canvass
「canvass」の意味・「canvass」とは
「canvass」とは、英語の単語で、主に政治や商業の文脈で使われる。具体的には、選挙運動で有権者に対して候補者の政策を説明し、投票を呼びかける行為や、商品やサービスの宣伝のために顧客を訪問する行為を指す。また、意見や情報を集めるために広範囲にわたって調査する行為も「canvass」と表現される。「canvass」の発音・読み方
「canvass」の発音は、IPA表記では /ˈkænvəs/ となる。日本語のカタカナ表記では「キャンヴァス」と読む。この単語は発音によって意味や品詞が変わるものではないので、一定の読み方で理解することが可能である。「canvass」の定義を英語で解説
英語での「canvass」の定義は、「to solicit votes, subscriptions, opinions, or the like from.」である。これは、「投票、購読、意見などを求めるために訪問する」という意味である。また、「to examine carefully; investigate by inquiry; discuss; debate.」という定義もあり、「注意深く調査する、問い合わせによって調査する、議論する、討論する」という意味も含む。「canvass」の類語
「canvass」の類語としては、「survey」、「poll」、「examine」、「investigate」などがある。「survey」は広範囲にわたる調査を指し、「poll」は特に意見を集めるための調査を指す。「examine」は詳細に調査することを、「investigate」は事実を明らかにするために調査することを表す。「canvass」に関連する用語・表現
「canvass」に関連する用語としては、「campaign」、「election」、「vote」、「debate」、「investigation」などがある。「campaign」は特定の目標を達成するための一連の活動を、「election」は選挙を、「vote」は投票を、「debate」は討論を、「investigation」は調査を指す。「canvass」の例文
1.英語例文(日本語訳):He decided to canvass the entire neighborhood to gather support for his campaign.(彼は自身の選挙運動への支持を集めるため、全ての近隣地域を訪問することに決めた。)2.英語例文(日本語訳):The company is canvassing potential customers to promote their new product.(その会社は新製品の宣伝のため、潜在的な顧客を訪問している。)
3.英語例文(日本語訳):The research team canvassed a wide range of sources to gather information.(研究チームは情報を集めるために、幅広い情報源を調査した。)
4.英語例文(日本語訳):They are canvassing the area to find out what people think about the new policy.(彼らは新しい政策について人々が何を考えているのかを知るために、その地域を調査している。)
5.英語例文(日本語訳):The politician canvassed the city to gain votes.(その政治家は票を得るために都市を訪問した。)
6.英語例文(日本語訳):The marketing team is canvassing to understand the needs of the customers.(マーケティングチームは顧客のニーズを理解するために調査を行っている。)
7.英語例文(日本語訳):The journalist canvassed various sources to write an accurate article.(そのジャーナリストは正確な記事を書くために、様々な情報源を調査した。)
8.英語例文(日本語訳):The sales team canvassed the market to understand the competition.(営業チームは競争を理解するために市場を調査した。)
9.英語例文(日本語訳):The student council canvassed the school to gather opinions about the new rules.(生徒会は新しい規則についての意見を集めるために学校を調査した。)
10.英語例文(日本語訳):The NGO canvassed the community to understand their problems.(そのNGOはそのコミュニティの問題を理解するために調査を行った。)
カンバス【canvas】
キャンバス
(カンバス から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/24 20:10 UTC 版)

キャンバス(英語: canvas)とは、帆布であり、油絵具やアクリル絵具を用いて描かれる支持体に使用される。
キャンバスは主に亜麻の繊維から作られるが、大麻、亜麻と大麻の混織、綿、合成繊維などから作られる場合もある。 使用前に絶縁や地塗りが施され、枠に張られるか、木の板か厚紙に接着される。現在画材店で売られているキャンバスは既に絶縁や地塗りを施してあるものが多く、木枠に張ったものや厚紙に貼付したものもよく市販されている。このように加工を施した物も、単にキャンバスとも呼ぶので紛らわしい。
帆布、画布とも言う。英語 canvasの語源は俗ラテン語 cannapaceus = 「麻に由来するもの」であり、さらにギリシャ語で麻(英語: cannabis)を意味する Κάνναβις に遡る[1]。
カンヴァス、カンバスは単に表記のゆれである。
歴史

キャンバスはそれまでの板絵に徐々に取って代わり、油彩の支持体として最も普及したものとなった。キャンバスに描かれた油絵として最も古い作品の1つは、1410年ごろにフランスで描かれ、現在ベルリンの絵画館に所蔵されている『マドンナと天使たち』である。しかしながら、板絵もイタリアでは16世紀、北欧では17世紀まで存続していた。画家アンドレア・マンテーニャやヴェネツィアの芸術家たちがキャンバスへの移行を引き起こした代表的な存在である。伝承によると、ヴェネツィアのような湿潤な気候では木は傷みやすいので、画家たちは船用の帆布を用いるようになったといわれる。ヴェネツィアの帆布=キャンバスは簡単に入手でき、品質も優れていると考えられていた。
準備

キャンバスは通常は木の枠にピンと張られ、油絵具が直接キャンバスに触れて傷んでしまうのを防ぐために、使用前の地塗りが施される。ジャクソン・ポロック、ケネス・ノーランド、フランシス・ベーコン、ヘレン・フランケンサーラー、ダン・クリステンセン、ラリー・ゾックス、ロニー・ランドフィールドなどの、カラーフィールド・ペインティング運動や叙情的抽象(fr:abstraction lyrique)運動の画家たちは、損傷のリスクを冒してでもジェッソを施さない「素のキャンバス」に描くことがある。
今日ではキャンバスの製造は工業化されているが、伝統的な方法で製作されたキャンバスを好む画家もいる。今日の絵画技法と古典的な画家のそれとの違いの最も大きなものの1つはキャンバスの準備にある。「現代的な」技法ではキャンバスの織り目、肌理の利点を引き出すが、これは古典的絵画の写実性をほとんど不可能にしてしまう。ルネサンス美術の画家たちはキャンバスの織り目が目立たなくなるよう気を使った。
通常の枠に張ったキャンバスとは異なり側面でなく裏面に止め金で固定されている「裏張りキャンバス」というものもある。この種のキャンバスの利点は側面がきれいなままなので縁まで塗って絵に取り込めることにある。
キャンバスの種類
最初は、キャンバスの布は褐色がかった非常に丈夫な繊維であるリンネル(亜麻)で出来ており、従って油絵に特に適していた。20世紀初頭に、綿のキャンバスが使われ始める。リンネルのキャンバスは乾性油に対して強く、特に油彩を描く画家の間で人気を保っている。それでも、より完全に伸びる綿のキャンバスは安価な選択肢を提供している。アクリル絵具の登場は綿のキャンバスの人気と利用を著しく増大させた。
主な寸法
F(Figure・人物)、P(Paysage・風景)、M(Marine・海景)、S(Square・正方形)という規格がある。
以下は木枠の寸法であり、実際には折り返した画布の厚さなどが加算される。また、SM はサムホール(英: thumb hole)と読む。
号数 | F | P | M | S | W |
---|---|---|---|---|---|
0号 | 180×140 | 180×120 | 180×100 | 180×180 | 360×140 |
SM | 227×158 | 227×140 | 227×120 | 227×227 | 454×158 |
1号 | 220×160 | 220×140 | 220×120 | 220×220 | |
2号 | 240×190 | 240×160 | 240×140 | 240×240 | |
3号 | 273×220 | 273×190 | 273×160 | 273×273 | 546×220 |
4号 | 333×242 | 333×220 | 333×190 | 333×333 | 666×242 |
5号 | 348×273 | 348×242 | 348×212 | 348×348 | |
6号 | 410×318 | 410×273 | 410×242 | 410×410 | |
8号 | 455×380 | 455×333 | 455×273 | 455×455 | |
10号 | 530×455 | 530×410 | 530×333 | 530×530 | |
12号 | 606×500 | 606×455 | 606×410 | 606×606 | |
15号 | 652×530 | 652×500 | 652×455 | 652×652 | |
20号 | 727×606 | 727×530 | 727×500 | 727×727 | |
25号 | 803×652 | 803×606 | 803×530 | 803×803 | |
30号 | 910×727 | 910×652 | 910×606 | 910×910 | |
40号 | 1000×803 | 1000×727 | 1000×652 | 1000×1000 | |
50号 | 1167×910 | 1167×803 | 1167×727 | 1167×1167 | |
60号 | 1303×970 | 1303×894 | 1303×803 | 1303×1303 | |
80号 | 1455×1120 | 1455×970 | 1455×897 | 1455×1455 | |
100号 | 1620×1303 | 1620×1120 | 1620×970 | 1620×1620 | |
120号 | 1940×1303 | 1940×1120 | 1940×970 | 1940×1940 | |
130号 | 1940×1620 | ||||
150号 | 2273×1818 | 2273×1620 | 2273×1455 | 2273×2273 | |
200号 | 2590×1940 | 2590×1818 | 2590×1620 | 2590×2590 | |
300号 | 2910×2182 | 2910×1970 | 2910×1818 | 2910×2910 | |
500号 | 3333×2485 | 3333×2182 | 3333×1970 | 3333×3333 |
脚注
- ^ Douglas Harper (2001年11月). “Online Etymology Dictionary” (英語). 2009年9月29日閲覧。
関連項目
「カンバス」の例文・使い方・用例・文例
- その画家は油絵の具をカンバスに塗った
- 画架にカンバスをかける
- カンバスは枠にぴんと張りなさい
- 彼女はその風景美しさを画家特有のセンスでカンバスに表現した。
- 未延伸のカンバス
- 彼は絵筆をカンバスにさっと走らせた。
- 彼はカンバスに絵の具を塗りたくった.
- カンバスを切り裂く.
- 絵筆をカンバスにさっと走らす.
- 油絵のカンバスが張られて固定される木製の枠
- カンバスという油絵を描く厚手の布
- シェイプドカンバスを用いた絵画作品
- カンバスのかわりに使う画板
- カンバスを張る木枠
- 特殊な形の絵画用カンバス
- カンバスを立てかける台
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