カン【Caen】
⇒カーン
かん【長=官】
かん【×柑】
かん【環】
[常用漢字] [音]カン(クヮン)(漢) [訓]たまき わ めぐる
1 ドーナツ形の玉。また、輪の形をしたもの。「環状/一環・金環・連環」
2 周囲を取り巻く。ぐるりと回る。「環海・環境・環視/循環」
[名のり]たま
かん【×奸/×姦/×姧】
かん【缶〔罐〕】
[常用漢字] [音]カン(クヮン)(呉)(漢)
[補説] 「罐」は本来「水を汲むつるべ」をさしたが、今は「缶」によって代用する。「缶」は「フ」が本来の音で、「腹のふくれた水がめ、ほとぎ」の意。1は英語canまたはオランダ語kanの音訳字。3・4は「鑵」と通用。
かん【×羹】
かん【棺】
かん【観〔觀〕】
[音]カン(クヮン)(呉)(漢) [訓]みる みせる
1 対象を眺めて見る。見渡す。見物する。「観客・観劇・観光・観梅・観覧/参観・拝観・傍観」
3 物事を見て、意味や本質をとらえる。考える。「観照・観念/客観・主観・達観・直観・諦観(ていかん)・悲観」
5 目に見える様子・眺め。「偉観・外観・奇観・景観・盛観・壮観・美観」
[名のり]あき・しめす・まろ・み
かん【間】
[名]
1 物と物、場所と場所とを隔てる空間的な広がり。また、その距離。「天地の—」「その—約八キロ」「目睫(もくしょう)の—に迫る」
2 ある時点とある時点とのあいだ。あるひと続きの時間。「その—の事情はわからない」「ボールが外野を転々とする—に」
3 すきま。間隙(かんげき)。「多忙の—を縫って出席する」「—に乗じる」
[接尾]名詞に付いて、ある物事・時間・場所と他の物事・時間・場所とのあいだ、人と人との関係などの意を表す。「五日—」「東京、大阪—」「学校—の連絡」「夫婦—のもめごと」
かん【×酣】
かん〔クワン〕【寛】
かん【×艱】
かん【乾】
かん【×莞】
かん〔クワン〕【患】
かん【×竿】
かん【患】
かん【×緘】
かん【艦】
かん【憾】
かん【簡】
[音]カン(漢) ケン(呉) [訓]ふだ てがみ はぶく えらぶ
〈カン〉
1 昔、文字を書くのに用いた竹や木のふだ。「錯簡・残簡・断簡・竹簡・木簡」
かん【×翰】
[音]カン(漢)
[名のり]おと・たか・なか・は・ふみ・もと
かん【×浣】
かん【監】
かん【漢】
中国古代の王朝。前202年、高祖劉邦(りゅうほう)が建国。長安を都とする前漢(西漢)と洛陽を都とする後漢(東漢)とに分かれる。両者の間に、王莽(おうもう)が建国した新による中断がある。220年滅亡。
かん【韓】
かん【×燗】
かん【慣】
かん【勘】
かん〔クワン〕【歓】
よろこび。
かん【×稈】
かん【刊】
かん【汗】
かん【敢】
かん【神】
[語素]「かみ(神)」が名詞、動詞の上に付いて、複合語を作るときの語形。古く、「かむ…」と表記されたものが、中世以降「かん…」と発音・表記されたものと、「かみ…」が撥音化して「かん…」となったものとがあって、その区別はつけにくい。「—主」「—さびる」「—さる」
かん【完】
かん〔クワン〕【棺】
かん【管】
[音]カン(クヮン)(呉)(漢) [訓]くだ
〈カン〉
1 くだ。また、くだ状の容器。「気管・血管・信管・土管・導管・配管・試験管・真空管」
5 担当の範囲を取り締まる。「管下・管轄・管掌・管制・管理/移管・主管・所管・保管」
〈くだ〉「手管」
[名のり]うち・すげ
かん〔クワン〕【関】
かん【看】
[音]カン(呉)(漢) [訓]みる
[名のり]あきら・み・みつ
かん【甲】
かん〔クワン〕【款】
かん【感】
かん【×諫】
かん【緩】
[常用漢字] [音]カン(クヮン)(漢) [訓]ゆるい ゆるやか ゆるむ ゆるめる
ゆとりがある。ゆったりとしている。ゆるくする。「緩急・緩衝・緩怠・緩慢・緩和・緩下剤/弛緩(しかん)」
[名のり]のぶ・ひろ・ふさ・やす
かん〔クワン〕【巻】
かん【×緘】
かん【×渙】
かん〔クワン〕【館】
かん【×箝】
かん【堪】
カン【槓】
かん【×骭】
すね。すねの骨。
かん【×姦】
かん【×侃】
かん【艦】
戦闘用の船。
かん【▽欠】
かん【喚】
かん【款】
かん【×竿】
かん【×檻】
かん【×喊】
かん【×奸】
かん〔クワン〕【管】
かん【干】
かん【寒】
かん【閑】
かん【簡】
かん【歓〔歡〕】
かん【×函】
かん〔クワン〕【緩】
かん【間】
〈カン〉
1 二つの物のあいだ。ある範囲の中。「行間・区間・空間・巷間(こうかん)・山間・中間・民間・林間」
3 二つのあいだを隔てる。隔たり。すきま。「間隔・間隙(かんげき)・間接・間断・間一髪/反間・離間」
4 ひそかにすきをうかがう。スパイ。「間者・間諜(かんちょう)」
〈ケン〉
2 長さの単位。約1.8メートル。「間竿(けんざお)/九尺二間」
〈ま〉「間際・間近/合間・居間・雲間・谷間・手間・仲間・波間・昼間」
[補説] 「間着(あいぎ)・間服(あいふく)・間(あい)の手」などの「間」は「合(あい)」を代用することもある。
[名のり]ちか・はし
かん【勘】
かん【肝】
かん〔クワン〕【貫】
[名]
1 尺貫法の重さの単位。1貫は1000匁(もんめ)、すなわち3.75キロで、明治24年(1891)から昭和33年(1958)まで商取引で用いられた。
2 銭貨を数える単位。1貫は銭1000文。江戸時代、実際には960文が1貫とされ、明治時代には俗に10銭を1貫とも称した。貫文(かんもん)。
4 中世、土地面積の表示に用いた単位。一定の広さではなく、租税となる米の収獲高を銭に換算して表したもの。
[接尾]⇒かん
かん【貫】
かん【×瞰】
かん【×疳】
かん【×桿】
かん【肝】
かん【×坎】
かん【鑑】
[常用漢字] [音]カン(呉)(漢) [訓]かんがみる かがみ
1 反省の資となる前例や手本。「殷鑑(いんかん)・亀鑑(きかん)」
2 資料を並べて手本とする書物。「図鑑・大鑑・年鑑・武鑑・宝鑑・名鑑」
3 よしあしを見分ける。よく点検する。「鑑査・鑑識・鑑賞・鑑定・鑑別/清鑑」
[補説] 「鑒」は異体字。
かん【巻〔卷〕】
[音]カン(クヮン)(呉) ケン(漢) [訓]まく まき
〈カン〉
2 書物。「巻首・巻頭・巻末/圧巻・開巻・書巻・全巻・別巻」
3 巻いたものや書物を数える語。「万巻(ばんかん)・万巻(まんがん)」
〈ケン〉(「捲(けん)」と通用)まく。「巻雲・巻土重来/席巻」
[名のり]まる
かん【×嵌】
かん【▽上】
かん
かん〔クワン〕【官】
かん【×灌】
かん〔クワン〕【完】
かん【感】
[音]カン(呉)(漢)
1 外部の物に触れて心が動く。心の動き。「感激・感謝・感情・感心・感想・感受性/哀感・共感・語感・好感・実感・情感・多感・痛感・反感・予感・責任感・優越感」
2 五感に触れてある感じが生じる。「感覚・感官・感触/触感・体感・臨場感」
かん【官】
かん【館】
かん【×旱】
かん【関〔關〕】
[音]カン(クヮン)(漢) [訓]せき かかわる かんぬき あずかる
〈カン〉
2 国境などに設けて通行人を調べる所。せき。「関西・関税/税関・通関」
5 つながりを持つ。かかわる。「関係・関心・関知・関与・関連/相関・連関」
[名のり]とおる・み・もり
かん〔クワン〕【環】
かん【韓】
中国、戦国時代の国。戦国七雄の一。晋(しん)に仕えていた韓氏が、魏氏・趙氏とともに晋を滅ぼし、領土を3分。前403年に諸侯に列せられて、現在の山西省南東部から河南省中部を領有。都は、平陽から宜陽(ぎよう)、のち鄭(てい)。前230年、秦(しん)に滅ぼされた。
李氏朝鮮が1897年から1910年まで用いた国号「大韓帝国」の略称。大韓。
「大韓民国」の略。
かん【甘】
かん【汗】
かん【換】
かん【閑】
[常用漢字] [音]カン(漢) [訓]ひま しずか
1 用事がないとき。ひま。「閑暇・閑日月/寸閑・繁閑・有閑・農閑期」
3 のんびりと落ち着く。ひっそりと静か。「閑居・閑散・閑寂・閑静・閑談/安閑・森閑・清閑・悠悠閑閑」
[名のり]しず・のり・もり・やす・より
かん【寛】
[常用漢字] [音]カン(クヮン)(呉)(漢) [訓]ひろい ゆるやか くつろぐ
1 スペースがゆったりと広い。「寛闊(かんかつ)/褐寛博(かつかんぱく)」
かん〔クワン〕【缶/×罐/×鑵】
かん【鑑】
かん【陥〔陷〕】
かん〔クワン〕【観】
かん【勧〔勸〕】
かん【冠】
かん【漢】
[音]カン(呉)(漢)
3 中国・中国語・中国人の称。「漢語・漢詩・漢字・漢籍・漢文・漢方/和漢・和魂漢才」
4 おとこ。「悪漢・巨漢・好漢・痴漢・暴漢・熱血漢・無頼漢・門外漢」
[名のり]かみ・くに・なら
かん【干】
かん【甲】
⇒こう
かん【×悍】
かん【刊】
かん【幹】
[音]カン(呉)(漢) [訓]みき
1 木のみき。「樹幹」
2 物事の中心となる部分。「幹線・幹部/基幹・躯幹(くかん)・語幹・根幹」
かん【還】
[常用漢字] [音]カン(クヮン)(漢) ゲン(呉) [訓]かえる かえす
1 元の場所・状態に戻る。かえる。「還元・還流・還暦/往還・帰還・生還」
かん【×菅】
[人名用漢字] [音]カン(クヮン)(漢) [訓]すげ すが
〈カン〉
かん【×癇】
かん【×癇】
かん【寒】
かん〔クワン〕【冠】
[名]かんむり。
[ト・タル][文][形動タリ]最もすぐれているさま。首位に立つさま。「世界に—たる誉れ」
[接尾]助数詞。スポーツや将棋などの競技・大会で、勝ち得た称号の数や優勝回数を数えるのに用いる。「タイトル三—を達成する」
かん〔クワン〕【×鐶】
坎
浣
澣
貫
カン
カン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/05 15:05 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動カン
- 缶 - 密封性のある金属製の容器。
- カーン (Caen) - フランス北西の都市。
- 槓 - 麻雀の行動の一つ。槓子を作るときに用いる方法。
- 直観 - 「勘」のこと。
- 鐶 - 環状の金具(ナスカンなど)。
- ハーン - アジア圏における権力者の称号(ジンギス・カンなど)。
- KAN - 「愛は勝つ」などのヒット曲で知られるシンガーソングライター。
- カン (バンド) (CAN) - ドイツのロックバンド。
- カン (マヤ暦) - ツォルキン(マヤ暦)の日の名称の一つ。
- カン族 - ベトナムの少数民族。
- Seok-Jing Kang
- 中国語の姓。漢字表記は康、江など。
- カン (韓国人の姓)
- 闞 (春秋) - 闞。周朝の諸侯国
- 邗 - 邗。周朝の諸侯国
関連項目
カン
偘
偘 |
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凲
劝
劝 |
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垾
垾 |
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埳
埳 |
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堿
壏
壏 |
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寰
尲
尶
尷
尷 |
|
屽
峘
崡
崡 |
|
嵁
嵅
嵅 |
|
嵈
晗
樌
橄
欵
汍
淊
漢
犴
狟
玕
玪
琯
瑍
瑍 |
|
瓛
皖
睅
睆
磡
羦
脘
苷
蒄
譼
譼 |
|
谽
豻
貋
貋 |
|
輡
轗
轗 |
|
邗
邯
「カン」の例文・使い方・用例
- その画家は油絵の具をカンバスに塗った
- ペリカンのくちばしの袋の部分
- ミカンの缶詰
- 画架にカンバスをかける
- カンタベリー大聖堂
- 試験でカンニングをする
- 私たちは今年もまたバカンスの時期がくるのを楽しみにしている
- クロスカントリーレース
- とても奇妙なことだが,先生は彼がテストでカンニングをしたことを叱らなかった
- 「ミカン」に相当する英語は何ですか
- 試験でカンニングする
- 彼のアイディアの原点はさらに遠くカントまでさかのぼる
- 試験でカンニングするのは彼の性に合わない
- 彼は試験でカンニングをしたために当然の罰を受けた
- 「また試験でカンニングしたんですね」「そんなことしないよ」
- その試験でカンニングをしたのではないかと私は彼のことを疑った
- 「君はセカンドを守っているんですか」「いいえ,ショートです」
- 試験でカンニングをしたので先生は彼を罰した
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- 彼はカンニングをして放校になった
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