かんぬき

デジタル大辞泉

かん‐ぬ‐き〔クワン‐〕【^×閂／貫^▽木】

読み方：かんぬき

１ 《「かん（貫）のき（木）」の音変化という》門の扉が開かないようにする横木。左右の扉の内側につけた金具に差し通して使う。

２ 相撲の手の一。もろ差しになった相手の両腕を上から抱え込んで絞り上げるもの。

[補説] 作品名別項。→閂

かんぬき〔クワンぬき〕【閂】

読み方：かんぬき

《原題、(フランス)Le Verrou》フラゴナールの絵画。カンバスに油彩。縦74センチ、横94センチ。暗い部屋の中で男が女を抱き寄せ、扉の閂をかけようとする姿を描く。晩年の代表作の一。パリ、ルーブル美術館所蔵。

隠語大辞典

かんぬき

1. 待合室。福井。
2. 待合室。〔一般犯罪〕
3. 待合室。〔盗〕
4. 待合室、改札口等にて混雑にまぎれてやる「スリ」のこと。

分類 犯罪、盗／犯罪

かんぬき

1. 閂。女陰の一種。かんぬきぼぼ、「とだて」に同じ。同条参照。

閂

読み方：かんぬき

1. 停車場待合所又ハ其改札口ナドノ混雑ニ紛レ犯ス掏摸犯。〔第三類　犯罪行為〕
2. 待合室、改札口等にて混雑に紛れてなす掏摸犯を云ふ。

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名字辞典

環貫

名字	読み方
環貫	かんぬき
閂	かんぬき

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JMnedict

閂

姓	読み方
閂	かんぬき

環貫

姓	読み方
環貫	かんぬき

ウィキペディア

閂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2020/06/24 16:36 UTC 版)

閂（かんぬき）

• 閂 (錠) - 扉などの建具に設けられる錠の一種。
  • 閂 (絵画) - ジャン・オノレ・フラゴナールの絵画作品。
  • 閂 (裁縫) - 裁縫における技術。
  • 閂差 - 武士などが刀を腰に水平に差すこと。
• 閂 (相撲) - 相撲およびプロレスなどの各種格闘技、武道、武術の技。
• 閂 (釣具) - 釣具メーカーのOWNERの販売する釣り針の一種。
• 閂 (医学用語) - 脊髄内の中心管と第四脳室を結ぶ器官。

カンヌキ

• カンヌキ - サヨリの大きいサイズを指す（サヨリ - ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑より）。

漢字辞典

扂

扂	画数：9 音読み：テン、 デン 訓読み：かんぬき、 とざし ピンイン：dian4 対応する英語：lock, latch, bar, bolt

扃

扃	画数：9 音読み：ケイ、 キョウ、 ヘン 訓読み：かんぬき、 とびら ピンイン：jiong1 対応する英語：door bar placed outside a door

楗

楗	画数：13 音読み：ケン、 ゴン 訓読み：かんぬき ピンイン：jian4 対応する英語：bar of door, bolt of lock

閂

閂	画数：9 音読み：サン、 セン 訓読み：かんぬき ピンイン：shuan1 ハングル：산 対応する英語：gate bar

閣

閣	画数：14 学習年：小学6年で習う漢字 音読み：カク 訓読み：かんぬき、 たな、 たかどの ピンイン：ge2 ハングル：각 対応する英語：tower, tall building, palace

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「かんぬき」の例文・使い方・用例・文例

• 門にはかんぬきがかかっている
• 戸は内側でかんぬきがかかる。
• ドアにかんぬきをし、錠をかけた。
• かんぬきがカチンとかかった.
• 戸のかんぬきをはずす
• （ドア）からかんぬきを外す
• かんぬきを抜かれたドア
• ドアや門の外側からは動かせられないかんぬき
• 海老錠という,門扉のかんぬきにさす錠
• 鍵やかんぬきなどをかける