視神経とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > ヘルスケア > 神経 > 神経 > 視神経の意味・解説 

し‐しんけい【視神経】

読み方:ししんけい

網膜視細胞からの刺激大脳伝え視覚つかさどる神経第二脳神経視束


視神経

英訳・(英)同義/類義語:optic nerve

ヒト組織で、網膜視細胞から感覚中枢へと視覚刺激伝達する神経
「生物学用語辞典」の他の用語
個体の器官や組織など:  視床下部-下垂体系  視床下部  視床下部腹内側核  視神経  視覚器  視覚系  角膜

視神経

 

Q.視神経はどこにあり、長さ太さ、また役割は何ですか

視神経

視神経は眼球の奥にある中心窩から4~5mm内側にある眼球壁をつらぬく視神経乳頭中心として出てます。視神経乳頭直径1.5mm,神経は,眼球内では0.7mm眼窩内では3.0mm,視神経内で6mm,頭蓋内で15mm太さあります長さは,全長35~50mmで視交叉までの部分を視神経といいます。そして,この視神経はおよそ100万本の神経線維からできており,そのうち80%は視覚関係し残り20%瞳孔などの運動関係しているといわれています。


視神経

【仮名】ししんけい
原文optic nerve

網膜から脳へと情報伝達する神経

視神経

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/23 01:11 UTC 版)

人間の目の断面図
視神経の経路
脳神経
第I脳神経 – 嗅神経
第II脳神経 – 視神経
第III脳神経 – 動眼神経
第IV脳神経 – 滑車神経
第V脳神経 – 三叉神経
第VI脳神経 – 外転神経
第VII脳神経 – 顔面神経
第VIII脳神経 – 内耳神経
第IX脳神経 – 舌咽神経
第X脳神経 – 迷走神経
第XI脳神経 – 副神経
第XII脳神経 – 舌下神経

視神経(ししんけい、optic nerve)は、12対ある脳神経の1つであり、第II脳神経とも呼ばれ、視覚を司る。前頭部に位置しており、嗅神経とともに脳幹から分岐しておらず、間脳に由来する中枢神経系の一部と見なされているが、歴史的に末梢神経に含めて考えられている。

視神経は主に網膜から第一次視覚中枢まで伸びる神経線維からなる。網膜の神経節細胞から起こり、そこから伸びる軸索は視中枢に情報を伝達する、間脳視床の一部である外側膝状体と、中脳にある上丘まで続く。

視神経は視神経管を通り眼窩から抜け出す。その後、後内側に走り、視交差を作り、半交差を行う。

外側膝状体から視放線の神経線維は後頭葉の視中枢へと向かう。 より詳細には、反対側上部の視界からの情報を伝える視神経はマイヤーループを横断し、後頭葉において鳥距溝の下にある舌状回で終端に達する。一方反対側下部の視界からの情報を伝える視神経はより上で終端に達する。

視神経は約100万の神経線維を持つ。この数は網膜にある約1億3000万の受容体に比べ少なく、これは暗に、情報が視神経を通り脳へと行くまでに網膜内で十分な前処理が行われていることを示している。

網膜表面で、視神経が目から出るところは、光受容体が無いため、盲点となる。

視神経の損傷は、一般に瞳孔異常視野狭窄失明を引き起こす。視野狭窄では、どの視神経のどの部位に損傷を受けたかにより、見えなくなる部位が異なる。

関連項目

外部リンク


「視神経」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



視神経と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「視神経」の関連用語

1
視束 デジタル大辞泉
100% |||||

2
視神経孔 デジタル大辞泉
100% |||||



5
デビック病 デジタル大辞泉
100% |||||

6
視神経管 デジタル大辞泉
92% |||||

7
視神経鞘 デジタル大辞泉
92% |||||


9
90% |||||

10
エヌ‐エム‐オー デジタル大辞泉
90% |||||

視神経のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



視神経のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
JabionJabion
Copyright (C) 2025 NII,NIG,TUS. All Rights Reserved.
医療法人社団医新会医療法人社団医新会
Copyright (C) 医療法人社団 医新会 All Right Reserved.
がん情報サイトがん情報サイト
Copyright ©2004-2025 Translational Research Informatics Center. All Rights Reserved.
財団法人先端医療振興財団 臨床研究情報センター
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの視神経 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS