かいてんせい‐めまい〔クワイテンセイめまひ〕【回転性目×眩/回転性眩=暈】
回転性めまい
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/11 15:15 UTC 版)
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回転性めまい(かいてんせいめまい、英:vertigo)とは、多くは前庭神経や三半規管の異常により、実際は体は静止しているにもかかわらず、脳幹より中枢に体が回転しているとの間違った情報が送られることにより、自分があたかも実際に回転しているように錯覚する状態のことを指す。
周囲の景色が回転するのは、実際に回転している時に人間が一点を見つめるような反射(前庭眼反射)があるためである。前庭眼反射により回転性めまいが生じているときには、眼振と呼ばれる左右に規則的に動くような眼球運動が生じる。この一連の回転性めまいは、遊園地でコーヒーカップに乗ったときや家でぐるぐると横方向に回転した直後などに、眼振とふらつきといった形で数十秒であるが簡単に体験することができる。また、回転性めまいが生じたときに嘔気や嘔吐が生じることを前庭自律神経反射と呼ぶ。
回転性めまいをきたす疾患
- 末梢性めまい
- 中枢性めまい
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- 橋上部外側症候群
- 橋下部外側症候群
- 延髄外側症候群
- (椎骨脳底動脈循環不全)
回転性めまい(vertigo)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 16:41 UTC 版)
「めまい」の記事における「回転性めまい(vertigo)」の解説
自分の身体または大地があたかも回転しているかのような感覚。激しい嘔気を感じることがあり、体のバランスを失って倒れることもある。三半規管、前庭神経、脳幹の異常など前庭神経核より末梢の障害で生じる。大抵は耳の障害で生じる。
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