが発売されている。
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