さっ‐かく〔サク‐〕【錯覚】
錯覚
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/04 02:16 UTC 版)
概要
錯覚は刺激の解釈に錯誤が起きている知覚である[1]。感覚器が正常にもかかわらず対象物に対して誤った感覚や認識を得ており、存在しない対象物を存在すると見なしてしまう幻覚とは区別される。
一般に、錯覚は知覚の誤りと考えられていて、感覚・知覚・認識過程のどこかの部分がミスしたことで生じる、と認識されている[2]。しかし、心理学でいう錯覚とは、間違いや誤りの類いでは無い。注意深く観察しても、予備知識があっても生じてしまう、人間の感覚・知覚特性によって作り出される現象を指す[2]。
錯覚の種類
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錯覚はその原因により大きく4つに分けることができる。
- 不注意性錯覚
- 対象物への注意が不十分のために起こる錯覚。見間違い、聞き違い、人違いなど、われわれが日常経験する多くの間違いを含んでいる。
- 感動錯覚
- 暗くて怖い場所を歩いていると、物の影が人影に見えたり、何でもない物音を人の気配に感じることがある。恐怖や期待などの心理状態が知覚に影響を与えるものである。
- パレイドリア
- 雲の形が顔に見えたり、しみの形が動物や虫に見えたりと、不定形の対象物が違ったものに見える現象に代表される。対象物が雲やしみであることは理解しており、顔や動物ではないという批判力も保っているが、一度そう感じるとなかなかその知覚から逃れられない。熱性疾患の時にも現れやすい。
- 生理的錯覚
- 数多く知られている幾何学的錯視や、音階が無限に上昇・下降を続けるように聞こえるシェパード・トーンなどのように、対象がある一定の配置や状態にあると起こる錯覚。誰にでもほぼ等しく起こる。
その他の錯覚
- フレゴリの錯覚
- カプグラ症候群(ソジーの錯覚)
- クラスター錯覚(en:clustering illusion)
脚注
- ^ a b "「錯覚とは,与えられたる刺激の,実際と異なりて,知覚せらるる現象を云い・・・」これは 1911 年に大槻が述べている錯覚についての定義である" p.582 より引用。安藤英由樹. (2008). 力触覚における錯覚とその応用. 計測と制御, 47巻 7号 pp. 582-586.
- ^ a b 藤井輝男 重野純(編)「錯視」『キーワードコレクション 心理学』改訂版 新曜社 2012 ISBN 9784788512900 pp.108-111.
関連項目
- 錯視
- 神経順応(残効、残像) - 船の振れ、なにかをずっと見ていたなどの刺激を取り除いた後でも残ったり、刺激に慣れてしまうこと。
錯覚(さっかく)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 03:11 UTC 版)
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錯覚
「錯覚」の例文・使い方・用例・文例
- 目の錯覚
- 頭の錯覚
- 彼が錯覚に陥ります
- あなたは、私を愛していると錯覚している。
- それは錯覚でしかない。
- 目の錯覚かと思った。
- 彼は自分が天才だと錯覚していた。
- これはあれよりも長いように見えるが、錯覚だ。
- 冬の暖かい日は春であるかのような錯覚を起こさせる.
- 幻視, 目の錯覚.
- 目の錯覚.
- 君が彼女に会いたがっていると錯覚していたんだ.
- 深さの錯覚を演出するための絵画における短い線
- 運動錯覚を引き起こすために、一連の写真の提示が用いられる
- 錯覚で特徴付けられるあるいは、を生み出すさま
- かすかに錯覚のベルの音を聞いたように思った
- 手足を切断された患者が感じる手足の錯覚
- 見る人にその真実性について錯覚を起こさせるように非常に細密に描かれた絵画
- 人を誤った方向に導く錯覚
- 錯覚によるもので、手に入れることができないもの
錯覚と同じ種類の言葉
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