共感覚
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/23 03:51 UTC 版)
共感覚(きょうかんかく、シナスタジア、英: synesthesia, 羅: synæsthesia)は、ある1つの刺激に対して、通常の感覚だけでなく 異なる種類の感覚も自動的に生じる知覚現象をいう。
- ^ オリバー・サックスの一連の著書『音楽嗜好症』(早川書房 2010年)など。
- ^ 日本共感覚研究会. “日本共感覚研究会”. 2017年10月4日閲覧。
- ^ (日本語) Helene Grimaud interviewed by Alexis Bloom for Quick Hits 2020年6月21日閲覧。
- ^ Credo - Hélène Grimaud interviewed by Michael Church Archived 2006年10月11日, at the Wayback Machine.
- ^ タメット, D.『ぼくには数字が風景に見える』古屋美登里 訳、講談社、2007年。ISBN 978-4-06-213954-0。
- ^ ダフィー (2002) pp.115–121,127–132.
- ^ Seaberg, M. (2011). Tasting the Universe. New Page Books. ISBN 978-1-60163-159-6
- ^ http://www.insidescience.org/content/seeing-colors-music-tasting-flavors-shapes-may-happen-lifes-early-months/586
- ^ ハリソン (2006) p.133.
- ^ ルリヤ, A. R.『偉大な記憶力の物語』岩波書店〈岩波現代文庫〉、2010年。ISBN 978-4-00-600242-8。
- ^ ナボコフ, ウラジミール『ナボコフ自伝 — 記憶よ、語れ』大津栄一郎 訳、晶文社、1979年。ISBN 978-4-7949-2239-7。 第 2 章. 原書: (1960) Speak Memory: A Memoir.
- ^ ハリソン (2006) pp.151–153.
- ^ ハリソン (2006) pp.135–137.
- ^ ハリソン (2006) pp.149–151.
- ^ ハリソン (2006) pp.147–149.
- ^ ハリソン (2006) pp.143–147.
- ^ ファインマン, リチャード・P『困ります、ファインマンさん』大貫昌子 訳、岩波書店、1988年。 (2001)〈岩波現代文庫〉, ISBN 978-4-00-603029-2. 原書: (1988) What Do You Care What Other People Think?
- ^ ハリソン (2006) pp.157–159.
- ^ ランボー, アルチュール『ランボー全詩集』宇佐美斉 訳〈ちくま文庫〉、1996年。ISBN 978-4-480-03164-8。『母音』(Voyelles)
- ^ ハリソン (2006) pp.137–139.
- ^ ハリソン (2006) pp.145–146.
- ^ ハリソン (2006) pp.139–143.
- ^ 宮沢賢治の世界の心理学的考察 同様に、共感覚(synesthesia)も賢治の作品に随所にみられるものである。共感覚とは、ある感覚刺激を本来の感覚以外に別の感覚としても知覚できる能力のことを指す。賢治では、視覚が嗅覚を呼び起こす例が多い。賢治作品においては、「月」が果実の匂いを感じさせたり、「空」に「さびしき匂ひ」を感じるという短歌が早期よりみられている。詩では「真空溶媒」の「新鮮なそらの海鼠の匂」、「小岩井農場」の「ここいらの匂のいいふぶきのなかで」がある。
- ^ TED Talks ヴィラヤヌル・S・ラマチャンドラン 「心について」
- ^ 和田2012
- ^ “FILE165:「世界はもっとカラフルだ!〜共感覚のフシギ〜」” (日本語). 爆笑問題のニッポンの教養. NHK総合 (2011年11月3日). 2011年11月13日閲覧。
- ^ “LIFE!〜人生に捧げるコント〜|2015/06/18(木)放送”. TVでた蔵. ワイヤーアクション. 2015年6月19日閲覧。
- ^ "けやき坂46のオールナイトニッポン". 26 December 2018.
{{cite episode}}
:|series=
は必須です。 (説明)
共感覚(きょうかんかく)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 07:30 UTC 版)
「CANAAN」の記事における「共感覚(きょうかんかく)」の解説
カナンが持つ能力。各脳野の五感がお互いに干渉しあっている(カナンの場合は五感全てが反応し合っているが、実際の共感覚では稀であり、有ってもせいぜい二つか三つなので、共感覚を超えた力とも呼ばれる)、それにより人の感情すら"色"として視覚化することができる(例えば、恐怖なら"緑色"、空腹感なら"灰色"、殺意なら"青色")。さらには、対象人物の数秒先の行動も見ることができるので、常に相手の一歩先を行く戦闘が可能となる。
※この「共感覚(きょうかんかく)」の解説は、「CANAAN」の解説の一部です。
「共感覚(きょうかんかく)」を含む「CANAAN」の記事については、「CANAAN」の概要を参照ください。
共感覚(Enhanced synesthesia)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 10:11 UTC 版)
「HEROESの登場人物」の記事における「共感覚(Enhanced synesthesia)」の解説
音を色を持ったオーラとして知覚し操る能力。騒音などは赤く、清く澄んだ音は青味がかった色で見ることができる。この音を使って壁に大きな傷を付けるほどの衝撃波を放てる他、楽器を演奏して音を振りまくことにより呼び寄せたい人物を呼び寄せたり、人を集める力を持つ。
※この「共感覚(Enhanced synesthesia)」の解説は、「HEROESの登場人物」の解説の一部です。
「共感覚(Enhanced synesthesia)」を含む「HEROESの登場人物」の記事については、「HEROESの登場人物」の概要を参照ください。
共感覚(シナスタジア)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 18:00 UTC 版)
「SOUL CATCHER(S)」の記事における「共感覚(シナスタジア)」の解説
ある刺激に対して2つ以上の感覚が生じる事象。作中の共感覚は現実の共感覚とはやや異なり、2つの感覚の間に一定の脈絡がある(演奏が素晴らしいほど豊かな色彩が見えるなど)。作中では伊調が「音を聴くと色が見える(色聴)」、聖月が「音を聴くと味を感じる」、舞が「音を聴くと匂いを感じる」、弾が「音を聴くと風を感じる」共感覚を持つ。過去には咲良も舞と同じ嗅覚の共感覚を持っていた。
※この「共感覚(シナスタジア)」の解説は、「SOUL CATCHER(S)」の解説の一部です。
「共感覚(シナスタジア)」を含む「SOUL CATCHER(S)」の記事については、「SOUL CATCHER(S)」の概要を参照ください。
「共感覚」の例文・使い方・用例・文例
共感覚と同じ種類の言葉
- 共感覚のページへのリンク