舌咽神経
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/23 01:15 UTC 版)
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脳神経 |
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第I脳神経 – 嗅神経 |
第II脳神経 – 視神経 |
第III脳神経 – 動眼神経 |
第IV脳神経 – 滑車神経 |
第V脳神経 – 三叉神経 |
第VI脳神経 – 外転神経 |
第VII脳神経 – 顔面神経 |
第VIII脳神経 – 内耳神経 |
第IX脳神経 – 舌咽神経 |
第X脳神経 – 迷走神経 |
第XI脳神経 – 副神経 |
第XII脳神経 – 舌下神経 |
舌咽神経(ぜついんしんけい、英語: glossopharyngeal nerve)は12対ある脳神経の一つであり、第IX脳神経とも呼ばれる。知覚、運動、味覚の混合神経。脊髄上部の側面から脳幹を出て、迷走神経に近づいていく。
舌咽神経には多くの働きがある。
脳幹と舌咽神経の関係
舌咽神経の大部分は知覚神経 であり、自身の核は持たない。その代わりに脳幹で他と異なった点を多く持っている。舌の後方で味わえば、頸動脈小体からの情報は孤束核に入る。内臓痛は三叉神経の脊髄核に送られる。舌咽神経が支配する茎突咽頭筋のためのニューロンが疑核にある。
舌咽神経の検査
舌咽神経が損傷することにより、咽頭反射に問題が生じる。
外部リンク
- 舌咽神経[Ⅸ] - 慶應医学部 解剖学教室 船戸和弥
舌咽神経
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 00:54 UTC 版)
舌咽神経の求心性線維は背側核または別の、背側核の近くに位置する下唾液核両方から起ると考えられる。これらの節前線維は舌咽頭神経の鼓膜枝とそして小浅錐体神経を通り抜け、耳神経節でニューロンを乗りかえる。節後線維、血管拡張及び分泌神経は耳介側頭神経を通って耳下腺や粘膜と舌上のその腺、口の底部、歯茎の下部へ分布している 自律神経の求心性線維の細胞の源は主神経の上下の神経節から生まれ、背側核で終っている模様である。この神経の末端がどうなっているのかはよく知られていない。迷走神経の遠心性線維は背側核(nucleus ala cinerea)から起っていると考えられている。これら節前線維は迷走神経のある器官またはその近くに位置する神経節で終わると考えられる。心臓への抑制線維はおそらく心壁に位置する小さな神経節で終わり、特に心房からの節後線維は筋系に分布する食道、胃、小腸及び大腸の大部分への筋前運動線維は、節後線維がその平滑筋に分布するアウエルバッハ神経叢で終わると考えられている。他の線維は気管支樹や胆嚢とその排出管の平滑筋へとわたる。なお、迷走神経は胃と膵臓の分泌線維であるとされる。それはおそらく上に列挙されたものより他の多くの遠心性線維を含む。迷走神経の交感性求心線維の細胞の源は頚静脈神経節または節上神経節にあり、おそらく延髄の背側神経で、または多くの著者によれば、弧束核で終わる。末梢性でその線維は、遠心性線維のある様々な器官に分布している模様である。
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